感染力が強く、死亡率も高いため、ワクチン未接種の犬は注意が必要です。 目次. ・数回くしゃみをしただけで、体調に変化がない。 1.2.犬のくしゃみの原因とは 3.1 香水や芳香剤を使っていませんか? また、ケンネルコフなどの感染症は他の犬への感染源になる可能性があります。, 犬の鼻の内部にある腫瘍が原因でくしゃみや鼻水を引き起こす場合があります。 逆くしゃみは、まるで豚ちゃんのようにブーブーという音がなり、鼻での呼吸困難のような状態になることを言います。 どんな犬にも見られる現象で深刻な病気ではないと言われていますが、「気管虚脱」という逆くしゃみに似た症状を持つ病気が あるので注意が必要です。 https://pets-kojima.com/hospital/, わんこ大好きPetSmileわん部です。わんちゃんにまつわるエピソードやお役立ち情報を発信します♪. 犬も咳やくしゃみをすることがありますが、犬も風邪をひくのでしょうか?一時的な症状や、異物を出しているだけのこともありますが、長引くようでしたら病気の疑いがあります。, 免疫力の低い子犬によくみられる病気で、ウイルスや細菌感染が原因で引き起こされる二次的な伝染性の強い呼吸器疾患です。, 生後6週~6ヶ月の子犬がコホコホ咳をしている場合はまずこの病気を疑い、すぐに動物病院へ連れていくことをおすすめします。症状は「微熱」「食欲不振」「膿を含んだ鼻汁」などです。, 免疫力が正常な成犬の場合は通常2週間程度で自然治癒しますが、免疫力が不十分な混合ワクチンを接種していればある程度防げる病気です。詳しくは関連記事にてまとめていますのでチェックしてみてください。, ガーガーとアヒルの鳴き声のような乾いた咳をしている場合にはこの病気の可能性があります。気管がさまざまな原因により変形し、気道が狭くなることで呼吸がしにくくなる病気です。, 主な症状としては「呼吸困難によるチアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫色に変色した状態)」「よだれを垂らす」などがあります。トイプードル、ヨークシャーテリア、チワワ、ポメラニアンなどの小型犬に多いとされますが、高齢の小型犬や肥満犬や短頭種にもよくみられます。, 夏場に多く発症し一旦症状が治まっても再発しやすいのが特徴的です。原因は不明ですが一般的に投薬や注射による治療を行います。飼い主さんができる対策は「肥満防止」です。, また高温多湿や興奮状態になると咳が出やすいので、室内の温度湿度にも気をつけてあげてくださいね。, フィラリア症は別名「犬糸状虫症」ともいい、フィラリアと呼ばれる糸状の虫が心臓や肺の血管に寄生する病気です。最初は軽い咳がでる程度ですが、病気が進行すると下を向いて何かを吐き出すような咳をします。, 咳の他にも「息切れ」「散歩の拒否」「肝臓・腎臓の障害」「腹水」「足のむくみ」などが症状として現れますよ。治療では「駆虫薬」を直接投与したりフィラリアを摘出する外科手術を受けたりすることが一般的です。, 蚊によって媒介されますので、部屋に蚊取り線香をたいておくことが対策につながります。夏場は特に注意してくださいね。投薬や年1回の注射によっても対策ができるので、薬を飲ませる時期を動物病院で相談してみてくださいね。, 心臓病にもさまざまな種類がありますが、犬に多い心臓病の一つに「慢性変性性房室弁疾患」があります。高齢の小型犬に多くみられ「僧房弁」という弁がうまく閉じなくなり、血液が逆流してしまうために心臓の働きが悪くなる病気です。, 「咳がでる」「散歩を嫌がる」「元気・食欲がない」といった症状もみられますが、初期症状はほとんどなく「高齢のせい」と思われる方が多いので、発見が遅れやすい病気です。, 「カハッ!カッ!」とタンを吐くような咳をするのが特徴的で、発見が早ければ投薬で症状を緩やかにできるので、気になる方はエコーで心臓の動きをみてもらってください。, くしゃみが継続して止まらない場合、一番疑わしいのが鼻炎です。鼻炎にも「細菌感染症」「アレルギー性鼻炎」「副鼻腔炎」など様々あります。, 症状は「サラサラ~ネバネバした鼻水」「鼻を気にするそぶりを見せる」「鼻腔が狭まり呼吸が荒くなる」「くしゃみ」などです。種類が多いので病院で診察を受けて、それぞれにあった治療を受ける必要がありますね。, 初期症状が軽くても慢性化をすると「蓄膿症」になって手術が必要になることもあります。犬にとって鼻は大切な器官なので、調子が悪いと全身に不調が出たり元気がなくなったりしてしまいます。, 有効な治療は、鼻炎の原因となるウイルスや真菌に応じた薬を投与することです。「ブドウ球菌」「レンサ球菌」「ナイセリア」「バチルス」「大腸菌」「パスツレラ菌」などが原因菌やウイルスです。, 予防接種を定期的に行うことが大切で、ワクチンがない鼻炎に関しては、日ごろから栄養面や生活面で感染が起こらないように免疫力を高めておくことが大切です。, 慢性的なくしゃみで気をつけたいのが犬ジステンパーウイルス感染症です。致死率が高い、恐ろしい病気です。くしゃみだけでなく、咳や目やに、40℃前後の発熱、下痢や嘔吐といった症状も併せてみられるのが特徴的です。, 犬ジステンパーウイルス自体に有効な治療薬はありません。治療は点滴や抗生剤、抗けいれん剤投与などによるケアが中心となるため、完治することは難しいです。, 適切な時期・回数のワクチンを接種することで感染を防げることが多いですので、動物病院に相談してワクチン接種を受けるようしてくださいね。, 犬の咳やくしゃみだけで病気の種類を見極めることは難しいかもしれません。そんなときは携帯電話で咳をしている動画を撮影し、動物病院で見せると診察がスムーズにいくこともありますよ。, 人間と同様に早期発見・早期治療が大切ですから、咳やくしゃみに異変を感じたら、自己判断せずに動物病院で診察を受けてくださいね。, Pet Clinicアニホス板橋本院医院長。獣医師。厚生労働省薬事・食品衛生審議会薬事委員。アニホスという言葉には「命に対する真剣な対話」と「心のこもったふれあいを」をいう意味が込められています。. くしゃみをしている愛犬を見ると、その表情や声で「可愛いなぁ~」となごんでしまうかもしれませんが、ただ「可愛い」で済ませてはいけない場合も。軽い生理現象としてくしゃみをしただけなのか、それとも何か根本的な原因があるのかを正しく判断するのも、飼い主さんの務めです。, 犬がくしゃみをしたからと言って、慌てて「即病院!」と思わなくても良いでしょう。一過性の生理現象の場合もあります。あまり心配のないくしゃみの仕方は、以下の通りです。 2.1.くしゃみから別の症状が現れたら要注意!  2-1.変な咳のような症状が見られる (function() { var output_tag = document.createElement('script'); output_tag.type = 'text/javascript'; output_tag.src = 'https:'+'//s.primead.jp/js/aaprimead-data-aggregation.js'; output_tag.id="aaprimead-data-aggregation"; output_tag.dataset.primeadAggregationType = "pv"; output_tag.dataset.primeadPackage_code = "104806"; output_tag.dataset.primeadProposal_code = "505114"; output_tag.dataset.primeadReading_type = "class"; output_tag.dataset.primeadReading_name = "ad_article_detail"; output_tag.async = true; var primead_parent_node = document.getElementsByTagName('body')[0]; primead_parent_node.appendChild(output_tag); })(); 犬がくしゃみをすること、ありますよね。1、2回する程度ならあまり気に留めないことが多いですが、あまりにもたくさんしたり、長期間続いたりするとちょっと心配に…。今回はくしゃみの原因から対策、病院に行った方が良いくしゃみなどを徹底解説します!, 犬がくしゃみをするメカニズムは基本的に人とほぼ同じです。ホコリなどが鼻に入ってきたときに、異物を外に出そうとしてくしゃみや鼻水が出てくるのです。異物を吸い込んでしまったら排除する、という生体の反応です。 ・くしゃみと一緒にたくさんの鼻水が出ている。 4.犬のくしゃみを動画で確認! 犬のくしゃみと逆くしゃみ、実際どのような感じか動画でみてみましょう。 まだ見たことがない、くしゃみなのかどうかよくわからないということもありますよね。 動画で確認してみてくださいね。 連続クシャミ 3.7.『犬ジステンパーウィルス感染症』 ・子犬のくしゃみ。 2.3.くしゃみをしやすい犬の体質, 3.犬の咳やくしゃみの違いを徹底検証! 発作?苦しい?犬の逆くしゃみの原因と対処法 View 440701; おすすめ記事. くしゃみは生理現象で出る場合と、身体のトラブルで起きる場合とがあります。 犬がくしゃみをするとかわいい、と思うと同時になにか病気かな?と心配になりますよね。, 特に連続してくしゃみが出たり、鼻水が出たりするとさらに心配なのではないでしょうか。, またくしゃみに似ているけれど、鼻から勢いよく空気を吸い込んで変な音を出している逆くしゃみだと、発作を起こしたのではと驚いてしまうのではないでしょうか。, くしゃみには心配しなくていいものと、病気の可能性があるものがあります。病気の可能性がるのなら、一刻も早く動物病院に連れていきたいですよね。, 心配しなくていいのかそうでないのかを見極めるのは難しいところもありますが、くしゃみのほかに症状があるか、連続してくしゃみがでていないか、がポイントです。, そこで今回はくしゃみが出る原因や、病気について調べました。愛犬のくしゃみが心配な時は読んで参考にしてくださいね。, そして心配のある場合は動物病院に行くなど、すばやく対応し愛犬も飼い主さんも安心できるようにすることです。, 1.人間と同じように『クシュン』と犬もくしゃみをする! じつは、歯周病が進行すると歯根部に近い鼻腔が開通してしまい、くしゃみや鼻水・鼻血などの症状が出ます。 Copyright © 2016 K.K Colorzoo All rights reserved. 発熱や咳くしゃみ、下痢、けいれんなどの神経症状が現れることもあります。, 犬の真菌性鼻炎(しんきんせいびえん)とは、アスペルギルスやクリプトコッカスなどの真菌に感染することで起こる鼻炎です。 >>げんきナンバーワンSlim<, 「逆くしゃみ」とは、その名の通り鼻から空気を激しくかつ連続的に吸い込む症状の事です。, 逆くしゃみの症状の特徴は、豚の鳴きまねのように「フガフガ」と鼻を鳴らすことがあげられます。 このような生理現象のくしゃみはさほど気にしなくても大丈夫です。 鼻水が続いているのを放置してしまうと、鼻水が鼻腔内で固まり、鼻づまりにいたってしまうこともあります。 犬のくしゃみ、そして鼻水はなぜ起きるのでしょうか。 くしゃみは生理現象で出る場合と、身体のトラブルで起きる場合とがあります。 鼻水が続いているのを放置してしまうと、鼻水が鼻腔内で固まり、鼻づまりにいたってしまうこともあります。 鼻水とくしゃみには、次のような原因が考えられます。 今回、犬の嫉妬の実態について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。, 飼い主さんが指を出すと愛犬が指にジーッと注目するのは、犬の得意技のひとつです。実は、犬は人の指に注目するという面白い習性があるのです。この記事では犬が人の指に注目する理由と、指に注目させるためのポイントをご紹介します!, 散歩中に愛犬がほかの人をケガさせてしまうのは絶対に避けたいですよね。今回は、散歩中にそうしたトラブルを避けるためのリードの使い方や対応法をご紹介します。正しいリードの持ち方に不安がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね!, 「犬は人の気持ちがわかるのかな」と思う瞬間ってありませんか? たとえば、飼い主さんが落ち込んでいるときに、それを察してなのかそばに寄り添ってくれている気がしたり。犬は飼い主さんのことを心配するのかどうか、その真相をいぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました!, 犬が人の手などをペロペロなめるしぐさは、飼い主さんなら見慣れた光景でしょう。「おいしい味がするの?」という疑問もよく聞かれますが、犬が人をなめる行動には、実は「おいしいから」じゃない、犬からのさまざまなメッセージが込められているのです。メッセージその1:あなたが好き!いぬのきもち投稿写真ギャラリー帰宅したときやスキンシップをしているとき、愛犬がうれしそうにペロペロなめてきた! という経験のある飼い主さんも多いのでは。 犬がリラックスした状態で、しっぽをフリフリしながら人の手や顔をなめるのは、「あなたが好, 愛犬を亡くした経験のある飼い主さんは、亡くなる前に異変を感じたという人もいるでしょう。「何か変だな」と思ってしばらく経つと、じつはそれが病気のサインだったと気づいたり、そのまま亡くなってしまう…というケースも。今回は、犬が亡くなる前に見せる行動や体の変化について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。先生は、獣医師でも気づけない「飼い主さんだからこそ気づける愛犬への違和感」があるとも話します。犬が亡くなる前に見せる行動や体の変化getty亡くなる原因にもよりますが、犬が亡くなる前には、下記のような, 犬がふだん何気なく見せるしぐさや行動の意味を、飼い主さんは正しく理解しているでしょうか? 同じしぐさであっても、じつはいろんな心理が隠れているのです。「犬がおなかを見せてくる」 考えられる4つの心理は?いぬのきもち投稿写真ギャラリーこの記事では、犬が仰向けになった状態でお腹を見せる「ヘソ天」に隠された心理について解説します。ヘソ天には、じつはさまざまな理由があるのです。①飼い主さんにお腹を見せてくる→信頼・甘えの意味が!いぬのきもち投稿写真ギャラリー飼い主さんの目の前で仰向けになり、体をくねくねさせなが, いぬのきもち投稿写真ギャラリー犬にも発症する可能性がある「認知症」。もし、愛犬が認知症になってしまったらどうしたらいいのか……。いざというときのためにも、飼い主さんは愛犬になにができるのか知っておきたいところですよね。今回は「犬の認知症」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞きました。驚くことに、犬種によって認知症になりやすいコがいるという事実も明らかに!犬の認知症の予兆は?いぬのきもち投稿写真ギャラリーーー犬の認知症の予兆はなにかあるのでしょうか?いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師), 11月1日は「犬の日」ですね!犬たちはいつもかわいいしぐさや行動で、私たちの心を癒やしてくれますよね。 ところで、犬が耳を後ろにペタンと倒すしぐさのことを、「ヒコーキ耳」と呼ぶことがありますが、ヒコーキ耳になるとき、犬はどんな気持ちでいるのでしょうか? 今回は、犬のヒコーキ耳について、いぬのきもち獣医師相談室の先生にお話をうかがいました!1. 3.4.『蓄膿症』 かかりつけの獣医に最期の一部始終を告げると、おそらく「誤嚥性肺炎」と仮診断されました。, 介護をする上で、誤嚥性肺炎という知識はもちろんありました。人間のご老人の死因もかなりの高齢になると誤嚥性肺炎によるものが多くなりますよね。, 誤嚥性肺炎と聞くと、苦しそうに“咳き込む”のかな?というイメージでしたが、我が家の愛犬の場合はそのイメージとは全く違いました。, 私たちは自然にその時がきて、呼吸が荒くなっているものだと思っていたのですが、そうではなかったようです。, 私たちにしっかりと知識があれば、あの時に緊急で獣医に駆け込んでいれば、そう長くはない命だったかもしれないけれど、あんなに苦しませる事がなかったのではないかと、家族全員が自分たちを責めました。, 犬は自分の意思を言葉で発する事ができません。体を動かす事ができなくなった犬の気持ちを汲み取ってあげられるのは人間だけですから、しっかりと知識をつけておくのは犬を飼う上でのルールだと考えます。, 今回は、咳が出る時に考えられる犬の病気や、変な咳のような症状が現れる「逆くしゃみ」について取り上げました。, 犬は人間のように会話をする事が出来ないわけですから、飼育責任者である人間が犬の病気についても必要な知識を蓄えておく事は重要だと考えます。少しでも知識が多い方が判断材料も多く、いざという時の対応に差が出ます。, 何度も繰り返しにはなりますが、愛犬の命を守れるのは飼い主にかかっていると言っても過言ではないと考えます。, 愛犬との楽しい毎日を送るためにも我々は日ごろから犬について勉強をしておく必要があると考えます。, ペットの専門店コジマに併設する動物病院。全国に14医院を展開。内科、外科、整形外科、外科手術、アニマルドッグ(健康診断)など、幅広くペットの診療を行っている。, 動物病院事業本部長である小椋功獣医師は、麻布大学獣医学部獣医学科卒で、現在は株式会社コジマ常務取締役も務める。小児内科、外科に関しては30年以上の経歴を持ち、幼齢動物の予防医療や店舗内での管理も自らの経験で手掛けている。 ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。, 愛犬が飼い主さんに「大好き」という気持ちを伝えているとき、その鳴き声から判断することができるようです。今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました!, 愛犬が自分のおしりを舐めるような素振りを見せることがないでしょうか? もしかしたらそれは、異変を感じているのかもしれません。この記事では、犬が自分のおしりを舐めてしまう理由について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。, 睡眠時に起こるさまざまな生理現象は、人と犬で共通している点も多くあるのはご存知ですか?今回は夢をはじめとした、睡眠にまつわる犬の生理現象について解説していきます。愛犬が眠っているとき何が起こっているのか、しっかり把握しておきましょう。, 愛犬のブラッシング中に発見した異変で、病気が発覚したエピソードをまとめてご紹介します。まさかの病気が発見されることも⁉ 病気の早期発見に役立つので、ぜひチェックしてみてくださいね!, 犬の老化スピードは人よりも早く、「うちのコはまだまだ若い!」と思っていても、じつは老化のサインが出始めていることもあります。今回はそんな「シニアの入り口」に見られやすい老化のサインについてご紹介します。, 過去に実際に起こった犬がらみのトラブルと、それに対して裁判所から下された判決について解説します。同じような事件が起こった場合の参考になります。今回ご紹介するのは、東京地方裁判所で平成14年11月11日に判決が出た事例。深夜早朝を問わず吠える愛犬にマンション内から苦情が殺到し、裁判になりました!, 「嫉妬」と聞くと人特有の感情かと思いきや、じつは犬も嫉妬することがあるようで…飼い主さんの何気ない行動が、愛犬の心をざわつかせている可能性も!? しかし、汚れや異物が取れない場合は、くしゃみや鼻汁が長引く場合があります。, 花粉やほこりっぽい場所に行くような状況はなかったでしょうか。  2-2.逆くしゃみの原因は特定されていない 1.1 犬も花粉でくしゃみをすることも。 空気清浄器などで花粉対策をしてあげましょう。 2 鼻の病気による症状. 【動画】犬がくしゃみをするだけかと思いきや…(笑)アレルギー性の鼻炎や花粉症の方は、くしゃみをすることが日常茶飯事。その仕方は人それぞれで、街中で個性的なくしゃみをする人もいます。 仔犬は免疫力が弱いので軽い風邪でも重症化しやすく、注意が必要です。気になる場合は、獣医さんに相談しましょう。心配のないくしゃみと、そうでないくしゃみの見分け方は、少し難しいかもしれません。日ごろから愛犬の様子を観察して、普段との違いを見極めることが重要です。, 単純に、鼻に異物が入ってしまったからくしゃみをしているだけというケース。この場合の対策は、ずばり掃除!犬を飼育しつつ綺麗な状態を保つのは骨が折れますが、愛犬の健康のためにも頑張りましょう。, 花粉やハウスダストなど、特定の物質に対して過敏に反応してしまうのがアレルギーです。アレルギーのおそれがある場合は、まずは血液検査などでアレルゲンを特定。そのうえで、アレルゲンを愛犬になるべく近づけないようにしてあげましょう。, アレルギーに関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にされてください。, いわゆる風邪の症状です。くしゃみを連発する場合、感染症による鼻炎であることが多いと言われていますので、放置するのは危険。ウイルスなのか細菌なのかによって、対処法やお薬が変わってきます。くしゃみだけでなく、鼻水が出る、熱が出る、咳が出るなどの場合は、出来るだけ早く動物病院を受診しましょう。, くしゃみと一緒に鼻水が長引いたり、ドロッとした粘り気のある鼻水が出続けたりする場合は、副鼻腔炎や蓄膿症が考えられます。悪化すると食欲が落ちたり、犬にとって重要な嗅覚が衰えたりするので、動物病院での早めの治療が必要です。, 鼻の話なのに歯?と思う方もいるかもしれませんが、歯周病の症状は口の中だけにとどまりません。歯周病が進行すると、歯根部の感染が鼻腔にも及び、くしゃみや膿っぽい鼻水・鼻血などの症状がみられることがあります。この場合、内服薬や抜歯が必要な場合があるため早めに受診しましょう。, 鼻の中のできものが原因で、炎症を起こしてくしゃみや鼻水、鼻血が出ることがあります。高齢の犬であったり、特に鼻血が見られる場合は、腫瘍の疑いもあるため、早めに動物病院を受診しましょう。, 「たぶん大丈夫なくしゃみだと思うけど…自信がない…。」「ちょっとくしゃみ変かも…。でもくしゃみくらいで病院に来るなって言われたらどうしよう…。」そんなときでも、遠慮せずに動物病院に行きましょう。実は病気が隠れていたなら、連れてきてよかった!となりますし、もし全く問題のないくしゃみだったとしても、専門家である獣医師から「問題ないです。」と言われた方が安心できるはずです。 犬の歯周病はごく当たり前に起きる病気であり、とくに高齢犬では歯周病が原因でくしゃみや鼻水が出るのがよくあるので、ぜひ頭の片隅に留めておいてください。, なお、鼻づまりとよく似ている症状として、パグやブルドッグなどの短頭種がズーズーという音の呼吸をすることがあります。 愛犬を心配するのは、飼い主さんの義務なんですから。病院に行くことをちゅうちょして、取り返しのつかないことになってしまったら…。きっと悔やんでも悔やみきれないはず。自分では判断がつかないときや心配なときは、獣医さんに相談してしまいましょう。, くしゃみは全ての犬種で起こる現象なので、くしゃみに関するアレコレは、どの犬にも起こりうることとして、頭に入れておいてくださいね。, いぬのきもち WEB MAGAZINE「セキ・くしゃみ・鼻水…それ、呼吸器の病気かもしれません!」, いぬのきもち WEB MAGAZINE「犬も花粉症ってあるの? 花粉症の飼い主さんの注意点も」, 監修/石田陽子先生(石田よう子犬と猫の歯科クリニック院長) ・刺激物(かんきつ類や香辛料)を嗅いで出たくしゃみ。 ※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 鼻水に血が混じったり鼻血が出たりすることもあります。, 「歯の病気でくしゃみ」と聞くと意外に感じる飼い主も多いのではないでしょうか。 ・くしゃみの後でも元気。 発作?苦しい?犬の逆くしゃみの原因と対処法 View 440701; おすすめ記事. 鼻腔腺癌やリンパ腫が多く認められ、一番多いのが腺癌です。原因は不明ですが、くしゃみ、鼻汁、出血が見られ、進行すると鼻を中心とした顔面変形、呼吸困難が起こります。, 犬の歯周病(ししゅうびょう)とは、歯垢中の細菌が歯面に付着して、歯周組織(歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨)が炎症を起こす病気で、3歳以上の成犬・成猫の約80%が歯周病をもっていると言われています。 1.1.犬のくしゃみのメカニズム ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091003号)です。. 厳密にはくしゃみとは関係がなく、「吸気性の発作性呼吸」と言われています。苦しそうに見えることがありますが、犬にとっては苦しいわけではないのだとか。また原因こそ解明されていませんが、多くの場合、治療が必要なものではないので、あまり気にしなくても良いようですよ。, 単発のくしゃみはそこまで心配ありませんが、「心配するべきくしゃみ」も、もちろん存在します。状況によっては、大きな病気のサインである場合も。心配なくしゃみは以下の通りです。 アレルギーが原因で鼻炎になったりすることがあります。, 犬はウイルス・細菌などが原因で鼻炎を起こすことがあります。 愛犬が突然、首を前後に動かし、鼻をブーブー鳴らしながら息を連続で吸い込むような様子を見たことはないでしょうか。それは、逆くしゃみと呼ばれているものかもしれません。大抵の飼い主は、このような愛犬の姿をみて、何事かと驚きます。今回はこの逆くしゃみについてご紹介します。, 逆くしゃみは、吸気性の発作性呼吸とも言います。英語では、Reverse Sneezing (Reverse=逆の、Sneezing=くしゃみ)や他にinspiratory paroxysmal respiration(吸気系の発作的呼吸の意)などと呼ばれています。, 通常のくしゃみは、一回または複数回のけいれんのように息を吸って、口と鼻から激しく空気を出すものですが、逆くしゃみは鼻から空気を激しくかつ連続的に吸い込みます。, 逆くしゃみをする犬種は、小型犬種や短頭種に多いのですが、さまざまな犬種でみられます。一般的には若齢から症状は現れ始め、中高齢で症状が突然現れることはほとんどありません。症状は生涯にわたって継続することもあれば、高齢になると次第に消失するということもあるようです。, 逆くしゃみは、昼寝の時や食事や遊びの後などさまざまな場面で突然現れます。鼻から空気を激しくかつ連続的に吸い込むというような症状は、苦しそうに見え、たびたび飼い主を驚かせます。しかしながら、症状は数秒~1分程度で治まり、その発作の前後は、何事もなかったかのように犬はケロッとしています。一見、激しい症状のように見えますが、本犬としては、特に苦しいわけではないようです。, また、獣医療においては、逆くしゃみは何かの症状であったり、病気を引き起こしたり、命を脅かしたりするわけではないため、治療は必要ないとされています。例えるならば、横隔膜の痙攣でおこるしゃっくりのような位置づけです。, 原因は解明されていませんし、予防のための日ごろのケアもありません。病気ではないため、研究などはほとんどなされていないようです。, 治療が必要はないといっても、その症状が逆くしゃみであるかどうか、飼い主が判断をつけるのはなかなか難しいものです。インターネットを検索すると、動画が沢山でているので、それを見ることによって、愛犬の呼吸が逆くしゃみにあたるか推測することができるかもしれません。, ただ、他の病気である可能性もありますので、病院で診てもらうに越したことはありません。動物病院で愛犬がタイミングよく逆くしゃみを見せてくれることは稀なので、発作が出た際に動画を撮っておいて見せられるようにするといいでしょう。, 他の病気としては、呼吸器や心臓の病気との鑑別が必要です。特に気管虚脱では、アヒルがガーガーと鳴くような咳をしますし、僧帽弁閉鎖不全症ではケッケッというような乾いた咳をします。てんかん発作の可能性も、無きにしもあらずでしょう。特に、中高齢以降で逆くしゃみのような症状が現れた場合には、ただの逆くしゃみの可能性は低いと考えられますので、直ぐに動物病院に相談しましょう。, 逆くしゃみは、それによって苦しさを感じるものではなく、発作が起こっても数秒~1分程度で終わるものなので、見守るだけでいいでしょう。, しかし、少しでも早く終わらせたい場合には、唾を飲み込むことが有効であるとされていますので、次の方法を試してみてはいかがでしょうか。, 逆くしゃみは、症状が劇的なので最初は驚きますが、病気ではないのであまり心配はしなくていいでしょう。ただ、逆くしゃみと思い込んでしまい、他の病気を見逃してしまうこともありますので、安易に判断するのは禁物です。しっかりと観察して、少しでも心配な点があれば、動物病院に相談するようにしましょう。, この記事を読んだ方におすすめ⇒犬も風邪をひく?人にうつるの?犬風邪の症状の対処法と予防法, 1998年、日本獣医畜産大学(現在、日本獣医生命科学大学)獣医学科を卒業。動物病院や大手ペットフードメーカーでの勤務を経た後、GREEN DOGへ。現在は、スタッフ教育や商品の品質検証、オリジナルフードの製造に関わる。.