シマヘビのアルビノの価格はどのくらい? シマヘビのアルビノはとても貴重だと言われています が、どのくらいの価格なのでしょうか?. 品種改良と言うのはどんな分野でも、進めれば進める程、目的や方向性などが入り混じり多様性を増してきます。, カリキンはこの品種改良がいきすぎて、最早ドノーマルに出会う事の方が困難なペットですが、それ故に選択肢は多いです。, 飼育が簡単なので、1匹飼うとマニアであれば2匹3匹と新たな個体が欲しくなる、非常にコレクション性の高い蛇です。, 多すぎて全部は紹介しきれませんので、カリキンの品種の中でも特に良く見かけ名前が定着している、そんな基本的な物ばかりになってしまうのですが、そこはご容赦ください…, なにしろ、ショップ固有の名称などもあり、品種名と言うよりその個体の評価!みたいな物も多いので…, 本来の定義はさておき、爬虫類に関して品種(モルフ)と言うのは、標準固体との違いがはっきりしており、なおかつ次の世代での再現性がある程度確立している物を指します。, 犬のダックスフンドでも基本より小さければミニチュア、さらに小さければカニンヘン等と呼ばれますが、これは別種でなく、個体差のある同種を選別配合によってサイズの定着を図った物なので、品種と言った方が近いでしょう。, 犬の場合は雑種や品種はケンネルに認められると、新たな純潔種や正式な品種として扱われますが、爬虫類の場合はこうした専門機関がありません。, なので、本来の品種としての定義より、マニアのご判断で決まってしまう部分が多勢を締めます。, もちろん基本的には定義どうりで収まる話なのですが、カリキンの様に増やされまくり様々な品種が溢れている種では、この「言った者勝ち」の風潮から、1代限りの美しい個体にも小洒落た名前が付けられてしまいます。, こうした物は、品種と言うより商品名と言った方が正確なのですが、少しでも変わっていれば付けられてしまうので、品種と混同されがちです。, さらに言えば、その一代限りの商品名から累代繁殖が確立すれば、それがそのまま完全に定着するまで、全く同じ物でも人によって呼び方が違う!なんて、さらにややこしい事態もありえます。, カリキンは、このややこしい状態にかなり該当する種族であり、品種名と言うより商品名で並べられている物が多いのです。, この6通りの色彩と模様の組み合わせがカリキンの基本系です。 (便宜上、黒と記載しましたが暗色部分は茶色に近い物も多いです), かなりの品種量となるカリキンですが、どれもこれも簡単に言えば、この色が濃いか薄いか、模様が多いか少ないかでしかありません。, デザートバンデッドは横縞模様が白と黒で、ちょうど半々になっているか白地がやや多い物が「フィフティ/フィフティ」こう呼ばれます。品種の話で言うのなら遺伝的にはノーマルなのですが、商品名としては定着しております。, 半々と言えど、キチンと頭の先から尻尾の先までそうなっている、通称パーフェクトバンドは大変貴重で、50/50に限らず、横縞模様の個体はバンドがどこかで途切れたり、チグハグになってしまうのがほとんどです。, カリキンの模様は生まれた時から一生変わりませんので、パーフェクトにこだわるとなったら最後、アチコチのショップやイベントを回り、希望の子を探し続ける事になります。, コースタルを改良したもので、黄色の面積が80%以上ある物をバナナと呼びます。 困った事に定義が曖昧な事もあり、若干黄色が多いかな?程度でも物によってはこう呼ばれている事があります。, また、アルビノのバナナやハイイエローであれば、ゴールデンと呼ばれたりしますので慣れない内は本当にややこしい品種です。, と言うのも、大体の場合、劣勢遺伝なのでアルビノ同士を掛け合わせれば、ほぼ100%アルビノを作れます。 (例外もありますが…), 最初の1匹は何万匹の中から偶然産まれる事を祈るしかないのですが、1匹居れば、その個体を普通に合体させてノーマルな子供を取り、アルビノの因子を持ったノーマル(アルビノへテロ)となっている兄妹あるいは姉弟同士でまた合体させれば、かなり現実的な確率でアルビノが産まれます。, さらに言えば、既にアルビノである片親を使い親子で配合すれば、卵を複数産むため、ほぼ確実にどれかからアルビノが産まれます。, こうした近親配合は、爬虫類業界では品種改良時の最初の一歩の手法として定着しており、「え?それって健康被害とか大丈夫なの!?」と言う感覚はあまりありません。, ただ、流石にそれを延々続けると血が濃くなりすぎる為、アウトブリードと呼ばれる全く別系統の血筋を使う手法で薄めて行き、定着させます。, 現在購入できるアルビノも、元をただせばこの近親配合から広がった物でしょうが、今ではほぼ、アウトブリードで定着された個体な為、健康上は問題なしの個体ばかりです。, 生き物全体で見た場合、アルビノの方が確かにノーマルより弱い傾向にありますが、カリキンに関しては既に定着して長い年月が経っておりますので、アルビノだったから弱い。と言う話はほとんどありません。, 子供の頃は全体的にピンク色に見えるアルビノですが、これは鱗が薄いので筋肉が透けている為、成長に伴い鱗は厚くなりますので、ピンク色の部分が最終的に真っ白になります。, 成長に伴う色彩の移り変わりが顕著に楽しめる品種でもありますので、最初の1匹としてはお勧めです。, アルビノ因子持ちは、他の品種作成時の基盤だったりする事もあり、ハズレとして普通のアルビノが大量に出ますので、結果的にノーマルよりも流通量が多くなってしまう年もあり、値段もノーマルと大差ないか場合によっては安いです。, 当たり年なら5千円前後ですが、平均すると1万円前後~2万円程度で販売されています。, 岩国の白蛇として、天然記念物に指定されているアルビノのアオダイショウなどを筆頭に、アルビノ蛇は、白蛇と言われつつも黄色い事がほとんどです。, 各地の伝承やファンタジー小説に出てくる様な、真っ白で赤目のアルビノと言う蛇は実の所そうは居ません。その白蛇をカリキンで再現したのがスノーです。, カリキンには模様が極端に少なく白地ばかりのハイホワイトや、チョコレートなる真っ黒な品種もおりますので、それらをアルビノ化した物がスノーとされています。, ですが、昨今ではクオリティにかなりのバラつきがあり、薄くストライプやバンドの模様が残っている物まで、この品種名で呼ばれております。, 元は完全に白一色の物を指す品種名でしたが、上記の様にクオリティ差が出始めた事で、 完全体はパーフェクトスノーなどと呼ばれ、そういった個体は珍重されやや高額になります。, パーフェクトに限らず、価格の方はクオリティによりまちまちで、大体2万円前後~3万円程度で販売されております。, 白蛇は、知名度が高く無駄に神々しいので、蛇を飼うことに抵抗のある住人や周囲にも受け入れられる可能性が高まります。, 話題性があり会話のネタにもなる事から、縁起が良いなど適当な精神論で誤魔化して、むりやり周囲の理解を得るのには最適です。, ですが、アルビノの癖に黒い色素を作り出すチロシナーゼだけは残ってしまったのが、T+のアルビノ。, 黒い色素がないのに色素を作り出す因子だけはある!と言う矛盾した存在の為に、その色彩もなんだか表現し難い物になります。, クオリティもかなりバラつきがあり、薄いラベンダー色した物から葡萄色の濃い物まで様々です。元がコースタルなのかデザートなのか、バンドなのかストライプなのかでも印象がかなり変わる品種です。, これらの代表的な品種の他にも、真っ黒になるチョコレートや、なにが起きてるのか良くわからないけど やたらと透明感の強いゴーストなど、とにかくカリキンの品種は多様性があり、模様なども含めたら1匹として同じ個体はおりません。, 専門店でも大量に扱う事は少ないので、本気で好みの個体を探すとなればものすごく大変ですが、業者やショップが集まるイベントで探すと、ひょっこり出会える可能性も高まります。, 海外のイベント等に出向き、店主が自ら現地で仕入れている店に頼むのなども現実的な方法です。, それでは次にそれほど流通量が少なく、目にする機会が少ない品種について解説してみようと思います。, 情報が乏しい品種もあり、薄っぺらな解説しかできない物も含まれますが、可能な限り詳しく解説していきます。, 色合いは明確な定義があるのでまだ分かりやすいのですが、模様に関しては少しでも変わっていれば、ブリーダーやショップが独自の名前をつけてしまう事も多いので、かなりややこしい物となります。, 似たような物でもA店とB店で名前が違う!と言う物や、聞きなれない品種名が多いのも、模様関係の品種である事がほとんどです。, なので、明確な定義があるもの以外は極力模様の品種を除外して、色彩に絞って取り上げて行こうと思います。, 真っ黒な物や、全体的に茶色がかった暗色のみで統一された物が、チョコレートと呼ばれる品種です。, 本来はメラニスティックと呼ばれる色彩変異ですが、カリキンに限らず特有の品種名を付けられる事が多いです。, カリキンについてはスノーの原型とも言われておりますので、元々は模様のない物を指す品種名でしたが、現在ではこちらもクオリティの差が激しく、薄くバンドやストライプが入ってしまう物までこの名前で呼ばれております。, チョコレートとは言うものの、上記のチョコレートの様な全身が黒い物ではなく、全体的に謎の透明感に溢れた物です。, なにが抜けているのかさっぱりなのですが、ある程度まとまって増やされておりますので、遺伝する変異のようです。, 明色部分がかなりの透明感をかもし出し、引きずられるように暗色部分にも相応の透明感がありますので、この不思議な質感がゴーストの由来となっております。, 暗色部分が茶系のカリキンではチョコレートの名を冠する事が多いですが、単にゴーストと呼ばれる場合もあります。, この透明感は肉眼で確認すれば一目瞭然なのですが、かなり画像に反映されづらく、写真だけ見たら普通の個体との違いが良くわからない場合も多いです。, 1本のみのストライプで幅が広い物をリバースワイドストライプ(あるいは単にワイドストライプ)と呼ぶのですが、これのゴースト版がリバースワイドストライプゴーストです。, ワイドストライプと呼び分けられるほど、幅の広いストライプ自体が少ない事もあり、この名前で呼びわけられる物も限られる様です。, 難点としては、暗色部分が多くなりますので、透明感が売りであるゴーストのありがた味が減ってしまう点でしょうか?, 私は、カリキンの中ではゴーストが一番好みの品種でしたので、家でも是非再現したいと思い種親として購入しましたが、, 優勢遺伝するストライプ同士でも、ワイドストライプの幅はその限りではないようで、生まれた子供は普通のリバースストライプばかりでした…再現性に乏しい為か、流通自体も少ないようです。, 画像ではやはり透明感が伝わり辛く、薄いレモン色も確認し辛いので、言われなければ画像だけではスノーとの見分けがつきません。, 遺伝的には再現性のある品種のようですが、組み合わせの関係上、期待値そのものが低く、産まれる可能性があるカップルでも、再現できるかどうかは運次第となってしまうようです。, 全体的に薄い紫~濃い紫一色で統一されており、模様が皆無な為に非常にソリッドな感じの独特な趣をもった品種です。, この品種については情報不足だったので、記事作成に伴い若干調べてみたのですが、名前で検索しても、出てくる画像の多くは通常のラベンダーかただのスノーばかりでした…。, 極一部のショップの過去ログにのみ存在が確認できましたので、かなり限定的な物の様です。, 正式にはハイポメラニスティックと呼ばれる変異ですので、略してハイポと呼ばれています。, 薄くぼやけた様な色彩から、ノーマルと大差のない濃い物まであり、こちらも個体によってクオリティ差が激しい品種です。, 改良が進んでいる爬虫類の中では、アルビノと並んで定番の品種なのですが、カリキンの場合はいまいち定着していないのか、見かける機会が少ないようです。, 一応、マニアの間では定着している品種名のようですが、この手の曖昧な色彩型の品種は明確な区切りがない上に、クオリティ差も激しい事から、人によっては単に小汚い色合いのノーマルとして処理してしまう事もあるようです。, 実際に、もう少し黄色or黒味が強ければチョコバナナだったのに…と言ったおしい個体であれば良く見かけます。, なので、総合ショップの片隅ではノーマル扱いだった…。なんてロマンもありえる品種です。, 爬虫類の場合、選んで買える状況ならば、誰が見ても美しい個体か、誰が見ても小汚い個体(褒め言葉)を選ぶと、後々繁殖を考えた場合などに、楽しみが増える可能性が高まります。, 今回は前回と違い、あまり見かけない品種に絞ったこともあり、ご紹介した多くの品種は、欲しいと思っても現物になかなか出会えないばかりか、仮に見かけても、カリキンとしては高額な部類で手を出しづらい物ばかりになります。, カリキンの楽しみは、そういった手に入り辛い品種でも、自作できる可能性がある事です。, ゴーストやラベンダースノーの様な物であれば、どうしてもその系統の親が1匹は必要になりますが、チョコバナナやハイポであれば、なにかの拍子にポコっ!と出てもおかしくない変異(あるいは個体差)です。, 実際に目的を持ってゼロから増やすとなれば、数年がかりの数世代に渡る大計画となりますが、それだけ長く付き合えて楽しめると言う事でもあります。, 私は、特殊な生態や形態の生き物を繁殖し、卸や小売をメインにした販売業を細々行っています。, 特にペット関連でもエキゾチックペットと呼ばれる分野に関してはある程度詳しいと思っています。 出来る限りの知識や経験をご紹介させて頂き、当ブログを参考にしていただければ幸いです。. シマヘビのアルビノの価格はどのくらい? シマヘビのアルビノはとても貴重だと言われています が、どのくらいの価格なのでしょうか?. アルビノ(albino)は、動物学においては、メラニンの生合成に関わる遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体である。. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript. アルビノをご存知ですか?アルビノは、皮膚や被毛が真っ白で目が赤いのが特徴です。先天的にメラニンが欠乏している遺伝子疾患によるものですが、アルビノの動物はとても神秘的です。そこで、アルビノの動物について!寿命や原因は?自然界に表れる真っ白な美しさを紹介します。, 皆さんはアルビノをご存知ですか?最近では、その神秘的な美しさに注目が集まっています。アルビノとは、動物学において、メラニンの生合成に係わる遺伝子情報の欠損によって、先天的にメラニンが欠乏してしまう遺伝子疾患とされています。アルビノ種は、生まれた時からメラニンを合成することができないがために、皮膚や被毛などの色素が抜けて真っ白な状態になるということです。, 実は見慣れてしまっている身近な動物にもたくさんのアルビノ種の動物がいることに驚くでしょう。しかし、突然変異で登場したアルビノ種の動物は、自然界では目立ちすぎるので生存が難しいと言われています。それらが原因となってアルビノ種の動物は寿命が短いとされています。しかし、その他にもアルビノ種の寿命が短い原因は様々あります。, ここでは、そんな美しく神秘的なアルビノ種の動物についてや、アルビノ動物の真逆のメラニズムについて、ホワイトタイガーやホワイトライオンなどの白変種との違い、身近なアルビノ種の動物から、魚類、鳥類、爬虫類、節足動物など様々ご紹介していきます。, 生まれつきメラニンを合成することが出来ないがゆえに真っ白に美しいアルビノ動物とは逆に、メラニズムという種類の動物もいます。アルビノとは逆で生まれつき濃い色合いのメラニン色素が発生しやすい動物のことを言います。こちらはアルビノの動物とは逆に真っ黒でかっこよく、美しい印象を与えてくれます。, アルビノとメラニズムは白と黒の真逆の存在になるのですが、どちらも神秘的な美しさが漂っています。アルビノ種の動物は、神々しくて美しい印象を与え、メラニズムの動物はドキドキするようなかっこよく美しい印象を与えます。アルビノ種、メラニズムともに原因はメラニンの生合成に係わるものですが、真逆の存在となっています。, アルビノ種の動物とは違って、メラニズムの動物は、逆に闇に紛れることができますので、アルビノ種の寿命が短いのに対して、寿命に関してはそれほど影響を受けないようです。逆に身を隠すことにはたけていますので、寿命は長くなる確率が高くなるかもしれません。, アルビノが生まれる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?動物は、細胞がメラニンという物質を分泌することで色が生れます。しかし、メラニンを生合成する機能が弱く、もしくは機能が全くないのがアルビノです。アルビノはメラニンが欠乏しているために色を付けることができないのです。それゆえに、アルビノは被毛や、皮膚の色も真っ白なのです。, また、アルビノ種の特徴としては、毛細血管の透過によって目も赤く見えます。原因としては、メラニンの生合成に関与する遺伝子が突然異変によって欠如したこととなっています。日本で有名なのは、白へびや白うさぎではないでしょうか?白へびや白うさぎは神話にもよく登場しています。このような突然変異を品種として定着させてしまった動物もいます。, メラニンには細胞を守ってくれる効果があります。メラニンは、刺激を受けたり、紫外線が当たったりすると細胞をコーティングしてくれる役割を担っています。しかし、アルビノはメラニンが生合成されないのでメラニンが身体を守ってくれないのです。紫外線には非常に弱く日の下を歩くことには大きなリスクを伴います。日に当たると簡単に火傷のように真っ赤に腫れてしまうのです。, ホワイトタイガーやホワイトライオンなどもアルビノのように全身が白っぽい色をしています。しかし、アルビノのように白変種はメラニンが欠乏しているわけではありません。メラニンが欠乏しているのではなく、あえて白い色にしているだけなのです。人も含む多くの動物達には白変種となる遺伝子を劣勢遺伝子として受け継いでいます。稀にその特性が発現することで白くなるのです。, アルビノ種の動物と間違えられやすいのが、ホワイトライオンやホワイトタイガーのような「白変種」です。見た目は真っ白で美しいのでアルビノ種のように見えますが、白変種はアルビノ種とは違って、メラニンの生成そのものは正常に働いていますので区別されています。, アルビノ種の動物が皮膚や被毛が真っ白で目も赤いのに対して、白変種のホワイトタイガーやホワイトライオンは、瞳孔が黒いままなどからも見分けることができるでしょう。外見の印象からはアルビノ種と間違えやすいホワイトライオンやホワイトタイガーは白変種なので全く異なる種類と言えます。, 美しいアルビノ種は生まれつきメラニンを合成することができません。それゆえに体表や皮膚の色、被毛の色素がなく真っ白なのです。その原因としては、メラニンの生合成に関する遺伝子が突然変異したためと言われています。そんなアルビノはとても希少な美しい動物として注目を集めています。アルビノは突然変異による一代限りの存在なのでとても希少なのです。, しかし、私たちの身近にいる動物でアルビノが意外とたくさんいることに驚くでしょう。それらの動物はその姿がすでに馴染み深いのでアルビノという意識が薄れてきています。その代表的なのが、ウサギやネズミです。ウサギやネズミで目が赤いものがいますね?あれは実はアルビノなのです。, 突然変異のはずがあまりにも日常的に目にするようになったのでそういえばアルビノだと思う方もいるでしょう。本来であればアルビノは一代限りの存在です。しかし、実験動物として意図的にアルビノ同士を繁殖させた結果無理やり遺伝子のパターンを固定して個体を生みだしたということなのです。それが大量になったのでウサギやネズミのアルビノは珍しくなくなり定番化しているのです。, では、そんな身近にいるアルビノの動物たちをご紹介します。まず初めにご紹介するのは、ジャバニーズホワイトと言われているシロウサギです。こちらの日本のシロウサギと言われているのは、アナウサギのアルビノだったのです。今ではうさぎのイメージといったら真っ白な毛に真っ赤な目が一般的のように思われますが、実はアルビノだったのです。, 真っ白な身体と真っ赤な目のジャバニーズホワイトいわゆるシロウサギは、うさぎそのもののイメージとして定着しています。とても神々しい印象で童話などの物語にもよく登場します。似たような品種としては、フロリダホワイトやニュージーランドホワイトがいます。ニュージーランドホワイトは、ジャパニーズホワイトのもとになった品種となっています。ヒマラヤンも特殊型のアルビノです。, 身近にいる動物のアルビノとしては、フェレットがあげられます。しかし、フェレットのカラーバリエーションは豊富なので、アルビノはその中の一つということができます。目と鼻がピンクで被毛は白一色のフェレットは何とも可愛らしく、美しい姿をしています。, 新しい家族を迎えましたキャンベルハムスターのアルビノです!名前は決めきれず…悩み中です pic.twitter.com/nMpWFXjQxD, 私たちの身近な動物のアルビノとしては、キャンベルハムスターがいます。キャンベルハムスターは小さな暴れん坊としても人気のアルビノでもお馴染みの動物となっています。小さいという意味のドワーフハムスターの中では一番気性が荒い暴れん坊になっています。噛みつくことがこともありますので気を付けましょう。被毛はとても美しいのでペットとして飼っている人も多いです。, マウスはハツカネズミを改良した繁殖も容易で飼いやすい身近な動物のアルビノと言えるでしょう。マウスはアルビノだということを忘れてしまうくらい一般的になっていますね。実験用動物としても広く飼育されています。実は野生のハツカネズミの色は黒かグレーなのです。中国や地中海中部が原産国と言われています。, パンダマウスと普通のアルビノマウスこんなのが江戸時代に飼うのが流行ったとか信じられないなぁ pic.twitter.com/C6kqCOAGaj, マウスはアルビノ種の方が一般的と言えるでしょう。マウスの種類としては、ベージュや茶色、2色のパンダマウス、腹巻のような配色のバイカラーや毛がないヌードマウスなどというのもいます。ペット用としては、カラーマウス・ファンシーマウスとして扱われることも多いです。今では一般的になっている実験用のアルビノマウスの真っ白な被毛はとても美しいですね。, 身近な動物のアルビノとしては、ラットがいます。ラットは別名ダイコクネズミとも言われています。マウスと同じようにラットも実験用の動物として大量に飼われています。ドブネズミを改良したラットは、カスピ海沿岸が原産国となっています。, ファンシーラットはドブネズミの家畜化したものです!この子はアルビノですがいろんな毛色や模様があります!寝顔や撫でられてる時のうっとり顔がめちゃくちゃ可愛いんですよ…(*´﹃`*)尻尾は普段力抜いてますが歩く時はバランスとるために結構動きますよー! pic.twitter.com/drPGhGCT8v, ラットは、マウスよりも大型のものが多く、噛む力が強く、気性が荒い特徴を持っています。美しい姿とは裏腹に激しさを持っている動物なのです。人に良く慣れて、賢い動物でもあるのでペットとしても飼われることが多いです。マウスと同様にラットもアルビノ種が一般的になっています。2色のパンダラットや茶色の方が流通数が少なく、むしろ希少で高価となっています。, 身近なアルビノの動物としては、ハリネズミがいます。ハリネズミはとても可愛らしいのでペットとしても大人気です。しかし、生まれてくる確率は他の毛色のハリネズミよりもかなり低く、お値段も高価です。アルビノ種ゆえに他のカラーのハリネズミよりも体が弱く、寿命も短いと言われています。, ハリネズミ自体の寿命は平均で3~6年となっています。しかし、この寿命というのは飼育環境で大きく変えることが可能となっています。また、ストレスが少ない適した飼育環境で生きていくことができれば10年以上長生きをすることもあるようです。アルビノは身体が弱く、病気にもかかりやすいですので、十分に配慮してあげないと他の種類よりも寿命は短くなりやすいのです。, アルビノのハリネズミは、色素がないので紫外線や日光などの攻撃にはとても弱い特徴があります。視覚的な障害を併発することが多く、紫外線による皮膚がんも少なくありません。ノーマルカラーのハリネズミよりも何かとリスクが高く、寿命も自然と短くなる傾向が強いのです。, 北海道で見ることができるエゾリスもアルビノ種はいます。エゾリスは冬眠をしない動物としても有名です。そのため一年中その姿を確認することが可能なのです。冬には真っ白で美しい冬毛をまとったエゾリスを見ることができます。, 自然界で生きていくためにはアルビノ種のエゾリスにはかなりの試練があります。基本的には他のエゾリスと同じなのですが、紫外線のリスク、真っ白で美しい毛並みゆえに外敵からも襲われる確率が高いのです。それゆえに野外だと3年以上生きる個体は稀となっています。, アルビノ種の動物は自然界の中で生きていくためにはどうしても紫外線や外敵から逃れる方法を見つけなくてはなりませんが、人間のように簡単なことではありません。それゆえに寿命が他のカラーの仲間よりも極端に短くなってしまうのです。人間の寿命はアルビノだからといっても対策を練ることができるので普通に生きることが可能です。しかし、動物の場合は寿命が短くなってしまうのです。, また調子が良くありません喉痛いし風邪なのかなぁ迷っていたアイテムをついに購入してしまいました早く届かないかなーアルビノミユキの稚魚達もかなり成長してくれました。1陣2陣合わせて12匹ほど…去年アルビノ稚魚を全滅させた事を考えれば大進歩だ!と自画自賛しております#メダカ pic.twitter.com/sl8Q9hfw4s, ここからは、アルビノ種の魚類・海の生き物たちをご紹介します。ペットとしても人気なのがアルビノのメダカです。その透き通った身体は何とも美しいですね。目も真っ赤で魅力的です。見ているだけで癒されるメダカですが、アルビノ種の美しい姿にうっとりさせられます。飼う環境を整えることで寿命も伸ばすことができます。, アルビノ種の魚類・海に生きる生物としては、アルビノチンホイルバルブがいます。どんな水質にも対応して生きていくたくましさを持っていますのでペットとして飼うのは比較的簡単でしょう。, 大型の魚にいじめられてもくじけない強い心の持ち主でもあります。なんでもよく食べる姿はとてもたくましいです。水質が弱酸性になりますと身体の赤みが強くなる傾向がありますので、それを基準に水を替えるといいでしょう。飼い方次第で寿命も伸ばすことができるでしょう。美しい姿とたくましさを見ることができます。, アルビノ種の海にいる生物としては、白いジンベイザメがいます。世界最大と言われている魚のジンベイザメにも美しいアルビノ種が存在しています。幽霊のように真っ白で穏やかな泳ぎを見せてくれます。大きな歯がないので人間に危害を加えることはありません。, アルビノ種のジンベイザメすごい‼︎ pic.twitter.com/xRQ1elXXki, イワシや大型のプランクトンをエサとして食べています。真っ白なアルビノのジンベイザメが発見されたのは2008年のガラパゴス諸島のダーウィン島と言われています。10m以上の巨大な白い魚が海の中を泳ぐ姿は何とも美しく、圧巻です。, ミガルーと名付けられたアルビノのザトウクジラ pic.twitter.com/GhIXQUQPtk, アルビノの海の生き物として有名なのが、白クジラです。この白クジラは、オーストラリア政府によって保護されており、名前もミガルーと名付けられています。真っ白い美しい姿に圧巻です。ミガルーは1991年にオーストラリアのクイーンズランド沖で発見されました。, ミガルーは、ひげクジラの仲間のザトウクジラで14Mのアルビノ種の白クジラとなっています。もはや伝説の巨大な白クジラモービー・ディックとエイハブ船長のフィクションだけの話にとどまっていません。ミガルーの美しさの魅力のとりこになる人も多いようです。, ここからは、アルビノ種の動物をご紹介します。まず初めにご紹介するのは、白いムース・ヘラジカです。ムースとは、最大のシカと言われています。人間にとっては危険な存在になり得る動物です。一般的には黒い被毛に覆われていることが多く暗い森の中で目立たない存在です。, #ゲーム  the Hunter CotWにて初アルビノ! 白いヘラジカ(ムース)。めがっさ嬉しい!! これがオスだったら、もっと良いんだけどね。まぁ、望んだらキリがないから。うん。 pic.twitter.com/JLktCGoGHU, しかし、白いムースはその逆で真っ白な美しい被毛に覆われています。真っ白い雪の季節では雪に溶け込み大丈夫なのですが、雪が溶けてしまうと狼などに襲われる危険性も増します。北の哺乳類にとってのデメリットは目立ってしまうことです。紫外線をまともに浴びて、外敵にも見つかりやすいのが原因で寿命も伸ばすことが難しいです。, アルビノの白いヒョウも存在しています。クロヒョウは一般的ですが、真っ白いヒョウはなかなか珍しいでしょう。色素のないアルビノ種の白ヒョウは目も赤くその姿は何とも神秘的です。, アルビノのゴリラがイケメンパワー全開でビックリした pic.twitter.com/dZqizfNJdo, アルビノの白いゴリラも存在しています。1964年に赤道ギニアで、野生のニシローランドゴリラの中で唯一のアルビノが生れたことが記録として残っています。そのアルビノの白いゴリラは、スノーフレークと名付けられました。類人猿の独特な美しい姿のスノーフレークは39年間スペインのバルセロナ動物園で過ごしました。, 白いアルビノのトナカイ。幸運を呼ぶ生き物と呼ばれているpic.twitter.com/ZFePBPmGvv, アルビノ種の白いトナカイも存在しています。白いアルビノのトナカイは神の使い・幸運を呼ぶ生き物と言われているほど美しく神々しい真っ白な姿をしています。, 真っ白なアルビノの犬も存在しています。アルビノは一代限りで突然変異によって起こるので何が原因でアルビノになるかはわかっていません。原因としてわかっているのは、メラニンの生合成に何らかの影響や原因で突然変異が起こってメラニンの生合成ができなくなったということだけです。犬のアルビノも突然生まれるのでその突然差には驚かされます。, ここからは、アルビノ種の鳥類についてご紹介します。ヴァージニア州の民家で発見されたこちらのコマドリは、何かと注目を集めています。自然界に動物として生まれたアルビノは仲間からのけ者にされたり、捕食者に襲われることが多いのですが、こちらのコマドリは全く逆で、すばしっこい動きに注目が集まっています。, #ばーずねすと#ばーずねすと参加者さんと繋がりたい ワタリガラス(アルビノ)で参加させていただきます…他のカラス科の子みたいに黒くなりたい真っ白な子です…画像は一枚目がワタリガラスで、二枚目がアルビノのカラスです…宜しくお願いします… pic.twitter.com/jdYP226E8v, アルビノの白いカラスも存在しています。真っ黒なカラスのイメージが強いので、真っ白なカラスというと今までのカラスの印象とは真逆なものを感じずにはいられないでしょう。突然変異の原因はわからりませんが、メラニンの生合成ができないがゆえに真っ白な被毛と真っ赤な目の神秘的な白カラスとなっています。, アルビノ コウモリ #アルビノフォルダ放出中 http://t.co/3181Ispc2W, アルビノの白いコウモリも存在しています。アルビノ種の白いコウモリは、元々コウモリは、暗闇の洞窟などで生活してるので太陽の悪影響を受ける心配はないようです。真っ白な姿で真っ赤な目のコウモリは何とも神秘的です。真っ黒とは真逆のまた異なる印象を受けます。, アルビノのインコも存在しています。ペットとして飼われることが多いインコですが、真っ白な被毛のインコはまた神秘的ですね。カラフルな色のきれいなインコも素敵ですが、それとは違った印象を与えてくれます。, カラーインコとはまた違った神々しさを感じます。ペットとして飼うアルビノのインコは、自然界で生活する動物とは逆に環境次第で寿命を延ばすことができます。突然変異の原因はわかりませんが、アルビノのインコに出会えるのも稀ですので、その出会いに感謝したくなりますね。, アルビノの種の動物としては、ここでは、爬虫類や節足動物をご紹介します。アルビノの爬虫類としては、白いワニが有名です。自然の沼にいるワニは、目立たないように自然と同じグリーン系の色をしていますが、アルビノのワニは、逆に真っ白で目立ちすぎるので野生では生きていけないと言われています。, 動物園などで飼育をすることで野生での寿命の短さを逆にカバーすることができます。アルビノ種の動物は人間も含めてとても光の影響を受けやすく野生で生きていくのには困難を極めるのです。, アルビノの白へびは意外と有名ですね。神の化身、神の使いなどとも言われている白へびですが、見事な白の美しさに圧倒されてしまいます。何が原因で突然変異が起こるのかはわかりませんが、自然が作り出す神秘にはただただ、ため息が出てしまいます。, アルビノ種は、哺乳類や爬虫類、鳥類だけではありません。節足動物にも存在しています。アメリカザリガニやロブスターでも塩素で脱色されてしまったかのようなアルビノ種の節足動物がいます。色素の遺伝子を持たないのでメラニンが形成されずに脱色されたかのように見えるのです。, 学校にいるアルビノのアメリカザリガニ。疑問なのはアルビノなのに赤目じゃない点なんですけど、節足動物の目の色素ってなんだったっけ。 pic.twitter.com/rT3BsAgwLP, 何が原因で突然変異するのかはわかってしませんが、メラニンの生合成ができないのでアルビノは誕生するのです。ニュージーランドでは、アルビノの巨大な肉食のカタツムリも見つかっています。あまりの白い姿に驚きを隠せないでしょう。, アルビノ種の著名人も意外とたくさんいます。旧約聖書に登場するのノアもアルビノだと言われています。彼の身体は雪のように白く、またバラのように赤く、頭のてっぺんの髪は羊毛のように白く、目は美しくという記述からもアルビノの特徴を見事に現しています。, あの“おにぎり逆再生コマ撮り動画”が3,000回再生を突破したので、メーキングを公開します![ONIGIREVERSE MAKING] 逆再生・パラパラ漫画っぽい連続写真動画の制作風景をタイムラプスでご覧ください https://t.co/T8gFNG8eOl @YouTubeさんから髪型の変化を、どうぞお楽しみください。 pic.twitter.com/lTqMX07PSq, アルビノの日本人タレントとして有名なのが、粕谷幸司さんです。日本の男性タレント・エンターテイナーとして活躍されています。ご自身のブログなどでも生まれた時のことや両親や兄弟に恵まれ、温かい環境で育てられたことが大きかったということを言っています。その他のアルビノの人へ勇気を与えてくれるような活動を様々行っています。, アルビノの動物は、その希少性から高価な値段で販売されているという現実があります。アルビノの魚類や爬虫類は最近ペットとして飼われる方が増えてきました。アルビノの動物にしてみれば、自然界で生活するときよりも逆に寿命が長くなるのでメリットともいえるのでしょうか?, しかし、ペットとして飼う以上はしっかりと最後まで面倒を見る責任を全うして欲しいものです。途中、世話が面倒になったからとポイっと捨ててしまっている人も多くいます。ペットとして飼うのであれば最後まで命を大切に育てるようにしましょう。, アルビノ種の動物について様々ご紹介してきました。アルビノとは何か?その原因や寿命について、アルビノ動物の逆の黒・メラニズムについて、アルビノと似た白変種、アルビノの美しい動物の数々を合わせてご紹介しました。世の中には様々に美しい神秘的なものがたくさんあるということがわかりましたね。, また、アルビノの動物はペットなどで飼われるのと自然界で生きていくのではその寿命の長さがかなり違ってきます。アルビノと真逆のメラニズムの存在もアルビノとは違った魅力がありましたね。何が原因で突然変異が起こるのかはわかっていませんが、アルビノの美しさには圧巻ですね。, アルビノの動物種について!寿命や原因は?自然界に表れる真っ白な美しさを解明のページです。Jelly[ジェリー]はライフスタイル・美容・ファッションをはじめ、インテリア家具や家電まで幅広く暮らしに役立つ情報をお届けするメディアです。今の暮らしを更に楽しく便利にする情報を無料でご購読して頂けます。, アルビノという先天性疾患により肌や髪の色素の薄い方がモデルや芸能人として世界各国で活躍しています。アルビノのモデルや芸能人はまるで寓話の世界から抜け出して来たような儚い美しさを持っています。今回は世界で活躍するアルビノの著名人の魅力について紹介します。, 出典: アルビノのモデル&芸能人が神秘的!世界で活躍する人をご紹介! 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