©Copyright2020 機械は友達・二次元は恋人 -まったりオタク系ライフblog-.All Rights Reserved. パソコンは CPU に負荷のかかるような重い作業をしている時にファンが大きな音をたててうるさく回ります。しかし、CPU ファンの動作設定を変更すれば静かにできます。今回は「Windows 10 パソコンでファンの音がうるさい時の対処方法」を紹介します。 スポンサーリンク © 2020 パソログ All rights reserved. こういった悩みを少しでも和らげる解決策を紹介します。私はここで紹介する対策を実施することで、パソコンから出る音がほとんど気にならない環境を構築できました。強いて言えば、キーボードのキータッチ音とマウスのクリック音ぐらいしかノイズは出ませんね。ほんとに静かで快適です!, パソコンから出るうるさいノイズ音ってどこから出てるの?まずはそのうるさい音の発生源が何かを見ていきます。次にその発生源に対して何をすれば解決できるのかという対策方法を紹介します。, ここで紹介する静音化対策方法をすべて実施できたらベストですが、部分的に取り入れることでも一定の効果は見込めると思います。あなたのPC環境と照らし合わせて、できる対策をお試しいただければと思います。, パソコンのうるさいノイズ音って、何が原因なんだろう。そう思ったことはありませんか?物理的にぐるぐると回転する部品がパソコンの中にあるなら、それが原因といって間違いないと思います。いやいや、ぐるぐる回転するものって何よ?, 私のパソコン環境を例にすると、冷却用のファン、ハードディスク、光学ドライブが「ぐるぐると回転するもの」に該当します。また、ぐるぐると回転するってことは、その部品自体が振動を引き起こし、その振動もノイズ音の原因になってるんですよ。ここではそれぞれについて、少し掘り下げて見ていきます。, パソコンが出すうるさいノイズ音の原因の一つ目は冷却用のファンです。ファンという名前通り、ぐるぐる回転します。そしてその回転がうるさい音を発します。でも、パソコンの中には激熱になる部品があるので冷却用のファンはどうしても必要なんですよ。, パソコンを構成する基板には、パソコンの頭脳部分であるCPUや映像処理専用のGPUをはじめ、たくさんのLSIチップが搭載されてます。処理スピードが速いLSIチップほど、ガッチガチに動作するとアッツアツに熱を持っていきます。, 一般的にはこれらLSIチップたちには、『温度何℃以内で使ってね』という仕様が決められていて、それを超えると壊れちゃう恐れがあるんです。そうならないように、ファンを回転させて風を送って冷却してあげるわけです。, 私のパソコンに搭載しているCPU(Core i5-9400F)を例にすると、LSIチップ内部の超えてはいけない温度(ジャンクション温度)は100℃です。100℃を超えると、1万円以上もするCPUが壊れるかもしれないんです。そんなのイヤですよね、絶対。, なのでCPUにはファンをつけて冷やすわけですが、ファンを速く回せば回すほど冷却力も上がります。パソコン環境によっては、マザーボードに冷却ファンの回転数を制御する機能がついているものもあります。私は、CPUコア温度が70℃を越えたら冷却ファンの回転数を最大設定になるようにしています。, しかしながら残念なことに、冷却ファンの回転数が上がると、ファンから発せられるノイズ音も大きくなるんですよね。これはイメージしやすいかと。また、冷却ファンの羽根が小さいほど、ノイズ音が甲高くうるさくなりますし冷却能力も下がります。, ノイズ音を抑えつつ充分な冷却能力を確保できるようにすること、つまり『できるだけ羽根の大きなファンをゆっくり回す』ことができて、かつ、パソコン内の温度が許容範囲に入る構成を考えれば良いのです。, パソコンの冷却ファンは、主に以下の部品に付いてきます。これらの各部品についてどんな対策がとれるかがポイントになります。, パソコンが出すうるさいノイズ音の原因の二つ目は、ハードディスクですね。パソコン起動時の「キュイーーン」とディスクが回転し始める音と、不定期に発せられる「カリカリ」という読み書きするときの磁気ヘッドによるディスクへのアクセス音です。, ハードディスクは、ディスクを回転させて磁気ヘッドでデータの読み書きをします。そう、ここでも回転が出てきました。ハードディスクにもディスクの回転数に種類があります。5400rpmと7200rpmの2種類です。ちなみに、rpmは1分間にディスクが回転する数を表します。, 7200rpmのハードディスクは読み書きの処理速度が速いという点にメリットがあって、5400rpmのハードディスクはノイズ音が少ない、発熱量や消費電力が少ない、価格が安いといった点にメリットがあります。, 静音PCを目指すためには、5400rpmのハードディスクを選べばよいということになります。ただ、これ以外にもっと根本的にノイズ音を抑える方法がありますので、のちほど紹介させていただきます。, パソコンが出すうるさいノイズ音の原因の三つ目は、PCパーツの取り付け不備です。ハードディスクドライブや光学ドライブといった、内部に回転させる機構をもったPCパーツは、内部の部品が回転すると振動します。, これらのPCパーツのPCケースへのネジの取り付けが緩かったりすると、ディスクの回転から引き起こされる振動を抑えることができず、結果としてノイズ音を発生してPCがうるさくなってしまいます。PCパーツはしっかりネジ止めしましょうね、という話です。防振ゴムを挟んでネジ止めできたらベターですね。, 光学ドライブはハードディスクとは違って、磁気ヘッドではなくレーザーを使用してディスクにアクセスするのですが、ディスクが回転するのは同じです。そして、ハードディスクと同じように回転によるノイズ音を発生してしまいます。, これに対しては正直なところ効果的な対策を見つけられていません。私の場合、光学ドライブはソフトのインストール時、音楽ファイルをPCに取り込む時ぐらいしか使用しないので、たまに使う時のノイズは出ても仕方ないぜと受け入れちゃってます。, それでも少しでもマシにしたいのであれば、読み書き時の回転数を落とすという方法があるといえばあります。32倍速対応の光学ドライブだけど4倍速でゆっくりやってね、といった設定で多少ノイズ音は緩和されると思います。, まず初めに、私のパソコン環境に静音化対策を施すことで、私のPCが実際にどれだけ静かになったか、という結果から見ていきましょう。, 上のグラフを見てください。上段の2つのグラフは、これから紹介する対策を入れる前後のPCノイズ測定結果です。PCケースの排気孔間近にスマホを設置して、スマホの『騒音測定器』というアプリで約40秒の間、ノイズを測定しました。, 下段のグラフはこの騒音測定アプリの動作検証、妥当性確認のために行った、我が家のドライヤー(Panasonic EH-CNA99)の動作音を測定した結果です。平均62.6dB(最小60.6dB、最大64.9dB)という結果から、このアプリを騒音測定用として使用できると判断しました。, では、上段2つのグラフを比較してみてください。左グラフが静音化対策前のPCノイズ測定結果で平均約40dB、右グラフが静音化対策後で平均約11dBです。この結果から、今回紹介するパソコン静音化対策で、私のPC環境では平均約40dBから平均約11dBへのノイズ低減を実現できたことがわかります。, 結構がんばったでしょ?20dB以上も静かにできたんですよ。ちなみに、20dBの差っていうのは音の強さ(音圧)でいうと100倍の差になるんですよ。ですので、余裕で100倍以上、パソコンを静音化してやったということになります。, 次に上の図を見てください。この図の上段は、静音化対策後のPCノイズ測定結果で、下段はPCケース内の温度および冷却ファンの回転数を計測した結果です。また、図の左側はWordPressでブログを執筆中の「負荷が軽い状態」での結果、右側は動画編集ソフト(Aviutl)でMP4エンコード中の「負荷が重い状態」での結果になります。, 上段の結果からは、PC処理の負荷が重い状態でもノイズの平均値は16.3dBであり、20dBを超えていないことがわかりますよね。実際、この高負荷時においてもパソコンから発せられる音はほとんど気にならないです。, 下段の結果からは、負荷が軽い状態ではCPU温度は約40℃と高くなく、冷却ファンの回転数は低い状態でPCは処理を行っています。一方、負荷が重い状態になると、CPU温度は急激に上がりますが、CPU温度が80℃は超えないように冷却ファンの回転数を急激に上げる制御がされているのがわかります。, このように、高負荷処理を実施しているときにPCがどの程度うるさくなるのか、またそのときにPC内の温度はどの程度高くなるのか、というチェックもとても重要です。めちゃくちゃ静かにできたとしても、高温でPCが壊れたら意味ないですもんね。, それではパソコンのうるさいノイズ音を静かにする具体的な方法を見ていきましょう。私が自分のPC環境で、静音化のために取り組んだ内容は大きく分けて2つ、冷却ファンの最適化とデータストレージへのSSDの採用です。それぞれについて、掘り下げて見ていきましょう。, 私が行った一つ目のPC静音化対策は、冷却ファンの最適化です。冷却ファンはPC内のいろんなパーツに付いているので、それぞれのパーツ毎に対策方法を紹介していきます。, CPUを冷やすためのCPU冷却ファン(CPUクーラー)は買い替えました。CPUクーラーはCPUを買うと付属品で付いてくるんですが、羽根が小さいんですよね。しかも、冷やすための風はCPUの上に吹きつける方向なので、PCケースの外に向けての排熱がやりにくい構成なんですよ。, なので、私は上の写真にある12cmサイズの羽根を持ったCPUクーラー『虎徹Mark2』を買ったんです。これ、何が良いかというと、12cmの大きな羽根が風量を確保しやすいのに良いというのはもちろん、PCケース外に排熱するための風の流れをつくり易いんですよ。, これを説明しているのが、上の写真の水色の矢印です。虎徹Mark2の冷却ファンの向きのおかけで、PCケースの前面から背面に向けて風の流れを作れるんです(サイドエアフロー構成)。PCケース背面に別途ついている冷却ファンの向きと同じなので、PCケース内の熱気を強力に外に逃がせるんですよ。, 虎徹Mark2のごっついヒートシンクでCPUの発熱をパワフルに吸い上げ、サイドエア-フローでスマートに排熱できる、というシステムが組める点が虎徹Mark2のオススメポイントですね。, ちなみに、冷却ファンには主に3タイプあって、スリーブベアリング、ボールベアリング、流体動圧軸受(FDB: Fluid Dynamic Bearing)の順に耐久性が上がっていきます。虎徹Mark2は静音性、耐久性共に優れたFDBを採用しています。ここも虎徹Mark2のオススメポイントです。, ただ、CPUクーラーとして虎徹Mark2を採用する際に一点注意が必要なのは、PC内のスペースです。虎徹Mark2のサイズ130(W)×154(H)×83(D)mmのエリアを、CPU上の空間に確保できるかどうかは買う前に要チェックですよ。, 私のPCのケースには前面、側面、背面に1つずつ(合計3つ)のケースファンが標準で付いていたのですが、残念ながらどれも羽根の回転数をPCから制御できないものでした。ということで、前面と側面のケースファンは停止させ、背面のケースファンについては回転数制御ができるファンに買い換えました。, 元々ケースに付属していたファンを止めて大丈夫なの?と思った人もいるかもしれませんが、大丈夫です。既に紹介した内容の繰り返しになりますが、私のPCは高負荷処理を実行した状態でも、PCケース内の温度は80℃を越えていません。温度が上がってきたら、冷却ファンをより速く回すようにファンの回転数制御をしているからです。, 今後、もし温度が更に上がるようであれば、次はケース前面のファンの買い替えを検討すればいいかなと。まぁ、猛暑の夏シーズンでも特に問題は発生しなかったので、静音化対策した今の構成で大丈夫だとは思いますが。, 私は以前から冷却用ファンが不要のファンレス仕様のグラフィックボードを採用しています。理由は、PCで高精細な映像処理が必要なゲームをしないからです。そういったゲームをする人は、残念ながら冷却ファンの付いた高性能なグラフィックボードが必要ですね。, 私の場合は、ネットサーフィンやMS-Officeでの資料作り、ブログ書き、音楽鑑賞、ホームビデオ編集、プログラミング学習といった使用用途ですので、冷却ファンが不要なグラフィックボードで十分快適にPCライフを堪能できています。, 余分な冷却ファンは付けない、冷却ファンの数は必要最小限にする、というのがPC静音化対策の鉄則だと私は思います。, 電源ユニットはPC全体の要で、これが壊れたらこれに接続される他のパーツも壊してしまう恐れがあるので、そこそこ良いものを採用しました。私が選んだのはSeasonicのSSR-650FMで、80PLUS GOLDのステッカーが貼ってあります。電源ユニットの中の冷却ファンも高耐久で静音性の高いFDB採用のファンです。, 80PLUSロゴがある電源ユニットは、「AC電源からDC電源への変換の効率が80%以上である」というのが保証されてます。80PLUSロゴは更に細分化されて、BRONZE, SILVER, GOLD, PLATINUM, TITANIUMの順でどんどん変換効率が良くなります。, DC電源に変換できなかった分は発熱されるので、PCケース内の温度を低く保ちたいなら、できるだけ変換効率が高いものを選ぶのが良い、ということになりますよね。, また、電源ユニット本体から電源供給先のパーツまでのケーブルは脱着可能なものがオススメです。なぜかというと、ケーブルの数が少なければ少ないほど、PCケース内の空気の流れが良くなる、つまり排熱しやすくなるからです。, なので、『FDBファンを搭載し、電源ケーブル脱着可能で、AC-DC変換効率の良い電源ユニットを選ぶ』のが、電源選びにおける静音化対策に最適な方法だと、私は考えます。, パソコンの理想的な状態としては、PCケース内の温度が80℃以上の高温にならないように、いかに空気の流れ(エアフロ-)を作りだせるかが重要なポイントになります。, 『できるだけ冷却ファンの数を減らした上で、必要な冷却ファンについては、できるだけFDBファンのもので、できるだけ羽根の大きな回転数制御が可能なファンを採用』、というポリシーでPC構成を検討します。, それでもって、高負荷処理時でもPCケース内の温度が80℃以上にならないようなエアフロ-を作り出せたら、それが冷却ファンのうるさい音対策の最適解だと私は考えています。, また、間接的に静音化に貢献する要素として、CPUの発熱を拡散するヒートシンクはできるだけ大きなもの(アルミの表面積が広いもの)を、電源ユニットはできるだけAC-DC交換効率が良いものを、電源ケーブルは脱着可能でケース内の配線をできるだけスッキリできるものを採用すると良いと思います。, 私が行った二つ目のPC静音化対策は、システムやデータ保管用のストレージの見直しです。ストレージについての対策はとてもシンプル!『ストレージとしてノイズ音(ディスクが回転する音やデータアクセスする音)が出ちゃうハードディスク(HDD)は使わない』です。SSDを採用することで、ストレージが発するノイズ音をゼロにできました。, 私のPCでは、Windowsシステム用にアクセススピードが速いM.2接続規格のSSD512GBを、データ保存用にSATA接続規格のSSD1TBを採用しました。SATA接続規格のSSDはM.2接続規格のSSDに比べるとアクセススピードは遅いですが、HDDよりははるかに超速です。, なので、HDDをSATA接続規格のSSDに置き換えるだけでもPCの静音化に効くし、その上データアクセスも速くなるので一石二鳥だと思います。データ保存用に大容量のストレージが必要な場合は外付けのHDDを用意して、必要なときだけ接続して使用する運用で十分です。, どうしてもSSDを採用できない方は、今お持ちのハードディスクを専用ケース(上図の右側)に閉じ込めて使う方法もあります。私はSSDに乗り換えるまではその方法を使ってました。SSD採用のように完全にノイズ音をゼロにはできないですが、ノイズ音を低減できます。, このHDDケース、ノイズ音低減の他にHDDからの発熱を拡散する効果もあるんです。ケースのふたがヒートシンクの役割を果たしているんですよ。私はこのHDDケースに10年以上もの長い間、お世話になってました。, これまで紹介してきた方法で、パソコン本体はガツンと静かになります。そうなると、今度はそれ以外の音が気になってくるものなんですね。実は次にマウスのクリック音が気になっちゃいまして。ここまでくると勝手にしなはれ、の世界ですよ。, 懲りもせず勝手に、パソコンパーツショップでマウスを新調しちゃいました。お店の中で、かなりの時間カチカチカチカチとサンプル品のマウスをクリックしまくりましたよ。Mr.クリックです。キテます!, で、体感的に静かだなと思って購入したのが上図の上段画像の一番左にあるLogicool(M331)というマウスです。それまで使用していたのが、Microsoft(Model1383)で、私が持ってる中でデザイン的に一番好きなものはMONOX(MK 02010)です。シルバーと黒のツートーンでPC環境を統一してる理由からです。, これら3つのマウスを、これまた懲りもせずノイズ計測してやりましたのが、上図の下段のグラフです。一定間隔でビート刻んで左クリックしたときの測定結果になります。見るからにLogicool(M331)が静かそうでしょ。実際に体感的にも明らかに他のマウスよりも静かと感じました。, 私の書斎は寝室の真横なので、家族が寝てる時にパソコン触るのって結構気が引けるんですよね。Logicoolのマウスに替えてから、そこのハードルが確実に一段下がり、今は夜遅くでもPCで作業ができるようになってます!, 私と同じように『マウスのクリック音がうるさい』と感じている方は、商品サンプルのマウスを店頭に置いているパソコンショップまで足を運んで、実際にクリックして納得がいくマウスを選ぶ、という方法がベストだと私は思います。, キーボードに対してもノイズ計測をやってしまいました。上図の下段のグラフが、「F」のキーを一定間隔で打鍵した時のノイズ計測結果です。MONOXのキーボードはデザインが好きなんですけど、音がうるさいんですよね。, 計測結果グラフではそれほど違いがなさそうに見えますが、打鍵時のノイズを表している最大値で比較するとi-rocksが45.7dBで、MONOXが60.1dBなので、15dBぐらい差がありますよね。この差は、実際に体感でも割と大きな差として感じられるんですよ。, ということで、キーボードによって打鍵音の大きさには違いがあるので、マウスと同じように『店頭で商品サンプルのキータッチ音を静かであることを確認した上で購入する』のがベターだと思います。, では最後に、私が構築した静音PCのパーツを紹介します。夜中にPCで作業をしても、キータッチ音とマウスクリック音ぐらいしかノイズが出ません。すごーく快適なPC環境で、私はめちゃくちゃ満足しています。, 上表の中で静音化に直接的に貢献したパーツは、スマートな排熱を可能にするサイドエア-フローを作り出すCPUクーラー(虎徹Mark2)と8cmケースファン、ノイズ自体を出さないファンレスグラフィックボードとSSD、クリック音・タッチ音が静かなマウス、キーボードです。, また、静音化に間接的に貢献したパーツは、AC-DC変換効率が良く排熱量の少ない電源ユニットです。電源ケーブルが脱着可能であれば、必要最低限のケーブルだけ使えばいいので、ケース内がスッキリして空気の流れが良くなり、結果的に排熱効率も上がります。, 私が実施した『音がうるさいパソコンを静かにするPC静音化対策』についてまとめると、実施した内容は大きく分けて2つ、冷却ファンの最適化とストレージにSSDを採用したことです。, 1つ目の冷却ファンの最適化のポイントは、『CPU温度が80℃を超えない状態を保ちつつファンの数を最小限に抑えること、搭載するファンはできるだけ大きな羽根でゆっくり回すこと、ファンのベアリングには高耐久で静音性に優れたFDBを採用すること』です。私のPC環境では、CPUクーラー虎徹Mark2とファンレスのグラフィックボードが大きく貢献したと思っています。, 2つ目のストレージにSSDを採用するポイントは、従来の『HDDから出ていたノイズをゼロにできる』ことです。ノイズ源がなくなることの効果は絶大ですよ。しかも、データのアクセスは速くなり、Windows10もスコッと立ち上がります。まさに一石二鳥です。, また、オプションとしてPC本体以外の静音対策も紹介しました。キーボードとマウスですね。これらも製品によってはノイズ音の大きさがかなり変わってきますので、こだわってみる価値はあるかと思います。実際に店頭の商品サンプルでクリック音、タッチ音を確認して納得のいくものを選ぶのがいいと思います。, パソコンがうるさくて困っている方、PCノイズ音をなんとか解決したい方へ、この記事が少しでもお役に立てることを願っています。, 暮らし1UP倶楽部 部長の TaK です。