隠者は、大アルカナの9番目のカードです。どのタロットデッキでも、地味でひっそりとした印象が強いカードになります。『隠者』という言葉は聞きなれない言葉でしょうが、世俗との交流を絶って、山野などに隠れ住む人を表します。絶対的な知識と分別を備えた仙人に近いイメージかもしれません。思慮深く、探求心の強い賢者です。低俗なことに惑わされず、さまざまなことを学び、深く思考を働かせながら毎日を送っている修行者でもあります。, 何事をも見通す洞察力があり、すべてを知っているため、彼の前で隠し事をしたり、嘘をついたりすることはできません。真実や探求、出来事の核心を意味しています。達観し、悟りの境地にある彼は、世俗との交流を絶っているとはいえ、心の闇を照らしながら、光を求める人を救済しようと思っているのです。, このカードは、隠された真実を捜し歩いたり、物事の核心に迫ったりしていくときの過程も表します。行動に移す前に、自分を内省し、物事の表層だけを見るのではなく、核心の部分からしっかりと考え直すべきであることを警告してくれています。自分自身の本来あるべき姿、本当の願望などを思い出すことで、出来事や物事の本当の姿、真実を見極める事ができるのです。迷いを解き放ち、正しい道へと導いてくれる人物が現れる暗示と読み取ることもできます。, 分別あること、上方からの知恵、慎重さ、自己を見つめる、熟考、深い知恵、啓発、内省、秘密、慎重、結論、質問、用心深さ、老人、世捨て人、洞察力、研究心、賢明な導き手、哲学的、達成感、絶対的な知識、思慮深さ、科学・科学・料理での正しい材料の組み合わせ、実行できる旅行, 正位置での解釈は、自問自答を繰り返し、道を見極めるときがきたことを示します。必ずしも目立ったり人に認められたりする必要はありません。他人に惑わされず、自分を信じる道を大切にすべきです。見ている人はちゃんと見守ってくれているでしょう。流行や世間体に惑わされることなく、信じる道を突き進んでください。ただ、自分なりに目標から逸れてはいないかどうか、方向は間違っていないかを検証することも大切でしょう。, 結論を急がず、慎重に行動することの大切さが求められます。今までのやり方や、考え方を振り返る時期に来ているようです。深い思考によって、感覚的に進むべき道が見えてくるでしょう。それまで自問自答することも必要です。落ち着いて状況を見つめなおすことによって、真実の答えを導き出すことができます。それによって、新しい人間関係や、新しい仕事を滞りなく行うことができるでしょう。, まずは、熟考して、問題を解決することが先決です。世の中の不条理や、そのようなものに心の底で抱いていた不条理な感覚が次第に薄れていき、これまでプレッシャーに感じていたことや、拘束されている感覚に陥っていた事柄が次第に解消されていくでしょう。少しずつ光が差し込み、本来の姿を取り戻し、望む未来や結果を手中に収めることができます。よく考えて原因を突き止めること。そこから、解決の糸口が見つかります。心を開き、周囲の人たちを信頼し、安心して進むと良いでしょう。, 皮肉、孤独、陰湿、内向的、悲観的、落ち込み、偏屈、未熟さ、愚かな悪行、永遠のピーターパン、経験のなさ、失敗を招く、執着への警告, 逆位置での解釈は、分別や常識に目を向け、相手を尊重する姿勢を取ることが望まれています。あなたが今こだわっている事柄は、本当に大切な事なのでしょうか。『木を見て森を見ず』という言葉通りになってはいないでしょうか。誰のことも信頼することが出来ず、自分のことも良くわからないままに、社会や他人に対して、悲観的になってしまう状況を表しています。内気で愚痴が多く、何事からも隔離された感覚があるでしょう。, 分別や常識といったものを軽んじてしまうのは禁物です。疑り深くなって警戒しすぎると、肝心なことを見逃してしまいます。自分の殻に閉じこもってばかりいたり、閉鎖的な考え方では幸運をつかむことはできません。なかなか先が見えない状況に嫌気がさして希望が見えなくなっても、愚痴ばかりこぼしていては前に進めなくなってしまいます。今ある出来事に嫌気がさして、世の中から離れてしまいたい、現実逃避をしているのではないですか。人を見下すような態度を改めて、相手を尊重する姿勢を持つことが開運につながるでしょう。, 現在の自分の立場や能力を、正確に把握する必要があります。過小評価をしても、過大評価をしてもいけません。不安や悩みを自分の心の中にため込まないでください。冷静に判断する自信がなかったら、信頼できる人にアドバイスを求めることで道が開けます。人のアドバイスに悲観的にならず、相手を信頼して、心を開いて素直に聞くことで、人生を見直すことができそうです。. カウンセラー職 片思いのままで良いと思っている場合もあるでしょう。
逆位置の場合は、「偏屈」や「自分の殻に閉じこもる」ことを意味しており、素直になれず関係が悪化してしまう可能性を示唆しているといえるでしょう。
・自分の殻に閉じこもる
相手自身も「1人になりたい」と考えている可能性が高いので、今はそっとしておいてあげたほうが良いでしょう。
POINT1.集客はインターネットサービスのプロが担当！集客に困らず鑑定に集中出来ます。 実際に自分自身で占いをして行く際に、隠者の意味の基本や解釈の仕方の基本が大事になり、この基本的な内容を理解しているかどうかが占いの結果の解釈の明暗を分けることにもなります。, この隠者の意味の内容は、占い結果を解釈していく際の基礎的な知識になります。 ルーン
ウェイト版タロットカードの大アルカナ10番目は、『隠者』（THE HERMIT）というカードです。一般的な『隠者』とは、俗世間との交わりや名誉を捨て、ひっそり隠れるような暮らしに安らぎを得る人という意味があります。 恋をするより1人の時間を過ごしたいと思っている可能性があります。
更新情報, タロットカードの、隠者の意味と解釈の仕方の解説になります。 思慮深い愛情
タロットカードの、隠者の意味と解釈の仕方の解説になります。 隠者の意味の基本や解釈の仕方の基本などは、実際に占いをしていく際の基本事項になります。 実際に自分自身で占いをして行く際に、隠者の意味の基本や解釈の仕方の基本が大事になり、この基本的な内容を理解しているかどうかが占いの結果の解釈の明暗を分けることにもなります。 この隠者の意味の内容は、占い結果を解釈していく際の基礎的な知識になります。 タロット占いでは、展開されたカードの全体像や背景と繋がりから、個々 … ・今後のことを熟考する
また、相手は少々神経質になっているようなので、あなたが気持ちを伝えても、素直に受け取ってくれないことが考えられます。
そういった時に手っ取り早いのが占ってしまう事 ・疑り深い
隠者のカードに書かれている9という数字は、一桁の自然数のうち最も大きく、総合的完成と終わりを意味する数字です。 隠者は賢者、または仙人とも呼ばれています。世俗的な欲望を捨てて、知恵を見つけるために生きている哲学者のような人です。なのでカードの画像も隠者を高齢者に表現しています。生まれたばかりの子どもたちや若者たちとは異なり、 高齢者にはすでに世界の理を知っていて、大きすぎる欲がない賢明な …
隠者の基本的な意味となる「真実の発見と現実逃避」に併せ、力の意味「確固たる信念と目標の挫折」、運命の輪の意味「幸運な状況と不運な状況」を正位置・逆位置に準じて解釈していきます。
グレーのローブを身に纏った老人が、氷山の上に立っています。右手には、六芒星が輝くランタンを持ち、左手にはワンド(杖)を持っています。 世間を離れ、山の上から下界を見下ろすこの老人は、一人で真実を探求しています。
この際、「正位置だから良い」「逆位置だから悪い」というような安易な解釈はせず、正位置の意味合いを踏まえた上で、逆位置の解釈をすることを忘れないようにして下さい。, 隠者は、前の力からの精神的な強い忍耐力と覚悟の流れを背景として受けつつ、次の運命の輪の人生の大きな転機やチャンスの到来への流れを背景に持ちます。隠者に至るまでに覚悟した強い意思や精神的な忍耐力が背景にあることから、隠者での悟りの境地に至ること、人生すべてを振り返り本当に大事なものが何だったのかを確認できることなどを表しています。愚者から始まった物質界のストーリーが、この隠者として一旦は完結し、人として本当に大事なものが何だったのかに気が付くというのがこの隠者の主題になります。それは人の心であることや精神的な絆と信頼関係であること、物事に動じない悟りを開いた境地という事になります。この人として成熟して達観することにより、人生を大きく変えるような転機やチャンスが到来するというのが次の運命の輪への流れになります。この隠者には、次の運命の輪が到来する予兆というものも含まれていると考慮し、解釈をしていくことでより深い解釈ができるようになります。隠者は、一見地味になりますが、前者の力と後者の運命の輪を考慮すると非常に重要な転機を迎えつつあるという大事な意味合いにもなります。, ここでは、タロットカードを対比させることで、どのような背景や繋がりがあるのか、どのようにカードを読み分けるのかを解説しています。 隠者は、大アルカナの9番目のカードです。どのタロットデッキでも、地味でひっそりとした印象が強いカードになります。『隠者』という言葉は聞きなれない言葉でしょうが、世俗との交流を絶って、山野などに隠れ住む人を表します。 隠者のカードは、力の影響を受け、運命の輪のカードに影響を与えます。 じっと過去の恋愛を振り返って反省し、相手のためにどう行動すればよいかしっかりと考えることで、やがて光が見えてくるはずです。
叡智や内省を意味するタロットカードの「隠者」。恋愛のタロット占いではどんな意味を持つのでしょうか？基本的な意味から相手の気持ち、片思い・結婚・復縁など恋愛の状況別に、隠者の正位置・逆位置それぞれの意味を解釈していきます♪, ・恋愛のこと 付き合いたいと思うなら、チャンスを逃さず行動を起こすことです。, 逆位置の場合、相手には恋愛をする気持ちがあまりなさそうです。
ペンタクルの7のカードがタロットの全体像の中でどのような位置付けにあり、ペンタクルの6とペンタクルの8との関係性を考慮して解釈することがタロット占いの結果の解釈では大事になります。 個々のタロットカードの解釈をする際に、視野を広げるためにカードを対比させてイメージしておくようにして下さい。, 隠者はこれまでの人生での経験や知識を元に悟りを開くというような達観した状況を表すのに対し、力は自分自身の欲望を抑えて忍耐強く耐えること、強い意思と覚悟を持つことを表します。この力の意味する状態が極限まで達することにより、隠者の境地に達するというような流れと比較で考えることが大事になります。隠者と力はそれぞれが保守的でどちらかというと受け身の姿勢になりますが、隠者はすべてを悟り、自分から身を退くような受け身の姿勢であり、力は積極的に動きたい衝動を抑えての受け身の姿勢になります。隠者では力で抱いていた欲望などは全て消え、悟りを開くことにより、本当に大事なもの、本当に必要な物は足元にあったという事に気が付くという背景を考慮して解釈してください。, 隠者は愚者から始まった物質界における人としての人生の締めくくりになり、運命の輪は物質界から幽界に切り替わる中間点となる幽現界を表します。人が老いて無くなり、あの世に行くという大きな転機となるのがこの運命の輪となります。隠者では、世の原理や摂理を理解し、運命の流れに身を任せるという背景がありますが、運命の輪はこの人生の流れが大きく切替るという転機という背景があります。そのため運命の輪で訪れる転機というのは、人の人生の中で言うと人生が大きく変わるような、価値観が180度変わるような非常に大きな出来事や変化という事になります。隠者では、悟りの境地に至ることにより、この大きな変化は意外と身近なところ、足元にあったことに気が付くという背景を考慮します。, 隠者では社会から身を退き隠居生活を送ることを表すのに対し、太陽ではまさに輝かしい今現在を最大限に楽しむというのを表します。隠者の隠居生活では、どちらかというと日の目を見ない少々暗く地味な生活や状況になるのに対し、太陽では周囲からの脚光を浴びて輝くこと、楽しく喜ばしい時間を過ごせる状況になることを表します。隠者は人としての物質界での最後になり、太陽は魂としての幽界での最後になります。物質界では年を取ることにより次第に落ち着いていくことになりますが、幽界では色々な問題を乗り越える事により次第に明るく輝いていくことになり、次の転生に備えるという準備段階に入ります。このように物質界での背景と幽界での背景を考慮して解釈すると明暗が明確になります。, 隠者の正位置は、長い人生を過ごした後、本当に大事なものは足元にあったことに気が付くという背景になります。本当に大事だと気が付いたものには、平和な日々の生活であること、身近な家族や仲間であること、人を信頼し、信頼されるような心開ける状況であることなどになります。探すのに長い時間を掛けた結果、探していたものを足元に見つけるという背景があります。また、社会の喧騒から離れて悠々自適の時間を過ごすことや、自分の世界に没頭して心理を解き明かそうとすることなども背景としてあり、地味ながらも奥が深い意味合いになります。, 隠者の逆位置は、正位置での本当に大事なものに気が付かないこと、探しても見つからないことを表します。人生での経験が少ないことや、知識が足りないことなどから、答えを出せないという流れになります。また、本当に大事なものを失ってから、その大事さに気が付くことや、年月を重ねた後に、過去を振り返り後悔するということなども背景としてあります。高望みばかりで足元が見えていないこと、社会の喧騒から離れすぎて日時籠ってしまうこと、自分の殻の中に閉じこもってしまい、外界との接触が持てないことなども背景としてあります。, 隠者の意味や解釈の内容に関しては、上記の内容が全てではありません。