(平成30年度 「離婚」の調停成立又は調停に代わる審判事件のうち未成年の子の処置をすべき件数  親権者別  全家庭裁判所), 親権が得られなかった親は子供と一緒に生活することができなくなるので、子供を大切に思う親にとっては離婚しても幸せになれるとは限らないでしょう。, 親権を獲得できるかは、これまでの子育ての貢献度や、離婚後にしっかり子育てできる環境を整えられそうかどうかなどが関わってきます。, より詳しい判断基準について知りたい方は、離婚で親権を母親が獲得するには?親権者を決める判断基準について弁護士が解説をご覧ください。, 自分の今の子育ての状況がどう判断されるのかを知りたい人は、弁護士に相談するのも良いでしょう。, 親権を得た元配偶者よりも自分の収入が高い場合、通常よりも多くの養育費を支払わなければなりません。, 親権を得られない上に子供が成熟するまでの養育費の支払いも必要になるので、離婚後の生活を圧迫させる可能性があるでしょう。, というのも、特に元配偶者の収入で生活していた専業主婦の場合は、離婚することで家賃や食費などの生活費をすぐに賄うことが難しく、生活水準を下げる必要が出てくるからです。, こうしたことからむやみに離婚するのではなく、離婚前にしっかりと生活設計を立て、ある程度の貯蓄をしてから離婚する必要があるでしょう。, 自分の収入が元配偶者より多い場合、収入が少ない元配偶者に対して多額の財産分与や慰謝料を支払わなければなりません。, 多くの費用を支払うことになるため、いくら収入が多くても生活を切り詰めることになる可能性があるでしょう。, 離婚するためには様々な手続きを行わなければなりませんが、その手続きの多くは複雑な手順が必要です。, 離婚を考えていると「絶対に離婚したほうが幸せになれる」と思い込んでしまいがちです。, こちらでは5つの状況を紹介するので、ぜひ一度本当に離婚が正解なのかを確認してみてください。, 実家や両親、親戚などを頼れないと、完全に1人で生きていくことになるので、生活が困窮しても助けてくれる人がいなくなります。, 離婚によって自分の身の回りに起きる影響がなにかわからない中、1人で生きていくことは不安ですよね。もしかしたら仕事も家も失ってしまうかもしれません。, 離婚をすると、いろいろな面でお金がかかります。たとえば新しい住居だったり、利用する家電製品だったり、用意するものは多いです。, 財産分与などでまとまったお金が貰えるなら問題ありませんが、それすらも不明瞭な場合、生活に困ってしまうかもしれません。, 仮に親権ももらうとなると、1人で子育てから仕事まですべてこなす必要があるので、肉体的にも精神的にも負担がかなり増えてしまいます。, 他に頼れる人がいれば対応もできますが、何もなければ自分の体を壊すことになりかねないので、子育てが落ち着くまでは離婚を避けましょう。, 1人になると自分で生活費を稼ぐ必要がありますが、職歴のない人を積極的に採用してくれている企業はなかなか見つかりません。, するとアルバイトやパートが働き口になるのですが、そこでは満足した収入が得られず、離婚前より生活水準が下がってしまいます。, 離婚すると将来的に働き続ける必要があることを考え、先に就労経験を積み、就職先を見つけるなどしてから離婚を決断しましょう。, 感情的になって離婚を決断したはいいものの、いざ1人になって寂しくて心を病んでしまう方は少なくありません。, 未練はなかなか捨てることができない感情なので、少しでも残りそうであれば、もう少し相手を信じて関係性を続けてみてください。, というのも、今の状況で離婚しても幸せになれるのかや、離婚が子供のためになるのかを冷静に考えることで、後々に後悔する可能性を低くできるからです。, 弁護士に話すことで、現状を鑑みた上で適切なアドバイスをもらうことができるでしょう。, 離婚する前に、夫婦でカウンセリングを受けて今置かれている状況をどうにかできないか考えるのも得策です。, 問題点が分かれば改善することが可能なので、もしかしたら離婚せずにそのまま子供と幸せに暮らすことができるかもしれません。, 調停とは、協議で離婚に対する結論が出なかった場合に、調停委員などの第三者の意見を交えながら離婚に関する話し合いを進めていくことです。, 調停では夫婦が顔を合わせずに話し合いをすることができるので、より冷静に、問題解決に向けて話をすることができます。, 夫婦が離婚を決意していなくても調停は利用できるので、離婚に迷ったら調停を利用してみましょう。, 思い当たる状況があれば、いち早く弁護士に相談し、どのような法的問題が発生し得るか・どのように対応すべきかを確認するのも一つの手です。, ・離婚を考えるときは男性と女性でこんなにも違う! インターネット異性紹介事業 届出:受理済(受理番号30080002004). 離婚してよかったこと9選!離婚後に幸せになるための方法. 最後に、離婚をしなくても幸せな生活を送っているk美とu氏をご紹介します。 2人も、初めは離婚して再婚を考えていました。 しかし、お互いに子どもがいること、慰謝料や養育費を考えて、最終的には離婚をしない道を選びました。 離婚を経験された女性が幸せになるためにできることを中心に、離婚後の生活に必要になるものをご紹介。離婚を経験された女性はもちろんのこと、現在離婚しようか迷っている・・・という女性にも参考にして頂ける情報となっています。 © Copyright 2020 Legal Mall|ベリーベスト法律事務所がお届けする「法律情報サイト」. 離婚は心に大きなキズを残します。先の見えない不安と恐れから、これからどうなってしまうんだろうと自分の未来がわからなくなってしまいますよね。, ですが、あなたはもう一度人生をやり直したい、離婚した後は再び幸せな生活を送りたいと考えて離婚に踏み切ったはずです。, そのためにはもう一度自分を見つめ直し、いまの状況を前向きに受け入れる必要があります。これからのあなたの幸せには何が必要なのかを考えてみましょう!, 離婚をすると自分を取り巻く環境が一変します。それは日々の生活の中で強く実感することでしょう。今まで住んでいた家に残った場合は「この家、こんなに広かったっんだ・・・」とさびしさを覚えることもあるかもしれません。, 金銭面についても不安はあります。多くの家庭では夫がメインで働くため、離婚後は収入の減少や生活スタイルの変化にとまどうこともあるでしょう。, このような状況を乗り越えるために、ものごとをポジティブに捉え、環境の変化を前向きに受け入れるために必要なポイントをご紹介します!, 離婚後の生活でなにより大切なのは「絶対に幸せになる!」という気持ちの強さです。「どうしよう」という不安や「なんとかなるさ」というフワフワした楽観論よりも、もっと強く、アグレッシブに、これからの自分の人生に対する覚悟と決意を打ち出しましょう!, 離婚をした後も時間は流れ、あなたの人生は続きます。そしてそれは前向きな気持ちでいても後ろ向きな気持ちでいても同様にです。それなら悩むことはありません。, 結婚はあくまで長い人生の区切りです。この先の生き方を自分で決めることのできる喜びを感じながら、自分で自分の背中を押して、新しい未来への一歩を踏み出しましょう!, 離婚後の生活の大きな不安として、経済的な問題があります。特に専業主婦や子どもがいるケースでは、家事や育児から仕事へのブランクがあり、経済的な基盤をどう作るか悩みますよね。, 離婚後の生活に不安を抱えないためにも、離婚の際に慰謝料や養育費が請求できないかシッカリ確認しておきましょう!, また、離婚後は生活のすべてをひとりでやらなければと気負いがちですが、あまり抱えこんでもいいことはありません。家族や兄弟、友人など、たまには周りのひとにサポートしてもらうことも大切ですよ。, 「もしかしたら離婚した原因は自分にあるのでは・・・」離婚した後は心身ともに大きなダメージを受け、小さなことで落ちこんでしまいがち。「離婚をしたことは本当に正しかったのか?他の選択はなかったのか?」と出口のない自問自答におちいってしまうことも・・・, 離婚は人生の大きな決断であり、自分にとってだけではなく、周りの人にとっても本当に正しいことだったのか悩みますよね。ですが、離婚を心の中で決意し、実際に行うまでの間、あなたはすでに充分つらい思いをし、多くの涙を流してきたはず。, そんなキズついたあなたを、これ以上あなた自身が責めてしまう必要はありません。カラオケボックスでストレスや不安を叫ぶなどして気持ちを整理し、あなたの選択をあなた自身が肯定してあげましょう!, 子どもがいる女性の場合、離婚が子どもに与える影響を考えますよね。あなたが離婚して幸せになるためには子どもの幸せを切り離して考えることはできません。, 実際に離婚して落ち着くまでは、話し合いや手続きなどでほとんど子どものケアをしてあげられなかったという女性も多いのではないでしょうか?, 子どもは大人が思っている以上に多くのことを考え、感じています。きっとあなたが離婚にいたるまで、多くの不安を抱えて悩むこともあったでしょう。これからの生活では子どもといっしょにいる時間を増やし、いっしょにいられることの喜びを大切にしましょう!, 離婚後の生活ではさびしさから、あなたは世界でひとりぼっちだと感じてしまうかもしれません。ですが、離婚後の生活では、人の温かさが以前にも増して感じられるようになります。, 家族や兄弟、友人、そしてあなたの子ども。例えあなたがどんな状況に置かれても、以前と変わらずに、あるいは今まで以上の愛情を持って接してくれるひとたち。あなたの人生で一番の幸運は、彼らと出会えたことです。, もう一度周りを見渡して、自分が本当にいっしょにいたいのは誰か、そして心から幸せになってほしいのは誰なのかを改めて考えてみましょう!, 例え離婚をしても、傷を傷のまま、痛みを痛みのまま抱えこむ必要はありません。離婚という経験は、あなたがもっと大きく幸せになるためのステップなのだと考えましょう。, 離婚という苦難を乗りこえたあなたは、以前よりも他人の痛みがわかるようになり、相手のことを感じてあげることができるようになっているはずです。, そして前よりも人として成長したあなたは、これからの人生に自信を持って向き合うことができ、そのポジティブなエネルギーはあなたの行き先を明るく照らしてくれるでしょう!, 結婚は自分だけの問題ではなく、自分や相手の両親や兄弟、親族などが関わってきます。そのため、離婚をしたことが負い目やプレッシャーになり、自分を責めてしまうこともめずらしくありません。, ですが、周りの感情をすべて受けとめ抱えこむ必要はありません。「私の離婚のせいで周りがギクシャクしてしまった・・・」などと考える必要はないのです。, 離婚は辛く苦しいものですが、それでもその決断をするにいたったのは、何よりもあなた自身が幸せになるために必要だったからです。誰に気兼ねすることなく、あなた自身の幸せのために行動しましょう!, 料理や洗濯など、あなたが結婚生活で家事のほとんどを行っていたのであれば、離婚した後はこれらに費やしていた時間が大幅に減ることになります。, この自由な時間を利用して、新しい趣味やサークルなど、自分のやりたかったことや興味のあることには積極的にチャレンジしていきましょう!, 離婚後、よりアクティブに、より大胆に人生を楽しむことで、新しいお友達ができたりステキなパートナーを見つけたり、離婚後の人生の方が充実していると答える方も多いんです。, 離婚は心身ともに途方もないエネルギーを消費します。そのため、離婚の後は疲れきっていることが多く、そんな状態ではとても新しい恋愛や結婚を考えることはできません。, ですが、この先の人生をずっとひとりで過ごすかもと考えると、やはり不安やさびしさを感じてしまうのではないでしょうか?, 時には新しい恋や再婚をすすめられることもあるかもしれませんが、周りの声に流される必要はありません。いつか時間の経過とともに離婚のキズが薄れ、もう一度、あなたがあなた自身の意思で恋をしたいと思えるその日まで、自分の気持ちを大切にしてあげましょう!, 今回は離婚後の生活をポジティブに楽しむためのコツをご紹介してきましたが、いかがでしたか?, 離婚後の生活は環境はもちろん、家族や友人など、周りのひとたちとの関係も以前とは変わる部分が多く、はじめはとまどうことも多いかもしれません。, ですが、どんな時でも覚えていてほしいのは「離婚とはあなたが幸せになるための決断」であるということです。, このことを忘れず、どんな時でも明るく前向きに、あなたがあなたらしくいるように心がけましょう!その前向きなエネルギーはあなたの行き先を照らし、大きな幸せを引き寄せるチカラになりますよ!, © Open Site Inc 離婚回避のために「半別居婚」を決意!お互いが幸せでいるためには/こだわりが強すぎる夫(後編)【夫婦の危機 Vol.31】