習慣化することで、余計なことを考えなくなり、1日中勉強に集中することができるようになります。, (その他の公認会計士試験の勉強法については、「公認会計士の勉強法7選!私と同じ失敗をしないために伝えたいこと」も合わせてご確認ください。), ◆合格率は10%程度。 ・1日あたりの時間で考える ・日商簿記1級合格者。 会計はもちろん、法務、税務、経済、IT、ファイナンス、内部統制など実務に活かせるレベルの専門知識を体系的に、そして「英語」で習得できます。よりレベルの高い「専門力」と「英語力」が求められます。 米国公認会計士(CPA)の資格は「米国公認会計士協会」が運営管理を行っております。 米国公認会計士協会とは: 米国公認会計士協会とは、米国の公認会計士、略称CPAで構成される職能団体のこと 今回は、公認会計士・税理士・簿記検定について、難易度、必要な学習時間・学習する科目・試験制度・合格後のキャリアの選択肢などについて、徹底比較していきたいと思います。 会計資格に興味のある方は、是非参考にしてください! ◆実質的な合格率は25%程度。 公認会計士とuscpaの難易度比較. ・企業法 Posted by 公認会計士に興味のある人であれば、一度はこのように思ったことがあるのではないでしょうか?, 私も公認会計士試験の勉強を開始した時は、漠然と難しい試験というイメージしか持っていませんでした。, そこで今回は、公認会計士試験に合格した私の経験をもとに、公認会計士試験の難易度・合格率について解説していきます。, また、後半では、公認会計士試験の試験対策についてもお伝えしていきますので、ぜひご一読ください。, 公認会計士試験とは、公認会計士になるために、始めに合格する必要がある試験となります。, (公認会計士については、「公認会計士とは?わかりやすく簡単に解説します!」をご参照ください。), 5月と12月の年2回実施される短答式試験(マークシート)に合格すると、8月に年1回実施される論文式試験(論述)を受験することができます。, ・公認会計士試験に合格する。 【アウトプット期】 【司法試験】 Input:Output=5:5 ・TAC まず、これらの資格の中で最も難易度が高いのは、間違いなく日本の公認会計士試験です。 短答試験と論文試験の両方に合格する必要があり、その合格率は例年10%前後で推移しています。 合格率だけ見ると大したことないように感じてしまうかもしれませんが、特筆すべき点は受験生の母集団のレベルの高さにあります。 日本における公認会計士は、医師や弁護士と並ぶ日本の三大資格で、独占業務が可能なことにより高い収入が保証されています。 また、公認会計士であれば無試験で税理士としての登録 … ・テキストを音読する。, 「こんな方法がアウトプットになるの?」と思われたかもしれませんが、どれも立派なアウトプットです。, コツとしては、記憶が定着した箇所については、アウトプットをやめて、時間を節約することです。, ただ講義を聞いてインプットするだけでなく、講義の後にどれか1つでもいいので実践してみてください。, 私がおすすめする2つ目の試験対策方法としては、「とりあえず最初から最後までやる」ことが挙げられます。, まずは一通り勉強してみるというのは、一般的によく言われる勉強方法ではありますが、なぜこの方法が推奨されているのでしょうか?, 理由の1つとして、全体のボリュームを一度経験しないと、本当の意味で公認会計士試験の大変さを理解することができないことが考えられます。, とは言っても、公認会計士試験の範囲は非常に広く、最後まで勉強するのも簡単ではありません。, コツとしては、先述の効率的なアウトプット方法を取り入れながら、とりあえず50%程度理解できたら先に進むことです。, とにかくサクサク前に進むことが大切であり、100%理解できるまで立ち止まっていたら、いつまでたっても最後までいきつくことはできません。, 不安な気持ちはわかりますが、他の範囲を勉強することで理解が深まることもありますので、とりあえずは先に進むことを考えてください。, 以上より、「とりあえず最初から最後までやる」ことは、おすすめの試験対策方法となります。, 私がおすすめする3つ目の試験対策方法としては、「出題されそうなところからやる」ことが挙げられます。, であれば、出題されそうな論点をまず合格点がとれるレベルまで勉強して、あとはできる範囲で広げていく方が、合格の可能性は上がります。, 極端な話を言えば、出そうなところを勉強して、最終的にたまたま当たったとしても、それはあなたの戦略勝ちと言えます。, また、出題されそうな問題、かつ、皆ができる問題は、絶対に落とさないようにする必要があります。, 公認会計士試験ほどの難関試験と言えども、結局のところ皆が解ける問題を一問も落とさなければ、合格することができます。, 予備校のテキストや問題集には、重要度が記載されていることが多いかと思いますので、予備校が出そうと予想している重要な箇所を中心に、勉強に取り組んでみてください。, 以上より、「出題されそうなところからやる」ことは、おすすめの試験対策方法となります。, ★おすすめ公認会計士予備校 uscpa資格試験はどのくらい難しいのか?ひとによっては簡単という話も聞くが本当なのか?人気資格の難易度について、4科目すべてに一発合格した筆者がお答えします。 米国公認会計士(uscpa)の難易度. ・会計学-財務会計論-簿記(計算) 公認会計士試験は、短答式試験(マークシート形式)と論文式試験(記述形式)の二段階です。 短答式試験の合格者のみが論文式試験を受験することができます。 試験科目は次の6科目です。 公認会計士試験の場合、短答式試験の免除や論文式試験の科目合格制度などがあるものの、いずれも2年の期限付きであり、全科目一括合格が基本となります。 したがって、全科目の膨大な試験範囲について同時並行的に勉強しなければならない点が公認会計士試験の難しさといえるでしょう。 合格までに必要な勉強 … 公認会計士試験と比較されることが多い「税理士試験」と「司法試験」には、以下の受験資格があります。 ↓ 米国公認会計士(uscpa)に関する資格の関連情報です。試験概要や受験資格、難易度など役立つ情報を見やすく詳細に最新情報で解説しています。- 資格の取り方 詳細については「公認会計士の予備校比較ベスト5!会計士がコスパ重視で選んでみた」をご参照ください。, 実際に私が公認会計士試験に合格した時に何をやったかと言うと、ただひたすら同じ教材を繰り返しただけでした。, これらの勉強法は、私自身もツイートや記事で紹介している勉強方法であり、実際に大切だと思っているものです。, ただ、これらは枝葉の論点であって、「繰り返す」という根っこの部分が最も大切となります。, 始めはつらくても、繰り返していくうちに、だんだんと見慣れた内容が多くなり、楽になっていきます。, ★習慣が大切 公認会計士と簿記には共通点がたくさんあります。そのため、公認会計士は簿記何級レベルなのか気になる人が多いです。この記事では、公認会計士と簿記の関係や難易度の違い、関係資格などを網羅的に徹底解説していきます。 ・士業の事務所や会計に関する業務で2年以上働いている者。 ・会計学-財務会計論-財務諸表論(理論) 今回は、完全に主観的なUSCPAの難易度をお話しさせて頂きますので、客観的・統計的なUSCPAの情報を知りたいという方は、こちらの記事を熟読してください。 USCPAを徹底解明!簿記などの他資格との難易度を比較検証! ・テキストの内容を思い出す。 ・記念受験者層(得点比率が40%以下と仮定。), この点、例えば2019年度の第2回短答式試験の得点分布表を見てみると、下表の赤枠より下の部分が、「得点比率40%以下の人(=記念受験と考えられる層)」と「申し込みはしたが欠席した人」の割合となり、なんと申込者のうち60%の人が、実質的な受験者ではないと仮定できます。, 実質合格率26.7% 海外で会計士として働くために必要な資格の1つである「uscpa」とは、どのような試験で、どのぐらい勉強したら合格することができるのでしょうか?試験の特徴や勉強方法についてご紹介いたします。 公認会計士試験は地方の国立大学と同レベルなの?と思われたかもしれませんが、そういう意味ではありません。 ・大学、短大、または高等専門学校を卒業した者で、法律学または経済学に属する科目を1科目以上履修している者。 ・公認会計士試験短答式試験に合格している者。 ここでお伝えしたいのは、高校3年間の勉強時間と同じくらいの時間は、最低限勉強をやらなければならないということです。 USCPA(米国公認会計士)はあなたの生き方を180度変えてしまうほどインパクトのあるグローバル資格です。USCPAの難易度、勉強時間、科目、受験資格、年収、転職、費用、独学のすべてがこの記事にギュッと詰まっています。 公認会計士の試験科目は、先にも既述したように、「財務会計論」「管理会計論」「監査論」および「企業法」に加えて、「会計学」「監査論」「企業法」「租税法」および選択科目(「経営学」「経済学」「民法」「統計学」のうちの1科目)になります。 【直前期】 試験自体のレベルは、難易度面で見れば日本の公認会計士よりも難易度は低いようです。問題が広く浅く出題される傾向がありますが、難易度の高い問題は少ない試験です。初心者の受験対策にはスクールの利用がベストです。 ・法科大学院課程の修了者 公認会計士は医者・弁護士などと並ぶ国家資格で、経済分野の頂点に位置する国家資格です。そのため司法試験と並ぶ難易度の高い国家試験と一般的には言われています。でも実際のところ、どれくらい難易度の高い試験なのでしょうか。また最近は合格しやすくなっ USCPA(米国公認会計士)の試験には4科目あり、1科目目の合格から 1年半以内に全科目合格しないと、その1科目目の合格が失効してしまう「expire」 という制度があります。. 大学生であれば3学年分費やす必要があるかもしれません。 日本の会計士の合格率は 10% 程度なので、日本の会計士試験にくらべれば、は遥かに合格しやすい試験といえます。 こういった点からも uscpa の難易度は比較的簡単といわれています。 uscpa 合格に必要な … ・公認会計士試験合格後、実務補修所にて所定の単位を修め、修了考査に合格する。, 【必須科目】 ・自分が講師になったつもりで、テキストの内容を解説してみる。 そこで、以下の2つの軸で、勉強時間についての感覚を掴んでみてください。 en world Japan, グローバル化が進む現在、世界中の企業で注目されつつある資格が「米国公認会計士(USCPA)」です。取得できれば就職や転職、キャリアアップに有利になる資格ですが、いざ取得しようと思ったときに気になるのが、どの程度の難易度なのかということでしょう。, ここでは、米国公認会計士試験の難易度や合格率、必要な勉強時間などを解説します。受験を考えている方は参考にしてください。, "転職を成功させるには、ビジネスの動向や転職市場の最新の動向を把握しておくことが大切です。エンワールド・ジャパンでは、転職はもちろんキャリアアップに役立つ情報や各分野のビジネスの話題まで、さまざまな分野の無料イベントを開催しています。資格取得後の転職を成功させるために参加してみませんか?", 米国公認会計士の試験は4つの科目で構成されており、すべての科目で合格点を取ると資格を取得できます。予備校などが公表している科目ごとの合格率は約50%程度であり、一見すると簡単に合格できそうに思えるかもしれません。しかし、資格を取得するためには合格率が約50%であるすべての科目で合格点をとらなければならず、見た目ほど簡単な試験ではありません。, 米国公認会計士取得後の転職はエンワールド・ジャパンへお任せください!まずは無料面談へご応募のうえ、転職を成功させましょう!, ・FAR(Financial Accounting & Reporting):企業や組織を運営するための会計知識, ・BEC(Business Environment & Concepts):経済学概論やIT概論、企業統治と管理会計, ・AUD(Auditing & Attestation):監査手続き、会計士としての責任, ・Task Based Simulation:財務諸表や各種申告書の穴埋めや多肢選択法など, 科目合格の有効期間は18ヶ月と定められており、この期間が過ぎると失効し、再度受験しなければなりません。試験は3ヶ月に1度受験できるようになっており、日本のテストセンターでも受験可能です。, 2017年に試験制度に変更が加えられ、「CBT3」という形式に変わり、四肢択一問題が減って記述式の問題が多くなっています。, 米国公認会計士の資格を取得するために必要な勉強時間は、おおよそ1,000時間と言われています。予備校に通って勉強するという前提で計算すると、週に2回予備校に通って3時間ずつ講義を受け、予習復習を毎日2時間ずつおこなった場合で、1週間あたりの勉強時間が20時間です。これを50週(約1年)継続すると勉強時間の累計が1,000時間になります。, もちろん、出張や仕事の繁忙期などで勉強時間が確保できないこともあれば、家族サービスなどで休日も必要でしょう。1年半から2年ほどをかけて1,000時間から1,200時間ほどの勉強時間を確保するというロードマップが現実的なラインだと考えられます。, ここでは、米国公認会計士試験の合格率を、科目別、全科目、日本人の合格率に分けて解説します。, 2014年度の米国公認会計士の総受験者数は91,380人でした。これに対して合格者数は25,648人であり、合格率は約28.1%となります。また、受験者全体の傾向として、全科目の合格点を取るためにどの程度の期間を要しているかをまとめたものが下の表です。, 2017年度の日本人の4科目平均の合格率は34.3%、受験者数は約2,000人となっています。ただし、4科目合格者数については公式によるデータが公表されていません。, 下表は2014年度の日本人の科目別合格率です。2014年度の4科目平均の合格率は32.8%であり、受験者数は約1,800人となっています。, 米国公認会計士は日本人にとって取得難易度の高い資格です。以下にその理由を示します。, 学位要件は日本の4年制大学の卒業で満たされますが、あわせて単位要件として「会計単位」と「ビジネス単位」を州ごとに異なる所定の単位数だけ取得している必要があります。大学でこれらの単位を取得していなかった場合は、新規に大学などで単位を取得しなければ受験資格を得られません。, 会計士の資格は、会社の会計を扱うプロフェッショナルな資格であるため、どの国の資格であっても難易度にそう大きな違いはありません。日本の国家資格である「公認会計士」の場合、毎年の合格率はおよそ10%ほどです。, ではどこが違うのかというと、取り扱う業務内容に違いがあります。そのため、日本の会計士の資格とアメリカの会計士の資格とを同列に並べて、その難易度を比較することはできません。ここでは、日本とアメリカの会計士の資格ではどのような点が異なっているのかにポイントを当てて、その難易度を比較していきたいと思います。, まずは、米国公認会計士(USCPA)と日本の公認会計士との相違についてはっきりさせておきましょう。第一に共通している点は、どちらも会社の会計監査を独占して行える、という点が挙げられます。, 相違点として第一に挙げられるのは、その資格を持って活動できる国が違ってくる、という点です。それぞれの国において会計基準は異なっているため、企業の会計監査を行う場合にも、国ごとに違った処理をしなくてはいけません。, また、米国公認会計士(USCPA)の場合、その試験内容に経済学の理論やIT関連の概論なども含まれているため、資格を取得した後に活躍できるフィールドがかなり広い、という特徴があります。, 日本の公認会計士の場合、活躍できるフィールドは会社の会計や税務、コンサルティングなどに限られてきますが、米国公認会計士(USCPA)の資格を取得している場合、ファイナンシャルプランナーとして働いたり、金融やIT関連のコンサルタントとして働くこともできます。, 米国公認会計士(USCPA)の資格を持っているということは、会計の専門家であるというよりは、ビジネス全般に関するプロフェッショナルであるという意味合いが強いわけです。, では、このような視点に立って、米国公認会計士(USCPA)と日本の公認会計士の難易度の違いを見ていきましょう。, まず受験要件では、米国公認会計士(USCPA)の場合は州ごとにその受験資格が異なっています。一般的には4年制大学を卒業していることと、会計単位およびビジネス単位を取得していることが条件となっていますが、州によっては大学に在学中でも受験できるところがあります。, 一方、日本の公認会計士の場合は、特定の受験資格はなく、誰でも試験を受けることができます。そのため、受験要件に関する難易度では日本のほうが低く設定されています。, 合格率の点でいうと、米国公認会計士(USCPA)の場合は4科目トータルの合格率が公開されているわけではないので、日本の公認会計士と即座に比べることはできませんが、科目ごとの合格率はおよそ50%になります。これに対して、日本の公認会計士の合格率は約10%となっています。, ですが、日本の公認会計士の資格を持っている人間は約3万7千人、米国公認会計士(USCPA)の資格を持っている人間は世界で60万人ほどいるので、米国公認会計士(USCPA)のほうが若干合格率は高めだと考えて良いでしょう。, 出題傾向を比較すると、日本の公認会計士は会計業務に特化した試験内容になっているのに対して、米国公認会計士(USCPA)はより広くビジネス全般に対する課題が出題されます。, これも一概に比較することはできませんが、より幅広い内容を履修しなくてはいけないという点を考えれば、米国公認会計士(USCPA)のほうが難易度は高いといえます。, 勉強時間の点で比較すると、日本の公認会計士に合格するためには約3,200時間、米国公認会計士(USCPA)に合格するためには850時間ほどの時間が必要だとされています。この観点で比較した場合、日本の公認会計士のほうが難易度が高いということができます。, 日本の公認会計士と米国公認会計士(USCPA)では、資格取得後に活躍できるフィールドが異なっています。, 日本の公認会計士は企業の会計監査を主に扱いますが、米国公認会計士(USCPA)はビジネスの世界で幅広く活躍することができます。一言でいえば、日本の公認会計士は狭く深く、米国公認会計士(USCPA)は広く浅く、といった知識が必要になるといえます。, そのため、難易度については、資格取得後の進路や目的によって変わってくるといえます。, 近年では、会社の会計は会計ソフトを使って行われることがほとんどであるため、会社内で会計業務を行う場合には、日商簿記の資格を持っていれば十分通用します。また、日商簿記1級は公認会計士への登竜門だといわれることもあります。, 日商簿記検定1級と米国公認会計士(USCPA)も、直接難易度を比較することは難しいのですが、単純に合格率で比べれば、日商簿記検定1級のほうは約10%となっています。こちらも、深く狭い分野で活躍したい場合には日商簿記の資格を取得するほうが難易度が高いといえるでしょう。, 米国公認会計士(USCPA)は州ごとに取得する資格ですが、アメリカ合衆国の国家資格です。そういった観点から、日本のいくつかの国家資格との間で難易度を比較してみることにしましょう。, 医師や歯科医師は合格するまでの過程自体が厳しいので、単純に合格率で比較することはできません。しかし、主にビジネス関連の国家資格を見ると、いずれも10%台かそれ以下となっており、日本の国家資格に合格することはそれほど容易くないことがわかります。単純に合格率で比較した場合には、米国公認会計士(USCPA)は意外と敷居が高い資格ではないということができるかもしれません。, 米国公認会計士の試験は、独学で合格するには難易度の高い試験です。勉強で分からないところが出てきた場合、スクールに通っていれば講師に質問できますが、独学の場合は時間と手間をかけて自分で調べて、それでも疑問が解消されないこともあります。また、試験対策用の教材が市販されていないことも、独学での合格を難しくしている要因のひとつです。, 2017年度に導入された新試験制度である「CBT3」では、択一式の問題の比重が下がり、記述式の問題が増えています。これにより、独学での合格がいっそう難しくなっています。, ネット上には、合格者による「米国公認会計士の試験は簡単、という意見は額面どおりに受け取らないほうがいい」という趣旨の口コミがありました。決して簡単に合格できる試験ではありません。, 米国公認会計士を受験するなら、予備校に通うことをおすすめします。予備校に通うと定期的に講義を受講するため、学習のペースを維持しやすくなるとともに、同じ目標をもって努力する人間が周囲にいるのでモチベーションを保ちやすくなります。, また、試験では同じような問題が繰り返し出題される傾向にあるため、過去問題を解くことも合格への早道になります。, 米国公認会計士はアメリカの各州が認定する公認会計士資格であり、米国公認会計士協会が試験を作成するため試験はすべて英語で行われます。, そのため英語を母国語としない日本人にとっては英語がネックになって取得をためらう、といったケースも少なくないようです。米国公認会計士資格の受験には、どの程度の英語力が必要なのでしょうか。, 現在米国公認会計士の試験は日本で受験が可能なため、米国に行って受験しなければならなかった時代と比較すると英語に関する受験のハードルはかなり下がっています。というのも米国公認会計士試験ではTOEIC(Test of English for International Communication)のようなリスニングによる試験が設定されていないのです。, スピーキングも試験そのものには必要ありません。米国公認会計士の試験に必要な英語スキルとしてはまずリーディング、そしてライティングということになります。, 問題がすべて英語で出題されるので細かなニュアンスの違いなどを理解できる英語力があることが理想ではありますが、実際はそれほど高い英語力は必要ではなく、高校から大学レベルの英語が理解できるのであれば問題ないとされています。, 大学入試で出題される長文のような難易度の高い文章ではなく、ごく一般的なレベルの文章を早く正確に理解できることが重要といえるでしょう。, ライティング能力も必要ではありますが、米国公認会計士の試験の多くは選択式であり、記述式で回答が求められるのはBEC(Business Environment & Concepts)のみとなっています。したがって米国公認会計士の試験においてはまずリーディング力、そしてライティング力が必要であるといえます。, 英語力の目安としてはTOEIC650~700点程度あれば問題なく受験できるでしょう。ただし専門用語については集中的に暗記する必要があります。, グローバル化の進展にともない、外資系企業はもちろん、国内企業であってもIFRS(国際会計基準)に準じた会計処理をおこなうことが求められています。米国公認会計士の試験ではUSGAAP(米国会計基準)とIFRSの両方の知識が求められるため、資格を取得できれば転職やキャリアアップに有利に働きます。, 米国公認会計士資格取得者のニーズは高く、特に監査法人に関しては「売り手市場」といえる状況にあるため、資格取得後は年収アップが期待できることもメリットといえるでしょう。, 監査法人では、職務未経験で転職する際には最も低い職階である「ジュニアスタッフ」からスタートすることが一般的ですが、米国公認会計士資格取得者の前職の年収よりもジュニアスタッフの年収が低い場合は職階を調整したりするなどして前職の年収を維持するケースも多いようです。, 監査法人では一般的な企業よりも年収アップのスピードが速い傾向があり、成果を上げることができれば早い段階で年収1,000万円クラスであるマネージャーを狙うことも可能です。, そうなれば次のキャリアプランとしてその監査法人で培ったスキルを武器に転職すると、年収1,000万円以上を得られる可能性も高くなるでしょう。そのままその監査法人の中でキャリアアップし、年収2,000万円クラスが期待できる職階「マネージャー」まで昇進するというのもひとつの方法です。, 会計業務は業種や企業の規模を問わず、必ず必要になるものです。そのため監査法人や金融機関以外でもさまざまな企業で会計のスキルをもつ人材の需要があるため、米国公認会計士資格取得者の活躍の場は幅広く用意されています。, また上場企業の内部監査の義務化や国際財務報告基準(IFRS)の導入などにより、米国公認会計士資格取得者の活躍の場は今後さらに広がっていくと考えられます。, 日本はすでに超高齢化社会に突入しています。その影響により多くの業界が今後縮小を始める日本市場だけに注力するのではなく海外進出を視野に入れるようになり、現在の日本は企業のグローバル化が加速しているといえる状況にあります。, 米国公認会計士は世界的に認知された公認会計士資格であり、グローバルに活躍できる資格です。グローバル企業や外資系企業で働く場合には特に強みになるといえるでしょう。, 米国公認会計士資格が活かせる分野は非常に幅広く、さまざまな業界での活躍が期待できます。, 米国公認会計士資格取得者は転職市場で人気の高いコンサルティングファームで活躍することも可能です。, 会計システムコンサルティングや内部監査コンサルティングはもちろんのこと、企業の海外進出の財務面でのサポートを行う国際ビジネスコンサルティング、現地税制に対応する国際税務コンサルティングなど、グローバルな活躍も期待できるでしょう。, 米国公認会計士資格取得者には英文での経理処理ができるという強みがあります。外資系金融機関での経理業務や財務管理業務などに米国公認会計士の資格は役立つといえます。, また外資系企業やグローバル企業は積極的なM&Aを行う傾向にあるため、買収企業の財務状況の精査や企業判断などでも米国公認会計士の知識は重宝されるでしょう。, アメリカの大手会計事務所や監査事務所などでは米国公認会計士のニーズは非常に高く、日本進出した米国企業への監査業務などにおいて強みがあるといえます。外資系だけでなく日本国内の監査法人や会計事務所においても、日本の公認会計士と同様に採用されるケースも増加しています。, どの企業でも経理部門や財務部門は存在するため、幅広い業種で米国公認会計士の資格を活かして活躍することが可能です。外資系企業はもちろんのこと、グローバル展開を行う日系企業においても国際部などでその知識は強力な武器となります。, 米国公認会計士は取得難易度の高い資格ですが、転職やキャリアアップに大いに役立つ資格です。とくに外資系やグローバルに事業を展開する企業からの引き合いは強く、国際的に活躍したいビジネスパーソンにとっては取得メリットの大きい資格だといえるでしょう。, エンワールド・ジャパンは、多国籍企業と実力のある人材の出会いをサポートします。経理や財務に特化した専門チームも設けていますので、会計などの方面で活躍したい方はエンワールドの無料面談をぜひご検討ください。, ◆Would you like to join us?