妊娠初期には妊娠前にはなかったさまざまな症状があらわれます。熱っぽさ、ほてり、寒気など、風邪に似た症状とともに、胃もたれやげっぷ、胃痛、吐き気などの症状もあらわれることがあります。, 胃もたれやげっぷは吐き気につながることもあり、妊娠初期の体調不調を引き起こします。げっぷや胃痛はつわりの一種とも言われ、つわりが一段落する妊娠中期にはおさまってきます。しかし妊娠中は胃腸の機能が低下しているせいもあって、妊娠中期・後期に入っても、胃もたれやげっぷが続くこともあるようです。, 妊娠中にどうしてげっぷや胃もたれなどの胃腸トラブルが生じるのか?妊娠初期・妊娠超初期のげっぷに上手に対応するには、まずげっぷが起こる原因や症状について正確に把握することが大切です。妊娠超初期・妊娠初期のげっぷについて知っておきたいさまざまな情報をご紹介します。, げっぷが出て、止まらないという状態は、妊娠していないときでも厄介なもの。げっぷが出ると止まらないという方は、人前でげっぷが出たらどうしよう?と不安になってしまいます。, そもそもげっぷとは、胃の中にある空気が食道を逆流して押し出されるもの。げっぷが起こる原因は、消化不良や胃酸過多、ストレス、生活習慣や食習慣にあるとされています。, 妊娠前には胃もたれやげっぷといった症状は見られなかったのに、妊娠した途端にげっぷや胃痛が起きるようになった、という妊婦さんも大勢います。妊娠初期や妊娠超初期にげっぷが起こる原因は一体何でしょうか?妊娠初期のげっぷの原因を以下に挙げていきましょう。, 黄体ホルモンとも呼ばれるプロゲステロンは、女性の生理機能を司る重要なホルモンのひとつ。このプロゲステロンは妊娠の成立および継続に必要不可欠なホルモンで、排卵日以降に分泌が盛んになります。, プロゲステロンの重要なはたらきは、子宮内膜を分厚く整え、受精卵が着床しやすくすること。さらに受精卵が子宮内膜に着床した後は、妊娠の状態を継続させるため、子宮が収縮することを防ぎます。, プロゲステロンは子宮まわりの筋肉を緩め、子宮を収縮させないようにしますが、このとき同時に子宮近くの臓器の筋肉も一緒に緩めてしまいます。, これによって胃腸の蠕動も鈍くなり、胃腸の機能低下が生じ、その結果胃もたれやげっぷといった症状があらわれます。げっぷとともに胃酸も逆流してしまうので、胸焼けや胃痛、胃もたれといった症状を伴うこともあります。, 妊娠を機に女性ホルモンの分泌は盛んになりますが、これは場合によって交感神経と副交感神経のバランスを崩す原因になります。女性ホルモン分泌の司令塔は脳の視床下部にあります。, 視床下部はこの他にも、交感神経・副交感神経といった自律神経、内分泌、体温調節、代謝機能などのバランスをコントロールする重要な器官。女性ホルモンの分泌に急激な変化が起こると、その他の機能にも乱れが生じることがあります。, 妊娠に伴い、女性ホルモンの分泌に変化が起こることにより、自律神経にも乱れが生じてしまい、胃腸の機能の低下を招きます。, 妊娠を機に体と心に生じるさまざまな変化が原因で、思わぬストレスを抱えてしまう妊婦さんもいます。, 妊娠初期はつわりが起こる時期でもあり、体調が悪く、気分も優れないことから、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまい、これが引き金になり、胃のもたれ、げっぷ、胃痛といった症状が生じることがあります。, げっぷがたくさん出る方もいれば、出そうで出ないために、さらにムカムカや吐き気が増します。, 妊娠初期の辛い症状といえばつわり。つわりの症状や程度には個人差があり、比較的軽く済む方もいれば、数週間にもわたって吐き気や胃痛などの辛い症状が続く場合もあります。, つわりといえば、吐き気、むかつき、嘔吐を思い浮かべますが、これらはすべて胃腸に関わるもの。吐き気や嘔吐以外にも、胸焼けやげっぷ、唾液の増加、眠気あるいは不眠、めまいなどの不快な症状などもつわりの症状として挙げられます。, 妊娠初期のつわりは早い方では妊娠が発覚してからすぐに始まり、妊娠15週、16週目頃まで続きます。, つわりの時期に関しても、症状同様個人差があり、安定期に入るまでずっとつわりの症状に悩まされる妊婦さんもいれば、2、3週間ほどで徐々におさまってくることもあります。つわりの症状は消化器官のトラブルといっても過言ではないほど、胃腸に関わる不快な症状がほとんど。, つわりがなぜ起きるかについては、いまだに確定的なことは証明されていませんが、妊娠に伴うホルモン分泌になんらかの関係があるのではないか、と考えられています。, つわりにより吐き気や嘔吐が起こり、食事が満足に食べられなくなる。その結果、さらに胃痛、胸焼け、げっぷ、胃もたれが悪化します。またつわりにはいわゆる「吐きつわり」以外にも、空腹を感じると吐き気が増すために、常に食べ物を口にしてしまう「食べつわり」もあり、これもまた消化器官の機能低下につながります。, 妊娠初期のげっぷの原因についてくわしく見てきましたが、げっぷは妊娠初期の症状というだけでなく、妊娠超初期にあらわれる妊娠の兆候のひとつともいわれています。, 妊娠超初期とは、受精卵がちょうど子宮内膜に着床した頃を指します。妊娠週で言うと、妊娠3週目から4週目頃。この時期はまだ、市販の妊娠検査薬でも妊娠しているかどうかのチェックが出来ない時期ですが、早い方ではこの時期から妊娠の兆候を感じることがあります。, 妊娠を待ちわびている方や不妊治療を行っている方にとって、排卵日以降次の生理予定日までの間は、期待を込めて妊娠の兆候を探してしまう時期。妊娠超初期にあらわれる妊娠の兆候にはどんなものがあるのでしょうか?, 妊娠超初期にあらわれる兆候はさまざまですが、その中のいくつかは生理前の症状に非常に似通っています。妊娠超初期の兆候をいくつか挙げてみましょう。, 胸の張りや痛み、熱っぽさやほてり、胃痛、胃もたれ、げっぷ、腹痛、ムカムカ、頭痛、眠気、おりものが増えるなど。このような症状だけを元に、果たして妊娠しているのか、それとも生理が始まりそうなのかを判断することは困難といえます。, 妊娠しているかどうかの判定が出来るのは、少なくとも生理予定日の一週間後から、市販の検査薬は目安にはなりますが、確定的な診断は病院で専門医から受けるようにしましょう, 妊娠初期にげっぷが出る、あるいは出そうで出ない、といった症状があらわれる原因については、すでに詳しく述べてきました。妊娠初期のげっぷはつわりの一種といえます。, げっぷがつわりの症状として生じている場合は、始まるのは早くて妊娠5週目から6週目にかけて。そしておさまってくるのは標準的には妊娠15週目から16週目頃になります。, つわりの症状や程度には個人差がありますが、ほとんどの方がなんらかの形で感じるといわれています。つわりのピークですが、一般的な傾向としては、妊娠三ヶ月目、すなわち妊娠8週目からの1ヵ月程度になります。, その後、おなかの赤ちゃんとママをつなぐ胎盤がしっかりと形成される安定期になると、妊娠初期のつわりの一種としてのげっぷは、自然に少なくなっていきます。, ただし妊娠中期以降になり、赤ちゃんの成長とともに子宮が大きくなってくると、大きくなった子宮に胃や腸が圧迫されてしまい、胃酸の逆流や胃酸過多などの胃腸のトラブルが再び起こる可能性があります。, 妊娠初期だけでなく、中期以降も食事の内容や生活習慣に気をつけて過ごすことが絶対に必要です。妊娠後期になると、おなかがいよいよ大きくなっているため、一度にたくさんの量を食べられなくなります。妊娠後期も妊娠初期同様、一度に食べる量を控えめにして、胸焼けやげっぷを防ぐようにしましょう。, 妊娠中はげっぷだけでなく、実はしゃっくりも増えます。げっぷと同様に、ホルモン分泌の影響や胃の消化機能が低下することでしゃっくりが出やすくなるのですが、げっぷやしゃっくりが全くでない方もいれば、臨月までずっとげっぷやしゃっくりに悩まされたという方もいて、個人差が大きいといえます。, しゃっくりの止め方は非常に多いのですが、中でも効果的なのは冷たい水を飲んだり指で下を引っ張るなど刺激を与える方法。効果が出ないこともありますが、しゃっくりが続いたからといって赤ちゃんに影響が出るわけではありません。, しゃっくりを意識しすぎると苦しくなってしまうので、難しく考えずにいつか止まるという気持ちで過ごした方が良いかもしれません。, 妊娠初期のげっぷの原因についてはすでに述べたとおりですが、今度はげっぷに対する対処法について一つ一つ挙げてみましょう。, げっぷはたくさん出ても、また出そうで出なくても辛いもの。げっぷが出ることを抑える方法についてお伝えします!, つわりで食べ物が喉を通らないという方もいるかと思われますが、反対に空腹を感じると吐き気がするので、常に何かしら口にしてしまう、という妊婦さんもいます。, いずれにしても妊娠中は食べ物をおなかいっぱい食べないようにしたほうが、胃酸の出過ぎを予防できて安心です。, 腹八分目という言い方がありますが、妊娠中はこれに従い、満腹になる手前で止めるようにしましょう。満腹になるまで食べてしまうと、胃酸過多になり、胃酸が食道のほうに逆流する逆流性食道炎になる恐れもあります。食事をする際には、胃にもたれないよう、少しずつ食べるようにしましょう。, また妊娠中は難産を避けるため、体重管理を厳重に行わなければなりません。妊娠中はいろいろなことでストレスが溜まりがち。つわりで食欲がないときは体重の増加もそれほど進みませんが、つわりがおさまる妊娠中期になると、食欲が増し、たくさん食べられるようになる傾向が顕著です。, これまで食べられなかった分まで取り戻そうとして、食べられるだけ食べていると、胃腸のトラブルを招くだけでなく、体重の増加に拍車をかけてしまいます。, 少量ずつ食べることに加えて、食事の量やカロリーについても十分に配慮するようにしましょう。, 胃酸の出過ぎを抑えるには、消化吸収の良い、やわらかい食べ物を積極的に摂るようにしましょう。極端に味の濃いものや脂肪分の高いもの、刺激物、甘いもの、カロリーの高過ぎるものは、胃酸の出過ぎにつながります。, げっぷがたくさん出て止まらないときには、出来るだけ柔らかく調理してあるもの、胃の中に長時間留まらない消化の良い食べ物を選ぶようにしましょう。, 早食いやまとめ食いは絶対にやめましょう。食事の際はゆっくり落ち着いて食べ、必要以上に空気を飲み込まないようにしましょう。, 空気嚥下症という症状がありますが、これは知らず知らずのうちに空気を飲み込んでしまっている状態で、早食いやごくごくと飲みこむくせも原因のひとつになります。, 空気嚥下症の症状は胸焼けやげっぷ、おならなどで、これ早食いをやめ、ゆっくりと食べる習慣を付けることにより、症状を緩和することが出来ます。, 食事や飲み物を飲む際にごくごくと飲み込まず、ゆっくり落ち着いて食べる習慣をつけましょう。妊娠中はどんなに注意していても、胃もたれやげっぷが出やすくなっています。妊娠初期のげっぷを悪化させないためにも、食べるときに必要以上に空気を飲みこまないように十分注意してください。, 前かがみで猫背になっているのもげっぷにつながる原因。前かがみでパソコンやスマホを長時間使用する方は、これがげっぷの原因かも知れません。, 前かがみが良くないのは、食道と胃のつなぎ目である噴門に負担がかかり過ぎてしまうため。この部分に圧力がかかってしまうと、胃酸が食道に逆流しやすくなります。, つわりがひどく、立っているのも辛いという状態で、姿勢を正すのは難しいかも知れませんが、出来る範囲で背筋をまっすぐに伸ばし、正しい姿勢を取るようにしましょう。, 妊娠初期のつわりがひどく、何を見ても食欲が沸かない、という方は、食べても気持ちの悪くならない食べ物を常に用意しておくようにしましょう。, つわりのときは空腹になるとさらに吐き気やげっぷがひどくなります。食べても胃の中でガスが発生しないような、薄味で食べやすく、後味の良いものを常に側に置いておくようにしましょう。, 妊娠初期・妊娠超初期のげっぷについて、その原因から対処法まで、さまざまな情報をご紹介しました。妊娠初期はげっぷだけでなく、胃もたれ、胃痛、吐き気、胸焼けなど、消化器官の不快な症状が起こりやすくなっています。, つわりによる吐き気や嘔吐で気持ちが悪い上に、胃痛やげっぷで不快感は増す一方。妊娠初期のつわりを上手に乗り切るには、食事の仕方や食べもの・飲み物に配慮し、胃酸の出過ぎを抑えることが必要です。妊娠初期・妊娠超初期のげっぷの原因と対処法を知り、適切な対応を取るようにしましょう。. 妊娠がわかると気になる症状や体の変化。妊娠超初期症状の1つとしておならがよく出るようになることがあります。妊娠したという喜びもある反面女性としては気になりますよね。妊娠するとどうしておならがよく出るようになるのか、対策はあるのか調べてみました。 【医師監修】妊娠初期に急にげっぷが出始めて戸惑っている妊婦さんも多いはずです。げっぷもつわりの1つですが、どうして妊娠するとげっぷが出るのでしょうか。今回は妊娠初期に起こるげっぷの原因とその症状、そして対処法についてをご紹介します。 Write CSS OR LESS and hit save. 妊娠がわかると気になる症状や体の変化。妊娠超初期症状の1つとしておならがよく出るようになることがあります。妊娠したという喜びもある反面女性としては気になりますよね。妊娠するとどうしておならがよく出るようになるのか、対策はあるのか調べてみました。, 妊娠しているかもしれないと思ったり、実際に妊娠検査薬で陽性が出る頃の妊娠超初期におならが出るようになったという人は多いようです。, だけど、あまりに出る量が多いと赤ちゃんに何か問題があるの?と気になったりしますよね。妊娠超初期のおならはなぜ出るのでしょうか。, ”かなり頻尿になり1時間に1度はトイレに行っていました。職場の人に異常だよと、心配もされ申し訳なかったです。便秘はなかったですが、おならは絶好調でした!笑”, 妊娠超初期症状としておならをあげた人は、少し気になったという人よりも困るほど頻繁に出るようになったという人が多いように感じます。, おならが異様に出たことにより妊娠に気づいたという人も。どちらにしても初期の症状としては多いことのようですね。, 女性ホルモンの1つで妊娠すると増える黄体ホルモンは、腸の蠕動運動を鈍くしたり消化器系の働きを鈍くすると言われています。, なので妊娠すると便秘や下痢になることが多く、便秘になるとガスが溜まりやすくなっておならが出る原因に。, つわりで胃の不快感があったり嘔吐しやすくなるのも、消化器系の働きが弱くなるからと言われています。, 妊娠の症状の1つなので仕方がないとはいえ、おならやげっぷ、下痢、便秘は女性にとって人目を気にしたり、ストレスを感じてしまうことも。, 特にお仕事をしていると職場で症状に悩まされるという人も多いようです。対策としてはどんなことができるのでしょうか。, おならの原因の1つでもある便秘は水分不足で起こることもあります。なのでまずは水分補給をしっかりしましょう。, 喉が渇いていると感じる時にはすでに体がかなり水分を欲している状態と言われているので、家事や仕事がひと段落したり、トイレに行った後などこまめに水分補給をすることが大切です。, 便秘対策や消化器系の働きを整えるのには、食物繊維や発酵食品などの以下の食品がおすすめ。, 妊娠すると体重管理も気にしなくてはならないので、今後の妊婦生活や出産後に備えて食生活の見直しもこの時期に一緒にできるといいですね。, また、早食いをすると空気を食べ物と一緒に飲み込む量が増えおならも増えてしまうので、ゆっくりと良く噛んでたべることを心がけましょう。, おならの匂いは腸の中で食べ物を分解する時に生まれるガスによって発生するので、食べたものによって違います。特に以下の食品はおならが臭くなりやすいと言われています。, 妊娠初期のおならの改善には軽い運動も大切です。だけど、お母さんや赤ちゃんの体が不安定な時期であったり、急にめまいや貧血を起こす場合もあるので無理をせず、できる範囲でやりましょう。, 妊娠超初期におりものが変化することもあります。量が増えた場合は下着をこまめに変えたりおりものシートを使ったりして清潔に保ち、あまりに気になる場合は産婦人科医で相談ましょう。, 妊娠超初期はまだ、おりものの変化が現れる時期じゃないようだけど、個人差があるので人によっては量や粘り気に変化を感じることも。色は透明であることが多いといわれています。, 痛みがあったり出血量が多い、おりものに出血が混ざるなどの場合そのまま生理となることもあるので様子を見る必要があります。, 受精卵が子宮内膜に着床し、胎盤の元となる絨毛という組織を作り子宮内膜の奥深くへ入っていく時に出血することを着床出血と言います。, 色は鮮血であったり、茶色だったりと様々。生理予定日の1週間前から生理予定日ごろに起こり、量は気づかない程度の少量であることが多いとされています。, 着床出血はある人とない人がいるので、なかったからといって妊娠していないとは限りません。逆に着床出血があっても、受精卵に先天性の異常があったなどの理由で妊娠へと繋がるとは限らないようです。, 妊娠超初期はおならやげっぷ、下痢、便秘、そしておりものの変化以外にも色々な症状が起こります。個人差があるので複数の症状がある人もいれば、1つもなかったという人も。, 妊娠超初期の症状で赤ちゃんが元気かどうかを図ることはできないと言われているので、症状の多い少ないは気にしすぎないようにしましょう。, 妊娠をするとお母さんの体の血管が拡張して頭痛が起こることも。でも、頭痛が辛いからといって自己判断で市販薬を飲んではいけません。症状がひどい場合は妊娠中でも飲める薬もあるので、医師に妊娠中であることと頭痛の症状を伝えましょう。, プロゲステロンという女性ホルモンの影響で、体がだるかったり熱っぽく感じることも。また、つわりの影響で眠気が増し、だるさを感じる人もいるようです。, 慣れない妊婦生活や不安などで知らずしらずのうちにストレスがたまって、体のだるさに現れることもあるようです。, 妊娠していない時は生理予定日ごろに基礎体温が下がりますが、妊娠をするとホルモンの影響で体温が高温のままになります。, なので妊娠初期症状として体が火照っていた、汗をかきやすかったなど風邪で熱がある時に似たような症状を感じる人も多いようです。, でも、体が熱いからといって薄着をしたり冷たいものの取りすぎは妊娠時には厳禁です。特にお腹周りや足元は冷やさないようにしましょう。, 妊娠超初期の段階からつわりの1つでもある、吐き気や胃の不快感がある人もいます。中には食べるたび、または食べ物の匂いを感じただけで嘔吐してしまう人も。, 胃に圧迫感を感じる人はこの時期から締め付けの少ない下着や洋服を選んだり、食事は食べられるものを食べられる時にとるようにしましょう。, 妊娠をすると赤ちゃんの成長に合わせて子宮が大きくなったり、子宮を支えている円靭帯という靭帯が引っ張られる関係で、下腹部にチクチクした痛みを感じたり、皮膚が引っ張られているような感覚や生理痛のような痛みや不快感を感じることも。, 妊娠時の下腹部痛や不快感はよく起こることですが、出血を伴う痛みであったり、我慢できない痛みがある場合は子宮外妊娠や切迫早産など赤ちゃんやお母さんの体に危険が迫っている可能性もあるので、産婦人科を受診しましょう。, 妊娠超初期に排尿の回数が増えるのは、妊娠をすると血液量が増えるためです。初期以降も子宮が大きくなり膀胱や骨盤が圧迫されて、排尿回数が増えます。, 排尿回数が増えたからといって我慢は厳禁です。また、尿の色が濃くなった場合はお母さんの体が脱水症状を起こしている可能性があるので、排尿回数が増えたからといって水分を控えずしっかり水分補給をしましょう。, 水分補給をする時は、糖分の多いものやカフェインが含まれているものは避けるのも忘れずに。水が飲みづらい場合は、カフェインレスの麦茶やルイボスティーなどを選びましょう。, 生理前症状でもイライラや気分の上がり下がりが激しくなることがあるけれど、妊娠超初期の症状としておこることも。, 特に妊娠が判明している場合は、不安やちょっとしたことでも敏感になり気分が落ち込んでしまったり気にしすぎて眠れないということも。, 気分がすぐれない時は無理をせずに休息をとったり、出産後はできない映画鑑賞やショッピングなど体調の許す範囲で気分転換をすることも大切です。, 妊娠超初期の症状や時期はいつのことを指すのでしょうか。週数や時期を把握し今自分がどの時期にいるのか、この時期はどんな体の変化が起きるのか知ることはとても大切です。, 妊娠をすると妊娠経過を○週○日といった数え方をします。最後に来た生理の最初の日を0週0日とし、7日ごとに1週、4週で1ヶ月です。, 妊娠をした場合、着床するのが3週目ごろ、生理予定日が4週目ごろ、生理予定日1週間後に妊娠検査薬で妊娠反応が出たり、妊娠したかもと思う頃には既に5週であり妊娠2ヶ月目に入っていることになります。, 「妊娠超初期」という言葉は医学的な用語ではなく、時期もそれぞれですが俗に妊娠1週から3週ごろの時期について言われている表現です。, 妊娠発覚前後を指すことが多いので症状も人によって違いが大きく、妊娠に気づかない人も多い時期です。, 妊娠したかも?と思うと妊娠チェックはいつ頃からできるのか、いつからの結果が信用できるのかなど気になるところ。妊娠している可能性があるときはいつチェックし、病院へはいつごろ行けばいいのでしょうか。, 妊娠検査薬はhCGというホルモンが尿の中に含まれている場合に反応し、陽性になります。hCGは受精卵が着床すると、徐々に分泌しはじめ生理予定日ごろから分泌量が多くなっていくと言われています。, なので、市販で売られている妊娠検査薬は生理予定日の1週間後から使用できるものがほとんどです。生理予定日前からも陽性が出ることもありますが、hCGの分泌量が少ないと妊娠していても陰性になってしまうこともあるので、生理予定日1週間後以降に使うのがおすすめです。, 私は不妊治療をしていたので毎回生理予定日に敏感になり、1日でも遅れると検査薬を使いたい衝動に駆られていました。だけど生理予定日に陽性が出たものの生理が来てしまう化学流産を何度か経験しました。生理予定日1週間後に使うように、と言われているのにはきちんとした意味があるんだと身をもって感じました。, 生理予定日1週間後は妊娠5週の時期にあたり、妊娠していればエコーで胎嚢が見え始めます。だけど個人差があるので排卵日が遅れていたなどの理由でエコーで確認できず、また1週間後に再診となる場合もあります。, 妊娠の診察は保険適用外となり診察料もかかってしまうので、妊娠検査薬で陽性が出ても焦って早くいくと無駄足になったり、不安を感じたまま次の診察を待たなくてはならなくなることも。, 産婦人科の受診は早くても妊娠5週以降にしたほうが良さそうです。ただし、激しい腹痛や出血など気になる症状があれば受診しましょう。, 妊娠がわかってもまだ赤ちゃんはエコーでも見えるか見えないかくらいの大きさであることや、母子手帳ももらっていないので実感がわかない人がほとんどかと思います。, だけど赤ちゃんは毎日大きくなり、日に日に出産へ近づいてます。この時期は赤ちゃん、そして自分の体のためにはどのように過ごすべきなのでしょうか。, 妊娠の可能性がある場合は市販の風邪薬や整腸剤などの服用はやめましょう。赤ちゃんの成長に影響が出てしまったり、最悪の場合流産へ繋がることも。もし薬を服用したいときは医師に相談しましょう。, タバコやお酒は赤ちゃんの健康や成長を阻害したり、奇形の原因や時に流産や早産、死産の原因になることも。妊娠発覚と同時にきっぱりと断酒喫煙をしましょう。, もし家族で喫煙者がいる場合は副流煙も赤ちゃんに良くないので控えてもらうか、別の部屋で吸ってもらうようにしましょう。, 妊娠前の喫煙や飲酒は赤ちゃんへの影響はないとは言われていますが、妊娠をするとすぐに赤ちゃんの体は作られ始めるので、妊娠を希望している人や妊娠する可能性がある人は先に禁煙断酒をしておきましょう。, 妊娠超初期はまだ妊娠に気づかない人も多いですが、実はこの時期が赤ちゃんの体を作るのに1番大切な期間と言われています。妊娠超初期症状の1つであるおならも、妊娠による体の変化の1つなので大切なこと。, 気にしすぎてストレスを溜めてしまうと赤ちゃんにも良くないので、自分にあったリフレッシュ方法を見つけ、赤ちゃんとの貴重な時間を体に気をつけて過ごしましょう。.