※コリンスキーの筆が高価で難しい場合は、手頃なリセーブル(ナイロン製)の筆がおすすめです。リセーブルとはナイロンを加工してセーブル毛へ近づけたものです。, ガッシュを使用する際はコシの強い油彩筆から選ぶのがおすすめです。タッチを生かした厚塗りに向いています。 細い線などを引くときは、自作の割り箸ペンの方が使いやすいでしょう。 マスキングのヒント2 (左)ナイロン筆2号で塗りました。 (中)割り箸ペンで線を引きました・・・かなり細い線も引けます。 本ページでは水彩画を描くにあたり、必要な画材について詳しく解説いたします。水彩絵具は新しく絵を始める方にも向いている画材です。是非ご一読の上、画材を揃えるところから始めてみませんか? また、中級者の方にこそおすすめしたい水彩画用品から、あると便利な道具類までご紹介致します。, 水彩絵具には「透明水彩」と「ガッシュ(不透明水彩)」があり、使い方と仕上がりが各々異なる絵具です。両方とも水で溶いて描き、成分もほとんど変わりませんが、色の元となる顔料の大きさに違いがあります。透明水彩は顔料が細かく、塗った際に下の色や紙の地が透けて見えます。その反対にガッシュは顔料が粗く、絵具に粘り気があり、下の色や紙の地を覆い隠します。これらの特徴を生かして併用したり、効果的な使い方をすることで表現の幅が広がります。, ★水の使用量は控えめに、ハイライト等は後から描き込むと効率が良い。 ※但し油彩筆は軸が長い為、扱い辛いと感じる方は通常の水彩筆でも問題ありません。, 主にアルミ製かプラスチック製のものを使用します。沢山の色を使用する方は仕切りが多いものから選ぶと良いでしょう。ハーフパン(固形水彩)を使用している方は、セットに付属されているケースがそのまま混色用パレットとして使える為必要ありません。, アルミ製はへこみやすい為、乱暴に扱わないよう注意が必要です。チューブから出した絵具をパレットへ詰め、固形化させて使用する作家もいます。, 紙を湿らせたり、余分を吸い取ったりするなど、水分量を調節する際に使用します。絵具を付けてスタンプすると変わった質感で描くことも出来ます。, 水彩画では絵具以上に紙選びも重要です。基本的には「水彩紙」として販売されている専用のものから選びます。絵具の発色が美しく、塗り重ねても表面が毛羽立たない為、画用紙などと比較すると描きやすさ・発色・丈夫さ・どれを取っても格段に優れています。水彩紙には沢山の種類があり、個人により評価も分かれます。紙の目の粗さや吸い込み等を実際に試してみながら、自分に合ったものを選びましょう。, ブロックタイプの水彩紙は糊綴じが施されており、簡易的な水張りの効果がある為、波打ちがしにくい仕様となっています。初心者の方は紙質の癖が少ない「ウォーターフォード ホワイトブロック 中目」のF6サイズから始めるのがおすすめです。, 水彩紙を使用したイラストレーションボードです。水張りが不要ですぐに描き始めることが出来ます。, 大作を描く方にはロールのご用意も御座います。紙は水を吸収すると伸びて波打つ為、事前に水張り作業が必要です。, 水張り作業時に必要な道具類です。紙の4辺を専用のテープでパネルに貼ってから描きます。, 下書きを描く際に使用します。紙の表面を傷めないよう、2Bくらいの芯で軽く描き、消す際はネリゴムを使用します。, シャープな線や広い面積を白抜きしたい際に使用します。塗り残したい(白抜きする)部分に貼り付け、上から絵具を塗って乾いた後に剥がします。, 塗り残したい(白抜きする)範囲が狭く、複雑な箇所はマスキングインクを使用します。マスキングインクは筆を傷めやすい為、ペンタイプの[シュミンケ マスキングインク] や[ホルベイン マスキングフルイド]がおすすめです。ペンで描く感覚で細い線をマスキング出来ます。 ペンと水彩で風景画を描こうと思っている人へ。あなたはどんなペンを使っているだろうか?上の2枚の作品はそれぞれべつのペンを使っている。その違い、使い方について書こうと思う。, 本来は絵画用のペンをインク壺に浸して描くというのが古典的で正当な方法だろう。 だが現実的に、私のように頻繁にスケッチ旅に出かける者にとっては、やはり鞄からさっと取り出し、気軽に描けるペンが欲しい。インク壺を持ち歩くのは正直言って苦痛だ。, 今回は、そんなちょっとめんどくさがり屋の人のために、より簡単で、いい絵が描けるそんなペンは無いか、私なりの経験と、検証結果をお話ししようと思う。, 私が普段使っているのは太さ0.3mmのサインペンか0.5mmのイラスト用の万年筆のどちらかである。, 前者では以前はホルベインの絵画用油性サインペンを愛用していたが、最近入手できなくなった。どうやら廃番になってしまったようだ。 サインペンはインクが無くなるとどうせ新しいのを買わないといけないので、最近はその都度、よさそうなものを何本か買って試しながら、スケッチしている状態である。, 後者はtachikawaのLinemerkerを使用している。万年筆タイプなのでインクは交換できる。ただしペン先は高級な万年筆のような耐久性は無く、旅先での私の使い方が荒いせいもあり、ペン自体も一年ごとに買い替えている。, まず4種類のペンとそれぞれの線を比較してみた。左からLinemerker0.5mm、uniのPIN0.3mm、STAEDTLERのpigment liner0.3mm、COPICのMULTILINER0.3mmである。, 引いた線のルールを解説しよう。まず標準の太さで水平線を7本引く(左側の〇しるしをつけた線), 次に上部の区画に細い縦ラインをフリーハンドで引いてい行く。間隔はペンの太さに合わせ自由、隣り合う線がくっつかない程度にできるだけ均質に引いてみた。この線は私が描く古い街並みのにある建具の格子のイメージだと思ってもらえればよい。, 次に下部の区画に細い横ラインをやはりフリーハンドで入れてみた。容量は細い縦ラインの時と同じだ。この線のイメージは平葺き屋根の横線のイメージだ。, まずは大きな比較から。一見してわかるのは同じ太さ「0.3mm」をうたっていてもこれだけ差があるということ。特にUNIのPINはLinemerkerの0.5mmよりも太い。, 細線、標準線、太線の描き分けについては、もちろん私個人の力加減で描いているので、きわめて定性的な評価であることをお断りしておくが、それなりに面白い結果が出ている。, まずLinemerkerについて。万年筆タイプなのでペンの向きと力の入れ具合によって線の太さは敏感に変わるようだ。 だから同じ標準線を描いたつもりでもペンの角度が違うとその線だけ細くなっている。その分斜め線の太さと細い水平線との差は相当あり、描き分けしやすいという意味では最高である。, UNIのPINは力を入れると相当太くなる。0.3mmどころか斜め線の一番太いところは1mm近くありそうである。 このペンは油性だけあって、水彩紙にはことのほかしみこみが早そうで、描き始めと終わり、つまりペンの速度の遅い部分はさらに太くなる傾向がある。 このペンを使いこなすのは、かなりセンスが要りそうだ。, STAEDTLERのpigment linerのも比較的よく線の太さを描き分けられる。実はこのペン私はすでに5年以上使っている。もちろん毎日使っているわけではないが、そんなに長く使っているのはこのペンだけである。恐るべき耐久性と言えよう。, 長く使っているので私はこのペンの癖を熟知している。このペンは筆圧では線の太さはほとんど変わらない。太さを調整するのはペン先の速度のみ。 しかもその再現性が何度描いてもほぼ同じなのだ。だから細い縦ラインは標準線の横ラインよりスピーディーに、太い斜めラインはよりゆっくりと線を引けばよいのだ。, 最後のCOPICについては、最近イラストレイターの間でよく使われているとの評判を聞き、つい最近購入したものだ。だからまだ水彩画を描くためのペンとしては一度も使用していない。, このサンプルで言えることは4つの中で線の太さの差が一番少ないということだろう。特に顕著なのは斜めの太線だ。自分ではかなり力を入れて描いてみたつもりだがあまりその効果は出ず、4つの中でも一番細い。, 強弱をこのペン一本で着けるのはかなりむつかしそうだ。逆に言えば同じ線の太さが維持できるのでイラストには最適なのかもしれない。, その他に気が付いたことがもう一つある。一番左Linemerkerは線の強弱については文句ないのだが、線の開始と終わりをよく見てほしい。他の3枚に比べて不揃いであることがわかるだろう。, これはペン先の形状が起因しているようだ。他の三本はステンレス製の0.3mmの細い芯の先の一点からインクが出る。だからどんな持ち方をしようがペン先はクリアで描き始めの位置を見誤ることは無い。, だがLinemerkerは筒の先端をカットしたペン形状であり先端が見にくい。かつ角度を変えるとインクが染みだすタイミングがずれる。だから狙った位置から少しづつずれる場合があるようなのだ。, そういえば、特に小さな絵を描いているとき、「今日はペン先が思うように動かないな?」と思うことがよくあった。その時は「調子が悪いのかな」くらいに軽く考えていたが、どうやら違うらしい。ペン先の接地位置はペンの癖を知って慎重に描く必要があったということだ。, もっとも、以前にも書いたようにペンと水彩で風景画を描く場合、人間の目はそんな微細な差など気にしない。あくまでも全体のバランスで「この絵いい!」と思うのだ。, 上の4つのペンのうち一番扱いにくそうなUNIのPINを使った作品(上)と一番絵を描くには適していそうなLinemerkerを使った作品(下)が冒頭の2作品である。(比較のために、2作品ともペン描きの状態を載せている。完成作品は「加藤美稲水彩画作品集→」に掲載しておくので、そちらも比較して欲しい。), PINの線は太くなることを知っていたので線は一気に引かない。むしろところどころ途切れるようにして、消えかかる部分との対比のおもしろさを絵の中で生かすようにしている。またペンの線を生かすため、水彩は線を消さないように透明色だけを重ねるようにしている。, Linemerkerの線はペン先の向きや強弱が素直に現れる、曲線でその味が出る。寺の屋根がこの絵のポイントなので迷わずLinemerkerを使用した。微細な強弱のある屋根の線はPINではきっと描けなかったと思う。 この絵ではペンの線が細いので水彩の明暗の細かなグラデーションと一体として立体感を表現できる。だから左図に比べると色の重ね回数も多くなっている。, 私自身は今のところ、「ペンは絶対にこれ!」とに決めようという気はあまりない。絵の大きさ、モチーフに応じて最も適切なペンを選べばいいと思っている。 あなたもいろいろなペンを試してみるといいと思う。あなただけの「これは!」というペンとそれにぴったりの表現法を見つけたら最高だ。, P.S.今回は「ペンの使い方と選び方」にテーマを絞って記事を書いた。「ペンと水彩で描く風景画」について下記に関連するページのリンクを貼ってある。是非参考にしてほしい。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。. All rights reserved. 透明水彩絵の具で描くとき難関の一つが白抜きです。特に、細い線や小さな部分がたくさんあるとめんどうですね~。. All rights reserved. 日曜画材研究 透明水彩 「赤色を使い分ける」-異なる赤で描く静物・スイカ-の... 第2・4週日曜日開催の1日講習会。毎回、講師、内容が変わりバリエーションに富んだ内容で大人気!「日曜アートセミナー」のお申し込みはコチラから☝, 第1・3週日曜日に開講の“今さら聞けない!”画材の基礎を学ぶ少人数制の講習会です。お申込みはコチラから☝, 大人気!田伏勉先生指導による大人のための「クレパス画」全5日間のトライアルレッスンです。, 日本画家・岡部隆志先生指導による「色箔」を使った「現代日本画」表現はアートサロンでしか学べません!, 講師・渡辺聡先生がデモンストレーションを行いながら制作を進めます。画材毎に沿ったテーマで楽しく、センスアップを目指しましょう!, 本場はオランダの老舗画材メーカー、ロイヤルターレンス社。アートサロンでもターレンスジャパンより一部の画材を取り扱い、販売を行っています。詳しい商品はコチラから☝, 保育士・幼稚園教諭の造形活動を楽しくサポートする会員制のWEBサイトです! 季節・行事の製作や絵画の保育案を400以上ご紹介。 子どもたちの作品、材料・用具の使い方、助言・援助の方法など保育に役立つ情報を掲載!, 日曜画材研究 透明水彩「初めてのマスキング技法」-白抜きの効果で描く草原-のご案内, 日曜アートセミナー 「覚えておきたい日本画表現 テーマカラーを決めて描く人物画」のご案内. 水彩画に必要な物は?初心者におすすめの画材を紹介:画材, 額縁の販売専門店「世界堂」の通販サイト。より良い物を、より安くお届けします。8,800円(税込)以上お買上げで送料無料 濃い背景に白色を塗りたい時、あなたならどうするだろうか? もちろん不透明の白色絵具を塗れば簡単だ。だが透明水彩の魅力は後ろの色が透けて重なる美しさを追求することにある。 不透明な白絵具を塗るのは本来邪道。紙の白を残して塗るのが基本だ。, だから空に浮かぶ白い雲を描きたければ雲は紙の白を残して空だけを青に塗ればいい。 問題は次のパターンだ。空を飛ぶ一羽の白いかもめを描きたかったらどうするか?, この場合はかもめの白を塗り残さなければならない。しかし細いアウトラインのかもめをシャープに空色で塗り残すには、紙を乾燥させておく必要がある。しかしそうすると必然的に空に筆跡が残りやすくなり、塗りムラが出てしまう。, これはゴム状の液体で白く残す(または後から別な色を塗る)部分に先に塗っておくと、乾燥後は後から塗った水彩絵具をはじいてくれる。だからまずカモメの形にマスキングインクを塗り、空の部分にたっぷり水を浸み込ませてからムラのないように青を塗る。この時カモメ部分も一緒に塗ってしまうのがコツだ。, 塗り終わった後、カモメ部分のマスキングインクをはがせば、下地の白がマスキングインクを塗った形状通り、シャープに残る。このまま白として残すもよし、もちろん別の色を塗って仕上げることも出来る。, 私は草むらに光る茎や花びら、暗い森林の中で明るく反射する木の葉、水面の波頭などに使うことが多い。, このテクニックを使えば初心者も完璧…と言いたいが、意外に製品の選び方と使い方が難しく、私もいままで何度か失敗している。初心者、いや中級者に, 先に言っておくと私の目で見て今現在まだ完全に満足した製品はない。いずれも帯に短したすきに長しの状態だ。それでも少なくともしてはいけないことだけはお伝えできると思う。, インクの形式はいくつかある。まずインクケースの蓋を開け、筆にインクを付けて塗るタイプ。長所は細筆を使えば、細い線、しなやかな線が引けるので、ある程度インクで絵が描ける。 欠点はインクケースが密閉されないのですぐに硬くなり、2度目以降は筆を使っても細くはならない。3度目以降は単なるゴム粒を置くという状態で、もはや絵を描く道具とは言えなかった。, 次に細い金属性または樹脂製のノズルの先からインクを出し直接塗るもの。長所はインクケースの蓋を開ける必要が無いので、インクの硬化を防ぐことが出来ること。短所はノズルの先端が硬質なので、しなりが無くやわらかい線は引きにくい。また長時間使い続けると、空気に触れる先端がどうしても詰まりやすくなる。無理に押し出すと一気に塊が落ちることもあり、なかなか扱いにくい。, 最後にボールペンペンタイプ。0.7mmのごく細タイプが発売されたと聞いて、早速注文した。形状はまさにボールペン。しかし通常に描いただけではインクの出が悪い。ボールペンの本体に圧力をかけると、一気に出て太くなる。もう少し使い込めば思うような線が引ける可能性はある。その時はまた報告したい。, インクを塗った後すぐに水彩絵具を塗ると、水分に溶けてマスキング部分が流れ出すことがある。絵具を塗るのはマスキングが乾いてからにすること。もっともわざとインクと水を混ぜて使う人もいるようだ。, 私が経験した最大の失敗はマスキングして、上に色を塗り、そのまま1ヶ月ほどほっておいたことだ。気がつくとマスキングインクの脂分が黄色く変色し、水彩紙に染み出していた。 マスキングをはがしても黄色いしみはどんなに洗っても絶対に取れない。メーカーによっては塗ってから何日以内にはがしてくださいと明記してあるはずだ。早めにはがすほうがいいだろう。, インクをはがすときは、紙が完全に乾いてからはがすこと。早く仕上げようと、紙がまだ水で湿っているときにインクをはがすと、紙の表面がインクの強さに負けて破れてしまう。こうなると処置は難しい。 裂けた部分に色が浸み込み破れた形がはっきり見えてしまうのだ。さらにはがれた部分は他と同じ発色にもにじみ具合にもならない。つまり完全に絵描きのテクニックが使えない状態になってしまうのだ。, マスキングインクと水彩紙の材質(水彩紙の選び方はこちら→)、特徴ははメーカーにより千差万別なので、組み合わせによっては、上記のような失敗は最低限で抑えられるかもしれない。だが、せっかくの作品が最後に消えるはずのマスキングインクで台無しになっては泣くになけない。, P.S. « 彩雲 年賀 ブーゲンビレア | 水彩画のマスキングインクとは何か? ... まずインクケースの蓋を開け、筆にインクを付けて塗るタイプ。長所は細筆を使えば、細い線、しなやかな線が引けるので、ある程度インクで絵が描 … 本日は5月19日(日)開催の日曜画材研究透明水彩「初めてのマスキング技法」-白抜きの効果で描く草原-のご案内です。講師参考作品透明水彩で絵を描いている時に、「紙の白をキレイに残したい」と思ったことはないでしょうか?そんな時に使用するのがマスキングインクです。 | このWebサイトは、安全ではない。ウィルスが侵入。 », 白く抜かれた部分がたくさんあり、描くのは至難です。(もちろんですが、絵の具の白は使わない前提です), ここでは、白抜きのことを「マスキング」、そのための画材を「マスキングインク」と呼ぶことにします。.  その後、自分の好きな色や必要に応じて追加していくと良いでしょう。, オーソドックスなチューブタイプの水彩絵具セットです。特にホルベイン製は初心者にも人気で、長く支持を得ています。, 絵具の使用量が少なく、薄塗りで描く方におすすめです。持ち運びもしやすく、外出先での制作時にも向いています。, マットな質感で発色の良い画面を描きたい方にはガッシュ(不透明水彩)がおすすめです。, 水彩画において最も重要な道具は筆です。経済的に支障がなければ、質の良いコリンスキー(セーブル毛)の筆がおすすめです。コシの強さ・水の含み・描く際のコントロールなど、どれをとっても定評があります。水彩絵具は水で洗えば簡単に色が落ちる為、沢山の本数を揃えるよりも、質の良い物を2~3本購入することをおすすめ致します。始めの内は丸筆(ラウンド)10~12号を1本、2~6号の筆が2本あれば充分です。その後必要に応じて平筆・フィルバートなどの毛先の形が異なる筆や、日本画用筆も含め、自分の制作に合う筆を探してみると良いでしょう。