讃美歌320番「主よ みもとに近づかん」―死の絶望に直面した者に力を与える讃美歌― 神に対する信頼と熱望とに満ち溢れたこの讃美歌は今まで婦人によって書かれた讃… ?結婚式における賛美歌の定番として歌われている賛美歌312番「いつくしみ深き」のあらましや、作詞者であるスクライヴェンが歌詞に込めた思いを知る事で、結婚式の祝福の気持ちをより高められます。 賛美歌を詳しく知らない人でも、メロディーを聴けば思い出す人も多いため、ぜひ歌詞カードを配布して参列されたゲストの方にも歌っていただきましょう。 まとめ. やさしい光に まばたく星座 Jesus knows our every weakness; O what needless pain we bear, 星の世界(賛美歌312番) いつくしみ深き友なるイェスは 罪とが憂いをとり去りたもう 心の嘆きを包まず述べて などかは下ろさぬ負える重荷を. who will all our sorrows share? 今回は、日本だけでなく世界各国から愛されている『いつくしみ深き』の魅力をご紹介します。, まずは『いつくしみ深き』の原曲『What A Friend We Have In Jesus』をご紹介します。, What a Friend we have in Jesus, 悩み悲しみに沈める時も everything to God in prayer. Copyright© MOOV , 2020 All Rights Reserved. take it to the Lord in prayer, 原曲の作詞者は、アイルランド人のジョセフ・スクライヴェン。 人のことを我が事のように喜ぶことが出来ることも、自分の中の愛や幸せが育っているからです。いつくしみ深きには、, 「新郎新婦の二人の未来は、時にはハプニングや様々なことが待ち受けているかもしれませんが、結婚式で愛を誓い合うふたりの未来が、どうぞ明るいものでありますように。隣の人をずっと愛して支えていけますように。」, という意味があります。そのためにも参列者の方にも歌ってほしいのです。賛美歌を詳しく知らない人でも、メロディーを聴けば思い出す人も多いため、ぜひ歌詞カードを配布して参列されたゲストの方にも歌っていただきましょう。, 新郎新婦が永遠の愛を誓う結婚式。 いのりに こたえて なぐさめたまわん 世の友われらを棄て去る時も いつくしみふかき ともなるイエスは いつくしみふかき ともなるイエスは なやみ かなしみに しずめるときも まばたく数多(あまた)の 遠い世界よ 祈りに応えて労わりたまわん, このサイトでは、小中学校の音楽の授業で役立てていただける情報を発信していきたいと思っております。小中学校の行事や音楽会で使える合唱曲も作っていますので、聴いていただけたら嬉しいです。, 作曲家。主に小中学生が教室で歌う合唱曲を作曲(2020年より小学校の音楽教科書に楽曲が掲載) all our sins and griefs to bear! 多くの方が、チャペルで執り行われるキリスト教式の結婚式を想像するのではないでしょうか。聖壇の前で新婦を待つ新郎、お父さんとともにヴァージンロードを歩く新婦、神父・牧師さんの前で二人が永遠の愛を誓う場面等々……。, 普段キリスト教とは縁遠い生活を送っている方にとって、「ああ、これは宗教的なイベントなんだ」と特に実感するシーンの一つが、賛美歌を歌う場面なのではないでしょうか。, 特に、結婚式においては賛美歌の中でも「312番」と呼ばれている「いつくしみ深き」を歌う場合が多いようです。, 今回は、結婚式における賛美歌の定番として歌われている「いつくしみ深き」についてご紹介していきたいと思います。, 文字通り神を「賛美」する歌を意味します。キリスト教の中でもプロテスタントの礼拝等に際して歌われるものです。似たような言葉として「聖歌」がありますが、こちらは「賛美歌」よりも広い意味で用いられる言葉で、カトリックや正教会における礼拝時の歌も含みます。, 賛美歌の曲名は歌詞の最初の行と同じです。つまり、「いつくしみ深き~」で始まる曲だから曲名も「いつしみ深き」である、というわけなのです。, また、賛美歌に対して割り振られている番号は、賛美歌集に収録されている順番に基づいています。「いつくしみ深き」が「312番」と呼ばれているのは、日本基督教団出版局が1954年に出版した『讃美歌集』の312番目に載っていることがその理由です。同じ賛美歌であっても、他の賛美歌集に載っている場合、当然番号は異なります。, 「いつくしみ深き」は約150年前、1860年代後半から1870年代前半の間に誕生しました。元々英語で作詞されたもので、原題は「What a Friend We Have in Jesus」というものです。作詞はジョセフ・スクライヴェン(1819-1886)というアイルランド人、作曲はアメリカ人のチャールズ・コンヴァース(1832-1918)。このコンヴァースが作曲したメロディーに川路柳虹という人が歌詞を付けた歌が「星の世界」です。小学校等の音楽の授業で聞き覚えがある、という人は多いのではないでしょうか。, メロディーが分かっていれば、式次第に書かれている歌詞の通りに歌えばまず間違いないわけです。普段賛美歌を歌わない参列者にとっても比較的馴染み深いであろうメロディーのこの賛美歌が選曲されることが多いのは、少しでも多くの人に歌ってほしい、という思いが背景にあるからなのかもしれませんね。, 前述の通り、この賛美歌は元々英語で作詞されており、結婚式等で歌われる場合は日本語に訳された歌詞で歌われています。外国語の歌詞を日本語に訳すのは中々大変なことで、訳した歌詞でもきちんと元のメロディーで歌えるように文字数を整える必要があります。そのため、どうしても内容を省略してしまわなければならないこともしばしば発生します。, そのため、ここではメロディーのことは考えず、意味に焦点を当てて『いつくしみ深き』の元である「What a Friend We Have in Jesus」の歌詞を日本語に訳してみたいと思います。結婚式で歌われるのは主に1番ですので、ここでは1番のみの和訳とします。, いかがでしょうか。「結婚式でよく歌われるということは、歌詞も結婚に関係しているのでは?」という予想に反して、それほど結婚式には関係無いかも……という印象を受ける歌詞です。それどころか、「罪」「嘆き」「苦しみ」といった、お祝いの場にはあまり相応しいとは言い難い言葉が使われています。, 実は、省略した2, 3番も含めて、この歌詞全体で神への祈りの大切さが説かれているのです。そのため、『いつくしみ深き』が歌われる場面は結婚式に限らず、葬式などでも歌われています。, 1番からだけでも少々暗い雰囲気の漂う「What a Friend We Have in Jesus」ですが、作詞者スクライヴェンはどういう経緯でこの歌詞を書いたのでしょうか。, 実はこのスクライヴェンという人、67年の生涯において二人の婚約者がいましたが、二人とも彼と結婚することなく亡くなっているのです。一人目は結婚式の前日に溺死し、二人目は結核で病死しています。, 愛する人との離別を二度も経験した彼は、それでも絶望することなく教師として、また奉仕活動家として人々のために尽くし、その人生を終えました。「いつくしみ深き」は1番、2番、3番…と年を空けて作詞されており、そこにはその時その時に彼が遭遇した苦難、そしてそれを神への祈りによって克服し、前へ進んでいった様子が反映されているのです。, 「いつくしみ深き」、通称「312番」は必ずしも結婚式を想定した賛美歌ではありませんが、作詞者であるスクライヴェンが歌詞に込めた思いを知れば、見方は少し変わってくるのではないでしょうか。, キリスト教式の結婚式の定番のフレーズと言えば、誓いの場面での「健やかなるときも病めるときも~」という、神父・牧師さんから新郎新婦への問いかけの言葉です。これから始まる結婚生活、決して幸せなことばかりではなく、苦しいとき、辛いときが訪れることもあるでしょう。祈りはそうした逆境を乗り越える強さを与えてくれる――スクライヴェンはそう教えてくれているのではないでしょうか。, せっかくの結婚式、今回紹介した「いつくしみ深き」のように、馴染み深いメロディーの賛美歌であれば積極的に歌ってみることをお勧めします。披露宴で拍手を送るのと同じ感覚で、二人への祝福の気持ちを表したり、明るい未来を祈るために歌を贈るのも素敵なことではないでしょうか。. everything to God in prayer! O what peace we often forfeit, 結婚式でパートナーに捧げる気持ちと同じ無償の愛を歌詞に込めて作られた『いつくしみ深き』は、まさに結婚式にぴったりの賛美歌です。意味を知ることで、結婚式当日の感動もより増すはずです。, ど定番といえば、いつくしみ深き(312番)ですが、その他にも『あいのみかみよ(429番)』や『いもせをちぎる(430番)』も結婚式で定番になっています。次回からは、429番と430番について魅力をご紹介していきます。. ふけゆく秋の夜 すみわたる空 take it to the Lord in prayer. Copylight © Colors, Inc. All Rights Received. いのりに こたえて いたわりたまわん Can we find a friend so faithful われらのよわきを しりて あわれむ 宇宙の広さを しみじみ思う のぞめば不思議な 星の世界よ, きらめく光は 玉か黄金(こがね)か All because we do not carry 心の嘆きを包まず述べて Have we trials and temptations? ムーヴスタジオは"Zoom"オンラインにて、動画編集のプロに指示を出しながら、結婚式のプロフィール動画や余興ムービー、送別会や学校行事、記念やお祝い動画など幅広い用途に利用できる映像制作サービス。高品質な動画をどなたでも簡単に、低価格で、スピーディーに制作。, 他にはない、たったひとつのウエディング動画を完全オーダーメイドで制作するムーヴウエディング。挙式・婚礼時の撮影や披露宴でのプロフィールムービー&エンドロールなど、ブライダル専門の映像クリエイターが結婚式動画をトータルプロデュース。, ムーヴスクールは、あなたの目的に合った映像制作スキルを短期間で習得する事が出来る個別指導の映像クリエイター育成スクールです。マンツーマンでプロが教える成果の高い個別指導と独自カリキュラムにより最短でプロの映像技術を習得。, また、賛美歌に対して割り振られている番号は、賛美歌集に収録されている順番に基づいています。「いつくしみ深き」が「312番」と呼ばれているのは、日本基督教団出版局が1954年に出版した『讃美歌集』の312番目に載っていることがその理由です, 「いつくしみ深き」は約150年前、1860年代後半から1870年代前半の間に誕生しました, 。元々英語で作詞されたもので、原題は「What a Friend We Have in Jesus」というものです。作詞はジョセフ・スクライヴェン(1819-1886)というアイルランド人、作曲はアメリカ人のチャールズ・コンヴァース(1832-1918)。このコンヴァースが作曲したメロディーに川路柳虹という人が歌詞を付けた歌が「星の世界」です。小学校等の音楽の授業で聞き覚えがある、という人は多いのではないでしょうか。, 実は、省略した2, 3番も含めて、この歌詞全体で神への祈りの大切さが説かれているのです, 。そのため、『いつくしみ深き』が歌われる場面は結婚式に限らず、葬式などでも歌われています。, Twitterの動画広告を有効利用しよう!その1~Twitterについて理解を深めよう!~. スクライヴェンは、結婚式前に婚約者を事故と病気で二度も失った過去がありました。非常に辛い経験の中で、自分本位のエゴ的執着からの愛ではなく、無償の愛を歌詞に込めて作られたのが『いつくしみ深き』です。, イエス様を信じる心は、神を崇めることではなく、自分の心の中にある神と一体になることだと理解していたスクレイヴェンは、一生を不幸な人や貧しい人への奉仕へ捧げました。, キリスト教でいわれる『御心のままに』という言葉は、愛と奉仕で満ちています。愛と奉仕は、結婚式でパートナーに捧げる気持ちと同じものがあります。健やかなる時も、病める時も、共に生きていくという結婚の儀に歌われる『いつくしみ深き』には、深い奉仕の愛と、慈愛に満ちているのです。, いつくしみ深きは、福音唱歌系の歌集に掲載され、その後は一般の礼拝用歌集に必ず収録されています。, いつくしみふかき ともなるイエスは What a privilege to carry アーメン, キリスト教の教えの中にある「愛」とは恋愛の愛だけではありません。 結婚式を想定した賛美歌ではなかった! いつくしみ深き友なるイェスは われらの弱きを知りて憐れむ 悩み悲しみに沈める時も 祈りに応えて慰めたまわん よの とも われらを すてさるときも 変わらぬ愛もて導きたもう こころのなげきを つつまず のべて この「星の世界」は、讃美歌『いつくしみ深き』として結婚式などでも、よく歌われているので、誰もがどこかで耳にしたことのあるメロディーではないでしょうか。, この歌を作詞したのはアイルランド人のジョセフ・スクライヴェン (1819 – 1886) 。カナダの学校で教師として過ごしていた彼は、一生を不幸な人や貧しい人への奉仕活動に捧げた人でした。『いつくしみ深き』は、闘病生活をしていた母親をなぐさめるためと、彼自身が、婚約者を事故と病気で2度も亡くした悲しみの中でもイエスを信頼する気持ちを綴った詩と言われています。, 日本では、明治43年(1910年)に杉谷代水の作詞により、文部省唱歌『星の界(よ)』として紹介され、その後、川路柳虹の作詞による『星の世界』として伝えられています。, やわらなか和音の響きと「いつくしみ深き」「星の界」「星の世界」それぞれの歌詞が、いつまでもこだまする1曲です。, かがやく夜空の 星の光よ