※ジョブカフェあおもり内のスクリーンやサテライトスポットのパソコンからも視聴できます。. ・あくまで単年データであり、たまたまこの代が就職活動がうまくいった/いかないという可能性を考慮していない。, といった統計上の問題が存在します。あくまで目安としてこんなデータもあるんだなぐらいに軽く捉えていただければと思います。, また、上位大学の場合はある程度学生の学問に対する意識も高い(はず)ですが、大学によっては学生のレベルが高いゼミが人気である傾向が薄れる可能性もあり、大学・学部によって分析結果は異なると思います。, これだけ就職活動とゼミが関連付けられることが多いのは、何もコミュニティーの質に限った話のためだけではないと考えます。, ゼミに入るその前の過程の段階から、就職活動といくつか共通点があるとも言えるでしょう。, なお、見出しにはゴロ合わせで「入社」と示しましたが、厳密には「就社」になります(日本の採用は「こういった仕事をする」ではなく「この企業に就職する」という意識即面が強いため「就職」ではなく「就社」活動と呼ばれることがあります)。, もちろんゼミや大学によって異なりますが、入ゼミ試験のフローは就職活動と近しいことが多いと思います。課題レポートに関しては採用試験ではあまり課せれませんが、ES・面接・GDあたりは両者で共通して頻出のフローになります。, 接触対象は、ゼミ試験であれば先輩のゼミ員や教授。採用試験でしたら人事やそこで働く社員が挙げられるでしょう。, ゼミ試験当日や採用活動解禁まで何も準備や動き出しをしていなかった学生よりは、早くからオープンゼミやインターンなどに参加し、多くの接触と持った学生の方が選考でも有利になることは明らかでしょう。, ゼミ試験の場合は知り合いの先輩がいたから即内定ということもありますが、採用試験で "コネ" はそうそう機能するわけではありません。そのため程度の違いこそありますが、「足を運んで自ら情報を掴む」姿勢は両者に共通して重要だと言えます。, このような共通点もある一方で、入ゼミ偏差値と就職偏差値が完璧に正の相関があるという状況にはなり得ません。, 「【大学の勉強ばかりしても就活で評価されにくい理由】インプット重視の学生とアウトプット重視のビジネス」でも述べた通り、学業とは典型的なインプットの取組みである一方、会社に入って求められるのはアウトプットの能力です(もちろん共同論文執筆などでゼミ活動中にアウトプットの要素が発生することは大いにあり得ます)。, 学業成績についてはこれまで在学中に真面目に学業に取り組んだ証として入ゼミ試験で評価されることは多いでしょうが、採用試験では上記理由によりそれ単体で評価されるケースは少ないと考えています。, 当たり前ですが、入ゼミ試験はゼミに入るための試験で、採用試験は企業に入るための試験です。選考相手は、前者がゼミ生か教授、後者が人事か面接官の社員になります。, これまでクラスやサークルといった内輪の環境でちやほやされて過ごしていた学生が、いざ面接を始めとした改まった環境に置かれると全く自分を表現できないというのはよくある話です。それが同じ大学に通う学生・教授と、社会経験を積んだ大人では程度が大きく異なると考えます。, 「企業が欲しい人材」でも述べたように、営利組織である企業が欲しい人材とは会社の利益に貢献できる人材です。, 一方、ゼミはあくまで営利を目的としない学術集団であるため、「ゼミの利益に貢献できるか」という指標からはやや外れるでしょう。そもそも何を「利益」と考えるかはゼミによって異なります。, 「仲間とうまくやれる組織にマッチした人材か」という点では両者に共通点はありますが、やはり賃金という対価を払う/払わないで採用スタンスに相違が発生するのは自然な成り行きだと言えるでしょう。, 「〇〇ゼミに行けば就活にも有利だ」の風潮として、「教授の力(≒人脈)によりどこかの企業にコネ入社できるのでは?」という考え方があると思います。, 結論、このような教授の力が働くことはゼミによってはゼロではありません。事実私の大学では、あるゼミで某政府系金融の内定者が毎年ゼミ員から必ず1名ずつ(しかもそこはその教授の出身企業)というゼミも存在します。, しかし、入ゼミ試験のコネと比べれば教授からのそれなんてものは遭遇可能性はかなり低く、理系研究室の推薦と比べても同様のことが言えます。また、そういった事例があるゼミに入ったとしても教授からのお墨付きをもらえるとも限らないため、教授のコネ狙いのゼミ選びは避けた方が無難でしょう。, 内定実績で示したデータはあくまで筆者の大学におけるサンプリングサイズ9の情報ですが、多くの学生は、人気が高いゼミが何となく就職活動も強い傾向について何となくでも感じていると思われます。, ここでは以下の優秀ゼミあるあるに沿った形で、その理由について両者を比較しながら推測していきます。, 【優秀ゼミあるある】 結論から言うと、ノンゼミには多少のデメリットはありますが、きちんと対策を取ればそこまで不利にはなりません。, ゼミには同学年の友達(就活仲間)や就活を経験した先輩とコネクションを簡単に作ることができます。, そのため、インターン優遇の選考ルートや、面接で聞かれた質問といったクローズドな情報が入ってきやすいです。, ノンゼミだと気軽に聞ける人が、ゼミに所属している人よりも少なくなってしまうので、情報量の点において不利になる可能性があるということです。, ゼミに所属していないと、どんな風に学業を頑張っていたか伝えにくくなるので、その点イメージダウンしてしまう恐れがあります。, このようにゼミにはコネが存在するので(一部のゼミですが)、ノンゼミ生は不利になる場合があります。, ノンゼミでも就活に失敗するのは、「学生生活で力を入れて取り組んだことが無い上に、ゼミにも所属していない学生」がほとんど。, 「専門的な知識だけでなく教養を深めたいと考え、他学部の授業を受けるためにゼミに所属しなかった。」, 面接官も納得してくれる方が多く、「知的好奇心」という面で評価してくださる企業もありました。, ベンチャー系の企業が多いですが、様々な企業が長期インターンシップ生を募集しています。, 長期インターンでは、以下のようなスキルを学生の内から身につけることができるので、就活で周りの学生と差別化することもできます!, 私も大学1年生から長期インターンシップを続けていますが、簡単には経験できないようなことまでさせていただきとても良い経験となっています。, また、行きたい業種が決まってなくても、英語の資格だけは取得しておくことをおすすめします。, そもそも、TOEICなどで高スコアを取っておくだけでアピールになるので、時間に余裕があるなら勉強を進めておきましょう。, 大学では語学を専攻。留学経験なし、ノンゼミ、ノンサークルの学生生活を送っていた一方で、学外では長期インターンシップ、ダンス、バイト、旅行に打ち込んできました。就活では、「生活の役に立てるか」「海外駐在チャンス」を軸にあらゆる業界を見て、某大手電機メーカーに就職予定です。(21卒), 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 5大商社や外資系企業を始めとする21卒の内定者や就活のプロとして活躍しているライター複数名が記事を更新しています。, 【より正確に自己分析を!】厳選したオススメの無料自己分析ツール7選 | 各ツールの使い方も紹介, 【JR内定者が解説】オンライン面接で好印象を与えるコツ|事前準備から当日の話し方まで.