このウェブサイトでは、JavaScriptの機能を有効に設定していただくことで、最適なコンテンツをご覧いただけます。, 集積回路(Integrated Circuit)は、ひとつのシリコン半導体基板の上に、トランジスタ、抵抗(電気抵抗)、コンデンサなどの機能を持つ素子を多数作り、まとめた電子部品です。このICは、複数の端子を持つパッケージに封入されています。現在のICは、最小寸法として10ナノメートル(nm:10-9)をきるほどの極小のものも使われています。, その昔、少年達が夢中になった鉱石ラジオでは、個別のトランジスタ、抵抗、コンデンサ、ダイオードをプリント基板に挿して、配線していましたが、現在のICは、鉱石ラジオと比べると、寸法で約5万5000分の1、面積で30億分の1というサイズに小型化、高集積化されています。高集積化したことで様々な機能を積み込めるようになり、電子機器の性能を飛躍的にアップさせました。, ICの製造では、前工程としてシリコンウェーハ上にICを多数作り込みます。その後の工程で、1個1個のチップ(ダイ)として切り出し(ダイジング)ます。パッケージへ封入するのは、この切り出したICチップでは、小さすぎてプリント基板への電気的接続が難しいことや、ICチップそのままでは傷をつけたりしてしまうからです。パソコンを開けたときに目にするゲジゲジの足のような形状をしたものの中に、ICがパッケージングされて隠れています。  1つのICの中にトランジスタなどの素子を多数集積すると、その素子数で、LSI(1000素子以上)、VLSI(10万素子以上)、ULSI(1,000万素子以上)などと呼ばれます。今日では、これら高集積のIC全体をLSI、またはVLSIと呼ぶことが多いようです。. © Hitachi High-Tech Corporation. 両者の英語のはICがintegrated circuitで、LSIはLarge-scale integrated circuitであることからもその違いがわかる。 2000年代ごろまでは両者を区別して使用することが多かったが、近年では特に区別せず集積回路全般をICまたはLSIと呼称することが多くなった。 このブログのメインテーマでもある株式投資でも半導体関連銘柄などと言われるので聞いたことがある人は多いと思います。, けど、半導体ってCPUとかGPUとかメモリでしょってイメージくらいで詳細は知らない人が多いと思います。, 最初の黒いチップの中にこのシリコンウェハーから切り出した一遍が入っているので、どちらも半導体として紹介されて正解なのです。, そして半導体という概念を最上位概念として、分類されたのが『CPU、ASIC、FPGA、GPU、Memory』などです。例えば、こんな感じです。, あとIC,LSI,VLSIなんて言葉も聞いたことがあるかもしれませんが、これは1つのチップ(四角い黒い物)に搭載される機能がムーアの法則で年々増えていった時代のなごりです。, しかしASIC開発・設計現場では死語になっています。(”石”って言う人がいますが、これはICから来た造語です。これは完璧に古い人しか使いませんね。), 話を元に戻して、なんでこんなに細かく分類されているのか?って不思議じゃないですか?, これを見ると、あれGPUが最強じゃね?って思う人もいますがGPUは画像処理に使う前提でこの並びになります。, あとディープラーニングのアルゴリズムがGPUの得意な処理だったことに目を付けてAIキーデバイスの巨大企業になったのが”NVIDIA”です。, またビットコインなどの仮想通貨のマイニングマシンとしてGPUが使われなくなったのは、仮想通貨のマイニング専用のASICが出回るようになったからです。, もしマイニングが画像処理のような同じ処理の繰り返しだけで済むアルゴリズムだったなら、GPUが最強だったのですがマイニング処理は複雑なアルゴリズムなのでASICが最強となります。, 仮想通貨マイニングに向いている半導体:ASIC > FPGA > GPU > CPU(ソフト), なので最終製品を作るメーカーがシステム設計をするときにはソフトウェアで変更出来る汎用性が必要な処理をCPU、リアルタイム性が必要など処理速度が必要な機能はASIC,FPGAというシステム設計をしています。, 製品の量産台数が年間で100万台という規模であれば、絶対にFPGAは採用されません。, しかし、年間数百台とか数十台レベルの製品だとFPGAが採用される可能性が強いです。(あと搭載面積の関係でFPGAは大きすぎて無理ってケースもあります。), ムーアの法則で集積度がどんどん上がっていた時代には、全てCPU処理で済む時代が来るとかCPU+FPGAだけで済む時代が来るとか色々と言われていましたが、まだまだそんな世界にはなっていません。, その理由は簡単で、集積度が上がれば製品に要求される機能も複雑になりASIC化は避けられないというのが実情となっています。, 昔のiモード時代で通信が遅いと言っていたのですが、4Gになった今でもスマホで通信が遅いと言っています。, 通信は十分に早くなっていますがユーザーの求める通信量のレベルが上がり続けていることが一番の原因です。, 携帯の通信は5Gに移行しますが、その通信でも足りないようなコンテンツが出てくるでしょうね。, 半導体もこれと同じで人間の要求(欲求)にはキリがないので、半導体の出荷量は増え続けると思っています。, 最後にこのブログのメインテーマでもある株式投資と半導体を絡めて話をしたいと思います。, まず上場している半導体関連企業として有名企業は以下になります。半導体に関係する仕事をしていれば、知らない会社はないくらいのメジャー企業です。, そこで半導体ベンダーに直接投資するのではなく、周辺技術のツルハシビジネスへ投資を検討するのはアリだと思っています。, 業界としては3大ベンダとして『シノプシス、ケイデンス、メンター』となっていますが、事実上はシノプシス(Synopsys, Inc.、NASDAQ: SNPS)とケイデンス(英: Cadence Design Systems, Inc、NASDAQ: CDNS)の2大ベンダーです。, あとは、半導体製造装置のTEL(東京エレクトロン)とか半導体検査装置アドバンテストなどもありでしょう。, 12月: 11月:28,373,094/146.4%/*90.7% 10月:31,283,680/161.4%/*98.9% 9月:*31,624,132/163.2%/103.3% 8月:*30,615,239/158.0%/107.8% 7月:*28,391,101/146.5%/109.2% 6月:*25,989,372/134.1%/103.2% 5月:*25,171,402/129.9%/110.7% 4月:*22,728,495/117.3%/110.3% 3月:*20,602,596/106.3%/106.2% 2月:*19,405,289/100.1%/100.1% 1月:*19,382,013/******/107.3%, 2019年資産推移/年初比/先月比 12月:18,064,196/108.4%/110.1% 11月:16,410,609/*86.1%/109.4% 10月:15,000,785/*75.1%/*96.5% 9月:*15,548,172/*79.0%/*80.7% 8月:*19,269,325/108.2%/*99.1% 7月:*19,443,094/123.3%/116.6% 6月:*16,669,715/105.7%/*87.4% 5月:*19,068,134/120.9%/*95.5% 4月:*19,972,542/126.7%/101.5% 3月:*19,677,466/124.8%/110.5% 2月:*17,811,669/113.0%/113.0% 1月:*15,767,154/******/*78.2%, 昔はマイナーな言葉だったのですが、最近ではニュースなどでも良く聞くようになっている”半導体”について、だれでも判るように半導体について解説してみます。, 資産推移、投資、家計簿、給料などお金に関する情報を発信しているF.I.R.E(経済的自由とセミリタイア)ブログです。, 半導体ベンダに特化したETF『ヴァンエック ベクトル 半導体 ETF(SMH) 』. 半導体ベンダに特化したETF『ヴァンエック ベクトル 半導体 ETF(SMH) 』について調べてみました。けど、オチとしてはVGTの方が良いということに自分の中に落ち着きました。... シノプシス(Synopsys, Inc.、NASDAQ: SNPS)とケイデンス(英: Cadence Design Systems, Inc、NASDAQ: CDNS)の2大ベンダー. 1つのicの中にトランジスタなどの素子を多数集積すると、その素子数で、lsi(1000素子以上)、vlsi(10万素子以上)、ulsi(1,000万素子以上)などと呼ばれます。今日では、これら高集積のic全体をlsi、またはvlsiと呼ぶことが多いようです。 All rights reserved. ic には複数の種類があり、素子数によって lsi、vlsi、ulsi 等と呼ばれるようです。これら全体を ic ではなく lsi または vlsi と呼ぶことが多いようですが、素子数が多い集積回路が一般的になったためと考えられます。 faq 1009021 : icとlsiの違いは? 半導体EDAベンダーでシノプシスとケイデンスの2社を知っているでしょうか?半導体関連の仕事をしている人しかしらない会社だと思いますが、半導体の将来を信じる人はこの2社を投資先として選ぶのはアリだと思います。半導体がなくならない限りは安泰な会社だと思います。... 【半導体】LSI,ASIC,FPGA,CPU,GPUの違いが判る!半導体の分類について解説. 2001, 2020. 半導体って言うとこういうイメージですよね? だいたいニュースなどではこのような黒くて四角いチップとして紹介されています。 あとは、丸いシリコンウェハーとして半導体を紹介することもあります。 ちなみにアメリカのシリコンバレーの語源がこのシリコン(半導体)です。 最初の黒いチップの中にこのシリコンウェハーから切り出した一遍が入っているので、どちらも半導体として紹介されて正解なのです。 そして半導体 …