ロードバイク乗りにとってサドル選びは永遠の課題とまでいわれている。 高級なサドルであっても自分に合うとは限らない。 また今現在はフィットしていたとしても、体重の増減、トレーニングの結果などによりポジションを変えたりすると … 買うにあ... やまめの学校でならったことが徐々に理解でき、少しずつできるようになり、ポジションもそれ風に近づけました。新しいポジションにもだいぶ慣れてきました。 夕暮れ時から目が見えにくくなる年ごろなので、ライドは基本的に日の出から日没までにしています。6月は長い時... パンクやメカトラが怖くて遠くに行けない自転車女子、自転車初心者のために、よくあるトラブルと対処方法、トラブルを避ける方法をまとめてみました。案外自分でなんとかなるし、気を付ければ防げることばかりです。. な "中型" サドルバッグが便利!【レビュー】 & ツーリングのための工具・ツール…, ローターの音鳴き・隙間の調整はセンターリングツールで一発! (&フィン付きブレーキパッドに交換). サドルに座る形になってしまうので、 このお尻痛い問題、頑張って乗り続けることで徐々に痛みから解放されていき、最終的には全然問題にならないくらいにはなるのですが、それまでの期間がホント辛いんです。 ... それでも辛い場合「サドルの調整」で対策. 先日、ついに自転車(ママチャリ)を買いました。 その場合は100円ショップで全然OKです。^^, これは結構、盲点ですが、自転車のグリップを変えることも、 9時開始ですが、8:30に到着したときにはみなさんほぼそろってい... やまめの学校へ行ってから2か月たちました。ひと月前に記事にまとめた後も、引き続き進化中(多分)! 2020.05.30. -4.サドルを変える ロードバイク乗りにとってサドル選びは永遠の課題とまでいわれている。 高級なサドルであっても自分に合うとは限らない。 また今現在はフィットしていたとしても、体重の増減、トレーニングの結果などによりポジションを変えたりすると … 紫外線で劣化していきますので、見た目はきれいなサドルもボロボロになっている可能性もあります。, サドルの劣化を防ぐという意味でも、サドルカバーはお勧めですね。 違うバイクに乗っているような感覚 サドルの中のクッションが劣化してしまい、固くなっている事もあります。, 特に、数年乗っている自転車や、 バイク選びの条件 始業前の様子 ショートノーズサドルの定番、スペシャライズド・パワー。坐骨が擦れる痛みを解決するため、女性用のパワーことMIMICを購入しレビューを行いました。, 私感ですが、ショートサドルはここ数年で一気に市民権を得てきたと感じます。一度も使ったことがないかたでも、多少なりとも興味がお有りなのではないでしょうか。, この記事は「私がPOWERサドルをやめたわけ」そして「私が女性用POWERサドルをおすすめするわけ」に焦点を当てていきたいと思います。ぜひお付き合いください!, そもそもショートノーズサドルとは?というところからですが、簡単に言ってしまえば「(伝統的な形状よりも) 短いサドル」です。, 過去記事のタイトル通り、私がこれまでCANYON GRAILに取り付けていたのもショートノーズサドルでした。, (出典:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g27116-1503/), 私が使っていたSPECIALIZEDのPOWERというサドルはショートサドル界では最も有名な製品です。, なにしろスペシャライズドは世界の3本の指に入るトップメーカーです。そこが本気で開発をしたものに間違いはないでしょう。, 実際、同社は独自の"BODY GEOMETRY SYSTEM"を謳い、人間工学に基づいた研究をしています。この製品ラインは長年にわたって世界中のライダーたちに支持されています。, ともかく、ショートサドルの筆頭は今も昔もスペシャのパワー。もっとも多くの人に受け入れられているショートサドルでしょう。, さて私が思うに、POWERの特長は、まるで「お尻が手のひらに支えられている」かのようなフィット感ではないでしょうか。, 人間のお尻の形を計算し、それに最適化した座面です。お尻が安定することでよりペダリングがしやすく、力をかけやすくなります。, ところで、"'10年代最強のレーサー"として名高いあのクリス・フルームも、実はPOWERの愛用者だったということはロードレースファンの間で有名な話です。, The last time we rode together was just over 4-months ago and it didn’t end very well for me It’s great to be back on the road together @WoutPoels pic.twitter.com/QVn8dvzg3u, (スポンサーの関係で他社の製品は使ってはいけないことになっているので、スペシャのロゴを黒く塗りつぶした私物を使用していました。), 2019年現在、スペシャライズドの完成車にはほとんどPOWERがアッセンブルされています。, 例外的に、廉価モデルは安いレクリエーションサドルだったり、最軽量のヒルクライミングバイク(=Sタマ)は軽量サドルのToupeだったりします。しかし基本はPOWERです。, (出典:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/e/eROAD/), つまりメーカーとしても、「POWERこそがが万人受けするサドル」で、決して一部のシリアスレーサー向けの商品ではないと考えているということなんですね。, ところが色々な方の愛車写真を見てみると、この完成車付属のPOWERからわざわざ交換していることも多く見受けられることに気づきます。, 例えば日本最大級の市民レース:ツールドおきなわの今年の優勝者である紺野選手は、スペシャライズドの別モデルであるトゥーペにわざわざ交換しているそうです。, UCIワールドチームでスペシャのバイク供給を受けているトッププロ(ボーラ・クイックステップ)の選手も、よく注目するとPOWERではないサドルに交換しているケースがちらほら確認できます。, #TheWolfpack in the Orient.Photo: @GettySport pic.twitter.com/iLuvWupj8E, やはりPOWERといえども、全ての人の好みに合致し、その欲求を満たすことはできないようです。, 私も購入してしばらくは「最高のサドルだ!」と思っていたのですが、1週間もするとある違和感が。, 100kmくらいの午前ライドの後だったでしょうか。「あー気持ちよかった〜」と程よい, 突然の痛みに慌てて痛みのあった部分を触ってみると、指でなぞって分かるくらいのぷっくりとした腫れがあることに気がつきました。, その時は「ポジションがズレて変に前乗りになってたのかな」とだけ考え、サドル位置を数ミリ動かして調整して解決した気になりました。, 次の日には痛みが無くなってなっていたので全く気にせずライドに出発。しかしライド後には、また同じ箇所が腫れて痛くなっていることに気づきます。, こんな繰り返しを1,2週間繰り返したある日、サドルに跨っていざ出発!という、ついに「最初からサドルが痛くて乗れない」という症状が勃発しました。, 尻を確認してみると、長いあいだ肌を洗濯バサミでつままれたかのような細長の内出血の痕が。どうやら慢性的に痛めていたせいで腫れが引かなくなってしまったようでした。, その日からは痛みがエンドレスです。一日で150km漕いだり、50kmを二日連続で漕いだりすると痛くなってたまりません。, 休息日を空ければ回復していきますが、根本的に位置や傾きを調整してみても変わらずに、最終的にお手上げです。, 仕方がないので、POWERの前まで3年間以上使っていたスペシャのレクリエーショナルサドル(完成車付属の安物)に取り替えて運用することにしました。, これでとりあえず尻の痛みは解決しましたが、やはり安サドルは重く、ダンシングのキレが悪くなります。, それにゲルパッドがやたらと厚いため座面が膨らんだ曲面になります。お尻の包まれる感が無くなるので、POWERと比べると安定感が足りません。, 私にPOWERが合わなかった理由、それはすでに私自身の言葉で過去の記事に書いてありました。, POWERのファーストインプレッションで「アップライトなポジションで乗ると座骨がぶつかる」と紹介していました。, ところが前傾姿勢を深めていくと、このぶつかる感覚がスッと消えていきます。つまり「POWERはある程度の前傾姿勢向き」だったわけですね。(尻の形状による個人差があります), ところが私のCANYON GRAILはグラベルロードです。ジオメトリが前傾姿勢に向いていません。, 加えて私のGRAILはSサイズ(サイズ54相当:身長175cm)と、私の脚の長さの許容ギリギリです。そのためシートポストを伸ばして落差を作る、なんてことがあまりできません。必然的に楽なポジションになってしまいます。, 結果、座骨が立ってしまうためにサドルに尻肉が擦れたり挟まったりしてダメージが蓄積してしまっていたわけですね。, つまり、「座骨が立っていても、尻の肉が引っかからない形状をしている」ような新たなショートサドルを探す必要がありそうです。, このPOWER with MIMICは18年11月、つまりちょうど1年前に発売された新しい製品です。, (出典:https://www.specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/427), そして穴だった場所には柔らかいTPR素材(エラストマー樹脂)が埋め込まれています。これは上の図の黄色いパーツです。, となっています。私が購入したのはもっとも廉価なCOMPです。重量にこだわるかたはEXPERT、S-WORKSグレードがおすすめです。(カーボンレールだけはカーボン用ヤグラが必要になります。), まずは私の尻の痛みの発生原因であるココ。普通のPOWERは穴に向かって一気にストンと落ちていくような座面になっているのです。, これで尻肉が挟まれることがありません。しかも普通のPOWERよりも微妙にやわらかめです。この些細な変化だけでも痛み問題は一気に解決!, もともとPOWERはショートノーズなので、ノーズ部分に股間が圧迫されることは基本的にありません。, しかし、深い前傾をとるときにはその限りではありません。しかもシュッとした形状が災いしてか、先端に力がかかると股間に食い込みます。それにけっこう硬いです。, このEVAフォームがとにかく気持ちいい。ずっと触っていたくなるような、絶妙なフカフカ感なのです。, このようにしばらく凹み跡が残ります。初めて触ったときは「なんだこれは・・・。」と感じましたね。, これは女性用サドルなので、女性の会陰部への圧迫感を減らすためにこのような素材になっているようです。, 逆に男性だと、女性にはない陰嚢や陰茎がこのノーズに接触します。これは穴が空いていないので仕方がないですね。, これは「女性用だから」ではなく、純粋な「POWERサドルとしてのモデルチェンジ、バージョンアップ」です。, 通常のPOWERにおいて、「ペダリングするとウイングと、腿の裏が擦れる」という報告が結構あったようで、それを改善すべくウイング形状をシュッとさせた、ということのようです。, よって後発として、より蓄積された研究データを使ってMIMICが誕生したのならば、このウイング部の進化は単純に上位互換だと言えそうです。, (私自身はウイング部の擦れには困っていませんでしたし、残念ながら今まで使っていたPOWERと今回のMIMICでサドルサイズを変更したため単純な比較はできていません。), 改めて WMN POWER W/MIIMIC COMPの全体像です。カーボンレールのS-WOKSモデルではない、クロモリレールの安いモデルを買いました。, スペシャライズドの製品はAmazonや海外通販では一切購入できないことになっています。正式な認可を受けた販売店か、スペシャジャパンの代理店、または公式通販オンラインストアのどれかで買うしかありません。, ところが今回、近所のサイクルショップ(スペシャ認可店)にたまたま足を運んだところ在庫処分セールをやっておりまして、¥16,500 →(型落ち年度品)¥14,050 →(セール特価)¥11,000と、とてもスペシャの製品とは思えない値引率で売っており、一瞬も迷いなく購入いたしました。, 重量は217gでした。POWERは230gだったので、クッションが増えたのになぜか軽量化になっていますね。本当に何故なのでしょうか。, 世の中の軽量サドルといえば120gとか150g、一部の超軽量サドルに至っては90g台とかもありますが、ロングライドの快適性も考えた上で、この200g前後という重量のサドルが個人的には一番バランスがいいと思っています。, これはCANYON純正のシートポストです。ヤグラのボルトは前後ともに下側から締め付けていくタイプなので、サドルに穴が空いてようが無かろうが関係ありません。, 上下でボルトを締め込んでいくタイプのものだと、穴なしサドルだと作業性が落ちますね。(私の以前のグラベルロードがそうでした。), 今回購入したサドル幅は155mmです。女性用だけあって、MIMICは143mm、155mmに加えて168mmという幅広サイズも展開されています。お尻の大きな男性にもこれは嬉しいのではないでしょうか。, 以前のPOWERは143mmを使っていましたが、手首の幅から坐骨幅を測るという面白い計測方法(WTB公式: https://www.wtb.com/pages/fit-right-system)によると私の坐骨幅が120mmとなかなかに幅広らしいとわかったので、今回は155mmにしてみました。, 結果として、幅を変えたことによる違いはあまり分からなかったですね。「坐骨がサドルの曲面によりジャストフィット・・・」するかと思っていたのですが、私の尻は結構鈍感なようで、どちらのサドル幅も同様に許容してしまいました。, 座面を水平からやや前下がりにしてフィッティングが終わりました。この微妙な前傾があると会陰部の圧迫感が大幅に減ります。, という評価になりました。そもそも普通のPOWERでもその性能自体はいたく気に入ってたので、減点ポイントだった痛み問題を解決した時点でこのPOWER  MIMICが最高のサドルになることは自明でした。, 目論見通り、尻の痛みはなくなりました。さらに、女性用だからといって男性特有の陰嚢の圧迫もなく、問題なく使えています。, MIMICの表面は滑り止めのように衣服に張り付くような素材です。これがビブとサドルの擦れを抑えてくれるので、大きな力が掛けやすい。, しかし「サドルはもっとツルツル滑る方がいい!」という人も多いので、この点では「ツルツルのPOWER」と「ザラザラのPOWER MIMIC」は好みが分かれると言えそうです。, 「POWERが好き」「でも微妙にお尻が合わなくて痛い・・・。」そんな男性に一度試してみることをオススメしたい。MIMICはそんなPOWERサドルでした。, 私にとってこのサドルは力の掛けやすさ、股間の血流の開放感はパワーそのまま、それでいて痛みを発生させる要因が取り除かれており、いいとこ取りをした気分です。, あとはクッションを多用していたり、ウイングが改良されていたり、(何故か)重量も軽かったり。あっさりサドル沼のゴールを見つけてしまいました。, サドル探しの旅は終了です。あと気になるサドルといえば、今年のユーロバイクで発表された「3Dプリンターでカーボン成型する」POWER Mirrorサドルくらいでしょうか。, (出典:https://www.specialized.com/jp/ja/mirror-technology), まだプロ選手に供給されてデータをとっている段階とのことですが、来年か再来年には発売されるのではないかと思っています。, ただしオーダーメイドかもしれないという話と、製造技術の特許料が高そうということを鑑みて、お値段は4万で済まないかもしれませんね。これで3万以内ならぜひ買ってみたいものですが。, それと、あとはPlologo (プロロゴ)のDimention (ディメンション)ですね。「POWERは高いし、通販で気軽に買えないから別の人気ショートサドルを試してみたいよ!」というかたの需要を満たしています。, 今までにクロスバイク、ロードバイク、ツーリング車、ミニベロロード、MTBときてCANYONのグラベルロード、グレイルを購入。どっぷりと沼に浸かり始めた整備大好きサイクリスト&駆け出しブロガー。, 乗ることはもちろん、新商品や規格の情報収集に他のメディア・ブログを読んだり、メンテナンス、UCIロードレース観戦まで、自転車に関することなら何でも好きです。, お問い合わせは grailman.blog@gmail.comまでお願いいたします。, CANYON GRAILに100km+180km乗ってみてのインプレ/レビューをま…, https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g27116-1503/, https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/e/eROAD/, https://www.specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/427, https://www.wtb.com/pages/fit-right-system, https://www.specialized.com/jp/ja/mirror-technology, 防振ゲルで痛みを軽減!100均が300kmロングライドの救世主になる!?【母指球・神経の痺れ】, ビード上げができない人必見!インフレーターポンプで簡単チューブレス化 & 空気漏れはどうなった?, 中華パワーメーター XCADEYを1ヶ月間使ったインプレとGPSサイコン、チューブレスを導入してみて…, 大型サドルバッグの横揺れ軽減:シートバッグスタビライザーはバイクパッキングの必須アイテム! 編 【M…, 激安・防水(?)