18₋19でとうとうアドラーズに逆転を許してしまう。 その赤葦は天満も連れて、二人で木兎にインタビュー。 そんな事を考えながら佐久早は、かつて取るのに苦戦した牛島のサービスを綺麗にレシーブしてみせるのだった。, 日本代表のワールドシリーズ敗退を知らせるネットニュース――そこに映る「スパイクを止められる牛島」を見つけた天童は、ニュースを見ていたスマホでそのまま牛島に連絡。 二人は久しぶりに電話で話をする事になった。 天童がニュースの事を話すと、牛島は「フォームを改善中だけどまだ完成していない」と答える。 牛島の口ぶりから彼が珍しく落ち込んでいると感じた天童は、その理由を訊いてみた。 すると「小さな子供に『バレーは好きか』と訊いたら『好きじゃないし、テレビでやってても見ない』と言われた」と打ち明ける牛島。 それを聞いた天童は大笑いし、「若利くんがまだ弱いからだよ」とアドバイス。 人は強くてかっこいいものを見たがるのだから、と。 そんな天童の言葉に牛島は「簡単ではないけれど、不可能ではなさそうで良かった」と言って、天童を更に笑わせた。 二人の高校時代にも同じような話をしており、その時は「牛島がスターになるほど活躍すれば、離婚した父親も見てくれるかもしれない」という話していた。 その父に会うという目標は、天童とこうして話す三か月前、海外移籍を視野に入れて渡米した際に実現している。 そこにはトレーナーの勉強をするために同じく渡米していた岩泉もいたのだが、その岩泉が会おうとしていたトレーナーが牛島の父・空井崇だったのだ。 その際に岩泉からも「ずっとお前に負けてきた身としては、今の『まあまあ』の選手じゃなくて『ドバギャアン!』って感じの選手になってほしい」と期待される牛島。 そして岩泉から新しいフォームについての意見を聞く事に。 こうした偶然の出会いを振り返って、牛島は「やはり俺は運がいい」と改めて実感。 父に対しても「俺は恵まれている……俺の左利き(ギフト)を矯正しないでくれてありがとう」とお礼を言った。 それからまた時が経ち……今はブラックジャッカルと試合中の牛島はその新しいスパイクフォームを披露する。 「強者で在るために何度でも強さ(それ)を捨てよう」 今までの空中で一度静止してから思い切りボールを撃つフォームではなく、助走からジャンプ、そしてスパイクまでの一連の動作を停滞なく行う新フォーム。 「サーキュラーアームスイング」と呼ばれるそれはパワーを無駄遣いせず全てボールに乗せられるため、スパイクの威力は更にアップする。 その上で通常のフォームとは異なるため撃ってくるコースが読みにくく、さらにサウスポーが生み出す左回転までついてくるそのスパイクに、さすがの佐久早もレシーブに失敗してしまった。 観客席でその様子を見ながら、元々あれだけ強かった従来のフォームを捨ててまで更なる強さを求める牛島に戦慄する旭と大地。 同じ頃、海外でも牛島の父・空井が試合中継を観ながら満足そうな笑みを浮かべていた。, ブラックジャッカルとアドラーズの試合、その第3セットは24₋23でジャッカルのセットポイントに。 バレーは面白いと証明しよう。 柄永も試合後に星海の所を訪れてインタビュー。 !」の魅力を語っている。各選手が好きなキャラクターや好きなシーンをあげ、関田さんは「僕たちプレイヤーから見ても共感できる部分が多い」、柳田さんは「(現在のバレー界の)トレンドもいれていて、そこら辺もすごく共感できる」とスター選手から見ても楽しめる、と作品に太鼓判を押している。, それぞれに信念を背負い、培ってきた力全てを注ぎぶつかり合う選手達…! BJ対AD、決着!! 淡々と自分の仕事をする佐久早を元チームメイトの古森は「アツくなったりしないけど、やり始めると止まらない性格だから」と笑う。 !」の最終巻の発売日について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。, 2020年12月には初の大判画集も発売されるようですので、こちらも心待ちにしたいところです。, コミックスはすべて「U-NEXT」で読めますので、気になった方はぜひチェックしてみてください!. バレー漫画の金字塔、ここに完結──! 11月10日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『ハイキュー! さらに続く影山サーブのターン。  第2位は『鬼滅の刃(22)』。第3位は『チェンソーマン(9)』となった。, 1位の『ハイキュー!!(45)』は最終巻。「ハイキュー!!」は2012年に連載がはじめり、今年7月に完結した大人気バレボール漫画。アニメやゲーム、舞台と多彩なメディアミックスでも話題となった。45巻発売と同日の11月4日には小説版『ハイキュー!! BJ宮侑のハイブリッドサーブを一本で切る、ロングプッシュのツーアタックで会場を驚かせた影山は、18-16と2点リードされている状態でサーブ権を獲得。 逆サイドのリベロ・犬鳴も気付いており、ここでようやく綺麗なレシーブを上げる事に成功するBJ。 ショーセツバン! そして影山、木兎、牛島などの妖怪世代の代表が一堂に集い立ち向かう。 が、それをロメロが追いかけて足で高く蹴り上げた! ボールの回転を生かした攻撃が特異なのは、手首が異常に柔らかいという自分の特異性に気付いて自主練を始めたから。 囮となった日向も含めてブラックジャッカルはガッツポーズ! アドラーズは佐久早が放つ独特な回転のスパイクを上手くレシーブできず、ボールはコートの外へと落ちそうになる。 彼がこれを実現するためにどれだけの努力をしてきたのかに想いを馳せていく。 「愚直に、執拗に、丁寧に」の一文が見事に佐久早表してる…何か猛烈なバレーに対する思入れとか家庭環境があったわけでもなく、何かに拘り最後まで丁寧にやり遂げる、それがさくさくの信念。と考えるとバレーとの出会いは"偶然"なんだけど、それを"運良く"と彼自身感じていることに十分すぎるバレー愛というかバレー馬鹿を感じてしまって胸が熱くなった…さくさくにとって勝敗は正直重要なことではなくて、全ての努力をした先で"運良く"納得のいく自分でいたいと思っている。そのモチベーションを常にキープしてここまできたことがさくさくの強さ。くそかっけえじゃん….