エクセルの関数の中で最も一般的な四捨五入の処理ができるのがround関数です。 消費税の計算をはじめ、round関数を活用できると仕事の効率が上がります。こちらでは、round関数の初歩的な知識や使い方、端数処理に使うほかの関数に関してまでを解説します。 数多くあるExcelの関数ですが当然ながらそのすべてをマスターする必要はありません。一般的な実務で必要なのは全体のわずか10%程度です。今回はその中でも真っ先に知っておきたい「6大必須関数」をご … エクセル. 2019/5/13 ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえ、例... 【Excel】エクセルにて最大値と最小値に色を付ける方法【列ごとと行ごとの両方解説】, 【Excel】エクセルにて最大値と最小値を除いた平均や標準偏差の計算方法【TRIMMEAN関数など】, おすすめのExcelオンライン講座(Udemy)【サラリーマンや主婦の収入アップ】, 【Excel】エクセルにて最大値と最小値の差を計算する方法【列ごと:差の最大値(レンジを求める)】. 「参照」の概念には「相対参照」と「絶対参照」の2つがあります。, 「相対参照」は、行のルールに従って自動入力できるものです。例えばC列のセルに連続で参照を入力(C1のセルに「=A1」、C2のセルに「=A2」、C3のセルに「=A3」)と入力し、そのままC列上で下に向かってドラッグ(オートフィルと呼びます)すると、C4のセルは「=A4」、C5のセルには「=A5」のように入力される値が変化していきます。, 一方「絶対参照」は、特定の数値や式を固定してオートフィルすることができるものです。絶対参照を行いたい場合には「=$A$1」と入力してください。なお、「=$A1」「=A$1」のように、列や行だけ固定することも可能です。, Excelで四則演算を行う場合には、あらかじめ指定された記号を使用します。どれもExcelに限らず、パソコン上で四則演算を行う際に一般的に使用される記号です。なお、以下でご紹介している記号は都合上全角表示になっていますが、実際に使用する際は必ず半角記号を使用してください。, 主にIF関数と組み合わせて使用する演算子です。IF関数については、本記事内下部でご紹介していますので参照してください。以下のルールを覚えておくと、IF関数を使用する際に作業号率がアップします。, ・A=B:AとBが等しい 範囲はレンジともいいます。 ばらつきの程度を簡単に知ることができる、単純な尺度です。 参考:統計学で使う範囲(レンジ)の意味と求め方. 消費税の計算をはじめ、ROUND関数を活用できる場面は少なくありません。桁数のルールを含め、しっかりと身に付けておきましょう。, ベストセラー書「社内・社内プレゼンの資料作成術」の著者、前田鎌利による特別ワークショップでプレゼン術の秘訣を全公開。, ロジカルシンキングの中の因数分解(数字思考力)と8つの分析手法をEXCELワークシートを使って学習しよう!, たった3時間で、リーダーが身に着けておきたい、「対メンバー」「対チーム」へのリーダーシップの発揮の仕方をご紹介。. ・A<=B:AがB以下 エクセルの列に下記のようなバラバラな金額が並んでいます。全部で3万個程あります。1,000円ごとに数を知りたいのですが、どうしたらよいでしょうか?1~1,000円が30個1,001~2,000円が40個2,001~3,000円が50個といった具合です。関数で 今回は、lookup、if、countifなどexcelの基本的な8種類の関数の使用方法をご紹介します。ここでご紹介する関数は、使用頻度が高いものばかり。少し難易度の高い関数もありますが、ぜひ使い慣れて業務を効率化しましょう。 小数点以下の桁数が多い数値などを見やすくするために使用されています。ROUND関数では以下のように「数値」と「桁数」を引数として取り扱います。, ROUND関数で指定する数値は、その名の通り四捨五入の対象となる数値です。数式の中に、数値を直接入力できます。また、数値を入力してあるセルを参照するかたちでも指定できます。, 桁数に正の整数を指定した場合、小数点以下で四捨五入が行われます。負の整数を入力すると、入力した数値の桁数で四捨五入されます。それぞれ指定した桁数の下の桁が四捨五入されると考えればわかりやすいかもしれません。桁数には0を入力することも可能です。 エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。, ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。例えばエクセルにて最小値や最大値の差を計算するにはどう処理すればいいのか理解していますか。, ここではエクセルにて列ごと、行ごとの最大値と最小値の差を関数を用いて計算する方法について解説していきます。, それでは以下のサンプルデータを用いてエクセルにて最大値と最小値の差を計算する方法について確認していきます。, ・特定範囲の最大値を返す関数のmax関数 ゆっくりと山を登るように一緒に学んでいきましょう。. ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます... エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。 お仕事でデータを扱う方であれば(多くの方がそうだと思いますが)、統計学を学ぶことは仕事に活きてくるはずです。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 社会人になってから統計学と出会いました。まったく統計学を知らないところから学びをスタートしたので、当初は統計学の理論を本で読んでも、なんのこっちゃわかりませんでした。 【エクセル時短】第6回では、「ちゃんと使える自信がない」「久しぶりに使おうとしたら忘れてしまった」という人のために、vlookup関数の使い方をおさらいします。 引数は最初の3つがポイント. 例えばエクセルにて最小値や最大値の差を計算するにはどう処理すればいいのか理解していますか。 ここでは エクセルにて列ごと、行ごとの最大値と最小値の差を関数を用いて計算する方法 について解説していきます。 ・A<B:AがBよりも小さい 学び続けるなかで、自分が「わかった!」と理解できたことを書き残し、サイトにまとめています。 ExcelのIF関数で複数条件に対応する方法をご紹介しています。条件が3つ、4つの場合についてそれぞれ詳しく説明しています。IF関数の中にIF関数を入れ子(ネスト)にすることで細かく条件を分岐させるこ … エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。 0を桁数として入力した場合、数値に最も近い1桁の整数が表示されます。, 以下は、「2513.563」という数値を例にした、桁数と四捨五入する位の関係です。, 以下では「2513.563」を数値として、いくつかのケースと表示例をご紹介します。, ROUND関数では負の数値を四捨五入することも可能です。 IFS(条件1, TRUE の処理1, 条件2, TRUE の処理2 …) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 今回は、LOOKUP、IF、COUNTIFなどエクセル(Excel)の基本的な8種類の関数の使用方法を紹介します。ここで紹介する関数は、使用頻度が高いものばかり。少し難易度の高い関数もありますが、ぜひ使い慣れて業務を効率化しましょう。, SUM関数とは、指定した範囲のセル内の数字を合計することができる関数で「=SUM(範囲)」の形で使用します。, 例えばA列全体を指定範囲にしたい場合は「=SUM(A:A)」と記入すれば可能です。また「=SUM(A1:B10)」のように、列をまたいで計算することも可能です。, AVERAGE関数は、指定した範囲のセル内の数値の平均を算出することができる関数で「=AVERAGE(範囲)」の形で使用します。, MIN関数・MAX関数は、指定した範囲のセル内の数値の最小値または最大値を表示してくれる関数で「=MIN(範囲)」「=MAX(範囲)」の形で使用します。, COUNT関数は、数値のみ入力されているセルの数を数えるための関数で「=COUNT(範囲)」の形で使用します。, COUNTA関数は、空白でないテキストや数値が記入されているセルの数を数えるための関数「=COUNTA(範囲)」の形で使用します。, テキストのみ入力されているセルの数を数えたい場合には「=COUNTA(範囲)-COUNT(範囲)」で計算可能です。, COUNTIF関数とは、条件を満たす内容のセルの数を数える関数で「COUNTIF(範囲,検索条件)」の形で使用します。, 「検索条件」は、テキストや数値、計算式の指定が可能です。なお、テキストを指定したい場合は必ずダブルクォーテーション「””」の中にテキストを入力するようにしてください。, ある任意のテキストや数値などを含むセルの検索を行いたい場合には「ワイルドカード」と呼ばれるアスタリスク記号を使用します。例えば「りんご」を含むセルを検索したい場合には、以下の例のように入力します。, IF関数とは、条件によってどのような処理をするのか、切り替えることができる関数で「=IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)」の形で使用します。, まず論理式には例えば「A1は1である」を表す演算子「A1=1」と入力、論理式が成立している場合(真の場合)に「正解」と表示されるようにするために「”正解”」と入力、成立していない(偽の場合)に「不正解」と表示されるようにするために「”不正解”」と入力します。, この式を入力すると論理式に記入した「A1=1」は表の中で成立しているため「正解」が表示されています。同じ式を他の行に記入した場合、A2からA5は1ではないので「不正解」が表示されています。, LOOKUP関数とは、1列の中から特定の値を検索し、別の列の同じ行の値を返してくれる関数「LOOKUP(検査値, 検査範囲, 対応範囲)」の形で使用します。, 例えば上画像のように、くだものの値段を表示した表データで、すいかの値段を調べたいとします。検索結果を表示したいセル上で、検査値に「“すいか”」と入力、検査範囲をくだものの列「A2:A6」を入力、知りたい値段が表記されている列「B2:B6」を対応範囲に入力します。, 使用する際に必要となる基礎を紹介します。どの関数を使用するときにも必要となる概念です。こちらも必ず押さえておきましょう。, 参照とは「=A1」のように、ある特定のセル情報を他のセルで表示することです。例えば上画像のように、A1セルに「りんご」と記入されているとします。C1セルに「=A1」と入力してみましょう。, ・相対参照と絶対参照 offset関数は表の中で指定した位置のセルを参照する関数です。またsum関数などと組み合わせて特定の範囲を指定することもできます。さらにmatch関数との合わせ技でvlookup関数ではできない「検索値よりも左側のセルを参照する」方法も合わせて紹介します。 多くの現場で採用されている四捨五入は、「ROUND関数」という関数で実行可能です。, こちらでは、ROUND関数の初歩的な知識や使い方、端数処理に使うほかの関数に関してまでを解説します。, ROUND関数とは、指定の数値を四捨五入するための関数です。 ・特定範囲の最小値を返す関数のmin関数, 具体的には以下のよう最大値と最小値の差を出力させたいセルに=max(範囲)ーmin(範囲)と入力すればいいです。, ENTERボタンにて確定させます。最後にオートフィル機能(計算したセルの右下にカーソルを合わせると出てくる十字をドラッグ&ドロップ)することで各列の最大値と最小値の差を一括で計算することができるのです。, なお以下にて動画で最大値と最小値の差(差の最大値)の計算方法について解説していますので、参考にしてみてください。, 上では列方向の最大値と最小値の差の計算について記載しましたが、今度は行ごとについても確認していきます。, 基本的には上と同じように対処すればいいですが、この時の数値範囲の指定の仕方を行ごととします。, 具体的には以下のよう最大値と最小値の差を出力させたいセルに=max(行方向の範囲)ーmin(行方向の範囲)と入力すればいいです。, ENTERに確定後にオートフィルで一括処理しますと、行方向における最大値と最小値の差を求めることができました。, 基本的に最大値はmax関数、最小値はmin関数で計算でき、これらを組み合わせることでその差を求めることができるのを理解しておくといいです。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。. IFS 関数は複数の条件ごとに処理を分岐させます。「IF 関数」を複数条件に対応させたものです。, IFS(条件1, TRUE の処理1) 範囲は、最大値から、最小値を引いた数値です。 入力例. ・A>=B:AがB以上 四分位数を求めるセルの範囲を指定します。 b13からb17まで、以下の関数を入力します。 =quartile.inc(b2:b11,0) =quartile.inc(b2:b11,1) =quartile.inc(b2:b11,2) =quartile.inc(b2:b11,3) =quartile.inc(b2:b11,4) 『鬼滅の刃(きめつのやいば)』はなぜ人気?『ONE PIECE(ワンピース)』を超える異例... OneNote(ワンノート)の活用したい便利機能10選|共有、PDF、エクスポート、動画埋... ガントチャートのフリーツール12選|スケジュール、プロジェクト、工数管理に最適【テンプレー... Excel(エクセル)の共同編集機能を駆使してリモートチームワークをもっとスムーズに!. 正の数値と同じ考え方で数値、桁数を入力すれば問題ありません。, ROUND関数で実行できる四捨五入は端数を処理しておおよその数を求める方法のひとつです。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 範囲とは、その言葉通り、データの範囲を示し、データの最も大きな値である最大値と、最も小さい値である最小値の差のことです。範囲はレンジともいいます。, 「最大値を求めるエクセルのMAX 関数」と「最小値を求めるMIN関数」をつかって求めることができます。, テストの点数を例にあげて計算してみましょう。英語のテストを5回受けたところ、次の点数をとったとします。, 最大値は85点、最小値は70点です。範囲(レンジ)は、データの最大値と最小値の差です。. エクセルの関数を使った範囲(レンジ)の計算方法. 2019/5/13 All rights reserved. [範囲][検索の型]についてはセルB3と同じですが、[列番号]が異なっています。これにより、それぞれの列に対応する値が取り出されるわけです。, 関数の使い方を覚えるには、自分で使ってみるのがいちばん。数式を実際に入力し、VLOOKUP関数の働きを確かめてみましょう。, 【エクセル時短】VLOOKUP関数には「構造化参照」! テーブルを活用してデータの増減に自動対応する, 【エクセル時短】新関数「XLOOKUP」の使い方。VLOOKUPと異なる3つのポイント, 元パソコン書籍の編集者。現在は、パソコンのほか、デジタルカメラやスマートフォンなどのデジタルデバイス、Webサービスなどに関する企画・編集・執筆を中心に活動しています。お届けした情報が少しでも役立ったと思ってもらえれば幸いです。. ほかにも、「切り上げ」「切り捨て」といった端数処理法がありますが、エクセルではこれらも関数で実行できます。, 切り上げには「ROUNDUP関数」を、切り捨てには「ROWNDDOWN関数」を用います。, このように、数値や指定する桁数によっては、ROUND関数、ROUNDUP関数、ROUNDDOWN関数のそれぞれの結果が同じになることもあります。, TRUNC関数はROUNDDOWNと同じ切り捨ての関数ですが、桁数の規定値として0が設定されているため、場合によっては桁数を省略可能です。, INT関数は、数値の小数点以下を切り捨て整数にします。これらの関数についても知っておくと、エクセルの作業に役立つかもしれません。, エクセルには数値の表示桁数を調整する機能が搭載されています。この操作による表示とROUND関数による表示には違いはあるのでしょうか?, 答えは、表示形式の変更によって変更されたセルの中身を見てみるとわかります。表示形式で桁数が変更された場合はあくまで見た目のみが変わっており、セルの中身の数値は変わっていません。, 表示形式とROUND関数の違いが大きな影響を与えるのが、消費税などの計算です。下図を比較してみると、消費税の額に違いが生じていることがわかります。, これは、ROUND関数の表では消費税の小数点以下を四捨五入しているのに対し、表示形式の表では見えていない小数点以下の消費税も合計に加えているためです。, 試しに「196+2639+452+97+171」を計算し、消費税額を計算してみましょう。「3555」と算出され、表示形式の表の結果がずれていることが確認できます。, データによっては、表示形式の四捨五入では正しい結果が出ません。そのため、消費税の取り扱い等には、ROUND関数が適しています。, 端数の処理方法は複数ありますが、それぞれの特性を理解しておかなければ表示結果が間違ってしまいます。, 最も一般的な四捨五入の処理ができるのがROUND関数です。 ROUND関数とは、指定の数値を四捨五入するための関数です。 小数点以下の桁数が多い数値などを見やすくするために使用されています。ROUND関数では以下のように「数値」と「桁数」を引数として取り扱います。 ROUND(数値, 桁数) 最初に条件を満たしたものに対応するTRUE の処理を返します。, 「IFS 関数」の処理は次の図で表すとわかりやすいです。条件を満たしたらそれに対応する処理を返して終わりです。満たされないときは次の条件を評価します。, すべての引数「条件」を満たさないときの処理をするには、最後の引数「条件」に TRUE を指定します。, 引数「条件」は大文字と小文字を区別しません。"ABC"="abc"は TRUE になります。, 1 つの引数「条件」を複数の条件にするには「AND 関数」や「OR 関数」を使用します。詳しくはその関数のページをご覧ください。, この関数は 2016 発売後に追加されました。2016 で使用するには 365 を購入する必要があります。, =IFS(B3="エクセル","Excel",C3>2013,"新しい",TRUE,""), =IFS(B3=100,"A",B3>=80,"B",B3>=50,"C",TRUE,"D"), 対応する引数「条件」を満たすときに返す値を指定します。数値、文字列、セル参照、関数などを指定できます。. まず、vlookup関数の構文を確認します。 Copyright ©document.write(new Date().getFullYear()); Impress Corporation. WordやExcelといったWindows Office関連のソフトではスマートフォン向けにアプリが配信されており、Office365を利用している方であれば無料でファイルの閲覧や編集を行えます。カメラやマイクといった端末の機能を利用した編集も可能なので、使いこなして業務の効率化をはかりましょう。, 初めてのウェビナーで失敗しない準備は?Web会議ツールのウェビナーオプションの使い方は?【ferret読者様限定ウェビナー】, 【先着限定25名様】3か月で売上4倍などの実績多数!1500社を超えるSEO支援をしてきたGIコンサルティングパートナーズのSEO実践オンラインセミナー, LOVELETTER WORKS株式会社 代表取締役。ferret編集部卒業後、沖縄に移住しライティングや編集などを中心とした事業を展開。, 【掲載事例】記事広告って実際どうなの?出稿クライアントに記事広告の「ホントのトコロ」を語ってもらいました!, 大切なのは“特別なファン”の拠り所を作ること。セルフブランディングに役立つファンクラブ作成方法, そのSEO対策、効果ありますか?潜在的なライバルを見つけ出せる画期的なSEOツールで競合に差を付けろ!. ・A>B:AがBよりも大きい Office 365 & Excel 2019にも対応した全484関数を収録。いつも手元に置いておけるExcel関数解説書の決定版。, VLOOKUP(ブイ・ルックアップ)は、表を縦方向に検索し、特定のデータに対応する値を取り出すExcel関数です。よくある例としては、以下のように顧客コードから氏名や性別を取り出すという使い方があります。, セルB3〜B6にVLOOKUP関数が入力されており、顧客コード「T002」に対応する氏名・性別・居住地・年齢を表(顧客リスト)から取り出しています。, VLOOKUP関数をマスターすれば、対応する値を目視で探したり、手動で何度も検索したりする手間が省けるため、業務効率は格段にアップします。そのため、Excel関数の中でも屈指の人気を誇るのですが、引数の指定が複雑という困った面もあります。, 【エクセル時短】第6回では、「ちゃんと使える自信がない」「久しぶりに使おうとしたら忘れてしまった」という人のために、VLOOKUP関数の使い方をおさらいします。, VLOOKUP関数には4つの引数(ひきすう)がありますが、ポイントとなるのは最初の3つです。それぞれ以下のような意味があります。, 先ほどの顧客リストを例にすると、[検索値]には、探したい顧客コードが入力されているセルB1を指定します。そして[範囲]には、顧客リスト全体(セルA10〜F109)を指定します。顧客リストの見出し行を含める必要はありません。, ここで注意したいのが、[検索値]の検索対象は[範囲]の左端の列(左から1列目)である点。左から2列目や3列目を検索することはできません。仮に[検索値]として「氏名」を指定したいときは、[範囲]の左端の列が「氏名」となるように、あらかじめ表を整えておく必要があります。, 続いて[列番号]には、[範囲]で指定した表のうち、取り出したい値がある列が左から何列目にあるかを数字で入力します。仮に「2」と指定すれば、表の左から2列目にある「氏名」が取り出されます。, VLOOKUP関数の入力から、第1・第2・第3引数の指定までの操作は次の通りです。, VLOOKUP関数で求めた値を表示したいセル(ここではセルB3)を選択し、数式バーに「=VLOOKUP」と入力します。, 「(」を入力し、第1引数の[検索値]となるセル(ここではセルB1)を指定します。指定したいセルをクリックしてもOKです。, 「,」を入力し、第2引数の[範囲]となるセル(ここではセルA10~F109)を指定します。指定したいセル範囲をドラッグして選択してもOKです。, 「,」を入力し、第3引数の[列番号]を指定します。ここでは表の左から2列目にある「氏名」を求めたいので「2」と入力します。これで第1・第2・第3引数までを指定できました。, 最後の[検索の型]は、検索したデータが見つからなかったとき、どのように処理するかを決める引数です。「TRUE」または「FALSE」で指定し、省略した場合は「TRUE」と同じ扱いになります。, [検索値]に一致するデータが見つからないとき、「TRUE」では[検索値]を超えない最大値を該当のデータとします。「FALSE」ではエラーになります。, 通常、VLOOKUP関数では完全に一致するデータを探すことが多いので、少々乱暴ではありますが[検索の型]は「FALSE」にすると覚えてください。「TRUE」にするケースとしては、成績や予算などの表で一定の基準値を超えない最大値を探したいときなどが考えられます。, 「,」を入力し、第4引数の[検索の型]として「FALSE」を指定します。これで[検索値]と完全に一致する値のみが検索されるようになります。, 「)」を入力して[Enter]キーを押し、VLOOKUP関数の数式の入力を完了します。結果、セルB3に顧客コード「T002」に対応する氏名が表示されました。, また、今回の例において、同じ要領で「性別」「居住地」「年齢」をVLOOKUP関数で求める数式は以下のようになります。, セルB3〜B6の数式をそのまま表示しました。セルB4~B6のセルは、[検索値]