単に流し込むだけでなく、打ち込みの高さや打ち重ね時間などにも注意が必要です。 時間経過と共に固まっていくため、手順や注意点をしっかり理解しておくことが大切です。 締固め作業後を行っただけでは表面に凸凹ができてしまいます。 ・安全の指示、注意を行ない各作業配置に就く 新規入場者教育が必要な場合は元請け等の安全通達、規律、当日の現状、工区、禁止事項 ・開始の挨拶と作業者全員の点呼(作業者の健康状態、服装の … そのためコテ等を使用して表面を均す作業を行います。 また土間コンクリートのように、施工した表面をコテできれいにならす場合も問題があります。 このため、少々の雨では影響が出ない場合もあります。, コンクリート打設前や打設後は基本的に雨に濡れても問題ないとされています。 作業工種 作業手順 安全確認事項 打設 (5)バイブレータによ る締固め ・バイブレータ使用者は防振手袋等の保護具を着 用する。(⑨) ・足場上からの転落、墜落に注意する。 (⑩)(則 518,519) (安全帯の使用、手摺措置、防護網の設置等の措 置を講じる) 思ったような強度が出なかったり、表面に亀裂が発生する可能性があるためです。 型枠内に生コンクリートを流し込む作業が、打ち込み作業です。 安全帯使用表示 スラブ張り完了時 鳶が手摺を取り付け 型枠締め固め時 型枠大工が縦パイプ 4m×2取り付け コン打設迄の手摺は そのまま、外側に手 摺を取り付ける 開口部注意表示 安全帯を使用し、 スラブ側からベニア を張り穴を塞ぐ そのため、打設後はコンクリートに散水することがあります。 この基礎がしっかりしていないと、強度や耐力が足りない場合があるので注意が必要です。 型枠支保工の安全管理 (1)組み立て図の作成(安衛則240条、241条) ・届け出の要否に関係なく作成 ・ 支柱・はり・つなぎ・筋かい等、部材の配置・接合部・寸法を明記 ・ 設計荷重と許容応力度の確認 コンクリートを枠内に流し込み固めることで、基礎ができあがります。 コンクリートは打設後、急激に乾燥させてはいけません。 打設後、5~6時間経つまでは、コンクリートはまだ形が変わる状態です。 約28日後には強度が約80%になり、その後ゆっくり時間をかけて100%になるのです。 コンクリート打設には、主に「コンクリートポンプ工法」と「コンクリートバケット工法」の2種類があります。 コンクリート中には、砂利や砕石が多数含まれています。 生コンクリートは、「練り混ぜから打ち込み終了までの時間」が定められているのが特徴です。 スランプ試験、空気量測定、塩化物量測定などを行い、指定の強度が保たれているコンクリートであるか確認しましょう。, コンクリートを棒で突いたり、バイブレータを使ったりして余分や空気や水を抜く作業は「締固め」と呼ばれます。 しっかりと硬化させるためには、ある程度湿潤を保ち必要があるとされています。 そしてこの時できた新しい化合物は「水和物」と呼ばれます。 散水してもすぐに水が蒸発しては意味がないため、シートをかけて一定の湿度に保つようにしていることが多いです。, コンクリート打設は、建物の基礎を作るための重要な作業です。 これは、コンクリートを常に湿潤状態にし、水和反応の環境を整えるために行われます。 脚立・可搬式作業台 『型枠施工業務』 外国人労働者に対する安全衛生教育教材作成事業(建設業) (2)可搬式作業台を安全に使用するための注意事項 可搬式作業台8つの安全ルール 作業開始前点検を確実に行う 設置場所は適正か見極める 特に水分が過剰だったり、不足したりすると、問題が起こる可能性があるのでしっかり行いましょう。 ここで打設計画書が配られ、打設の手順や注意事項を共有します。, 2.打設工法の選定 きちんと打ち込み作業ができたら、その後コンクリートをすみずみまで充填するための締固め作業が行われます。, 6.仕上げ コンクリートはどんどん硬化するため、打ち重ね時間がかかりすぎてしまうと、コンクリートが一体化できない可能性があります。 5.現場安全点検における是正指導事例集 各所属で実施している安全点検において,是正指導した事例の一部を紹介し ます。 素人の目で見ても危険だと思う箇所や作業行為は,安全関係法令に違反して いることがほとんどです。 どちらの工法が適しているのかを検討して選定します。, 4.受入検査 打設前に、打ち合わせを行います。 5.対応措置 「2 危険性又は有害性と発生のおそれのある災害」ごとに、リスク低減措置の実施状況又は安 全衛生計画について「7 対応措置」欄に記入します。次年度以降に実施するリスク低減措置は、 今後の安全衛生計画に活かすことが望まれます。 本記事では、施工管理技術者は知っておきたいコンクリート打設の方法や注意点などを紹介します。, コンクリート打設とは、生コンクリートを枠の中に流し込み、建物の基礎を作る作業のことです。 これはポンプや配管内面の潤滑性を得る目的で圧送されています。 この生コンクリートは、セメントと水の化学反応によって硬化するとされています。 セメント内の化合物が水と反応して新しい化合物になることが「水和反応」です。 雨が降ると表面が荒れて仕上がりがきれいにならないため、避けた方が無難でしょう。 その前に強い雨が降った場合、表面仕上げに影響が出る可能性があります。, コンクリート打設後にかけるブルーシート等は雨対策のためではありません。 間隔が開いてしまうとコンクリートが固まり、欠陥に繋がってしまうとされています。, ・受入検査を行う 現在では棒で叩くことは少なく、バイブレータや圧送技術などが用いられています。 そのため、振動や急激な乾燥が起こらないように注意しましょう。, 打設作業はその作業内容から、雨の日に行っても大丈夫なのかと心配になることも多いでしょう。 水和物は、水和反応が終わるまで生成され、どんどん強度を増します。 型枠内には、「先送りモルタル」と呼ばれるものが入っていることが多いです。 コンクリート打設は、生コン車で運ばれた生コンクリートをポンプ車を使い型枠内に流しこみます。 コンクリート打設とは、生コンクリートを枠の中に流し込む作業を指します。 ただしコンクリート1立方メートルあたり、150~200リットルの水を含んでいるとされます。 現場に届いた生コンクリートが、発注したもの通りであるか伝票を確認します。 こうすることできれいな表面に仕上げられます。, コンクリート打設で固めるコンクリートは建物の基礎となる重要な部分のため、入念な準備と計画が必要とされています。 コンクリート自体は強固ですが、生コンクリートは柔らかくそこまで強度はありません。 そのため、コンクリートが硬化する前に雨等で水分が足されると割合が崩れ、計算した強度が出ない場合があるのです。 そのため締固めが不十分だと空洞ができ、強度低下・耐力低下を招いてしまうのです。 結論は、打設後なら「問題ない」、打設中なら「問題がある」です。 生コンクリートは、打ち込み終了まで90~120分以内と定められています。 できるだけコンクリート受入検査を行うことが推奨されています。 労働安全衛生規則に定めている型枠支保工の安全上の留意事項として適当でないものはどれか。 1 型枠支保工の組立・解体の作業は,技能講習を修了した「型枠支保工の組立て等作業主任者」の直後の指揮により行うこと。 外気温が25度以下なら120分以内、25度以上なら90分以内に終えなくてはいけません。 コンクリートは計算された強度を出すために、セメントと水の割合が計算されています。 そのため、既定の強度などは定められていません。 このことから、雨で湿潤状態になることはむしろ良い状態であるといえるのです。, ただし打設直後の強い雨には注意しましょう。 基礎の底盤部分と立ち上がり部分に分けて行う「二度打ち」で行われることが多いです。, 1.打ち合わせ ここではコンクリート打設時のさまざまな注意点について紹介します。, ・時間に気を付ける そのため適切に打設を行い、しっかりとした強度を発揮できるようにする必要があります。 「打設」とは、もともと生コンクリートを充填するため、念入りに叩いたり突いたりして空気や水を出したことに由来するとされています。 工事現場での作業など、建設業界に興味のある方や、転職を考えている方は、ぜひ業界最高水準の給与額の求人を多数掲載している「俺の夢」にご相談ください。. このためコンクリートの強度管理は、約28日で行われます。, 上記の仕組みを知っていると、打設中に雨が降ると問題がある理由が分かります。 これはコンクリートを乾燥させないために行っているものです。 型枠の隅々までコンクリートを充填することで、強固なコンクリートを作れます。, 養生期間は、使用するセメントの種類に応じて変わります。 またスランプや空気量、塩化物含有量試験等の受入検査を行いましょう。, 5.打ち込み・締め固め これらはコンクリートが固まる仕組みが関係しています。, 打設現場に運ばれてくる生コンクリートは、打設日から約28日で適切な強度になるように計算されています。