Copyright © 2016 たむすぎたー All Rights Reserved. Copyright © ダンボールや化粧箱の購入・印刷なら通販サイトのユーパッケージ Rights Reserved. 【防音室を作る方法】簡易防音室は簡単にdiyが可能です。大掛かりなリフォームではなく、だんぼっち、簡易キットなどを用いて、予算を抑えて自分で安く防音室を作る方法をご紹介します。自作で防音室を作ろうと思っている人は、ぜひご覧ください。 目標予算は2万円以内。 上記の防音室が軒並み10万超えなのでちゃんと機能すればかなり安上がり。 構成. ●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。. きっとそんな思いを抱えた人はすごく多いと思います。その1番大きな理由は、きっと市販の防音室がとても高いからですよね。, 今回は、DIY(日曜大工)ほぼ素人の田村が、アコギとエレキギターの練習・レコーディング用に作った防音室のスペックや制作期間、費用や実際の作業工程などを詳しくご紹介します。, 部屋の中にさらに防音室を自作することで、廊下や窓の外(マンションの共用部)への音漏れをかなり軽減出来ます。同じ部屋で寝たり机に向かったりもしています。, ちょっとした本棚やギター、譜面台、イス、三脚などを置いても圧迫感なくギターの練習が出来る広さです。映像撮影は上半身のみなら可能、簡単なレコーディングも出来ます。ただし天井は低めなので、座ってのギター演奏用です。(身長175cmを超える方には少し天井が低いかもしれません), 部屋自体はなかなか狭くなってしまうので、元あった家具や寝る場所の確保が課題です。ベッドがある人、家具が多い人はこのサイズの自作防音室の再現は難しいかもしれません。田村の場合、もともとあった大きな勉強机はたたんで、小さな机に切り替えました。, 天井が低い分、防音室の上は物置として使えるので、最低限の生活スペースには困りません。後日、天井の上には洋服掛けや引き出し、布団置き場を設置する予定です。, 重さ: 90〜100kg強度: もたれたり、30〜40kg程度のものを乗せても大丈夫, 重さは元になっている材料の重さから簡単に計算していますが、ちょうど100kg前後でしょう。, 天井の強度は柱付近に田村(55kg)が乗っても大丈夫だったので、天井全体で合計40kgくらいまでなら長期間でも耐えられそうです。布団や普段使わない雑多な物を乗せるスペースとしても使えますね。, 例えば防音室内でうるさいくらいの音量は、部屋に出ると中ぐらいの音量になり、廊下に出るとさらに弱くなります。逆に外から防音室内への音(廊下での物音や部屋へのノックなど)は、注意していないと聞こえません。, 流石に全力で弾いたアコギの音が全く漏れなくなることはありませんが、「話し声より小さい程度」もしくは「かなり抑えて弾いたときの音量」くらいには軽減できます。, 防音性能については反響音との兼ね合いと部屋自体の防音も深く関係してくるので、また詳しく触れますね。検証の動画も準備ができたら載せる予定です。, 大まかには設計・材料の下見に1週間、材料調達・組み立て作業に1週間ほど。ただし、田村の場合は丸一日作業が出来たわけではないことと、色々な試行錯誤をしながらの作成になったので、組み立てはもう少し短期間でできると思います。, 純粋に防音室を防音室として完成させるためにかかった費用は全部で2万6,900円でした。, 決して安くはないですし、「なんとかして2万5千円までで作りたい」という予算計画からは2千円オーバーしてしまいましたが、家で練習が出来ることを考えれば個人的には合格ラインです。, ちなみに市販の防音室はダンボール製のものでも7万円前後、テントやパネル式のもので10万円、有名メーカーのもので100万円くらいの費用がかかります。, 防音室を作る上で使った材料の種類や特徴を部分ごとに一覧にまとめておきます。ちなみに今回の防音室自作に使った材料は全て近所のホームセンターで購入したもので、柱や板はそちらでカットしていただきました。, ・2×4材(38×89×1820mm)…9本・1×4材(19×89×1820mm)…8本, 2×4材、1×4材は共に長い木の角材で、柱の材料としてよく使われる材料です。価格も2〜300円と安く、防音室の自作を考えている方は必ず使うことになる木材だと思います。, 1枚の値段は1000〜1200円ほどで、こちらも板材としては定番の木材。重さは1枚あたり10〜11kgとなかなか重たいです。, 防音で定番の石膏ボードに比べると少し遮音性能が劣るものの、加工や廃棄など色々なことを考えて今回は針葉樹合板をチョイスしました。, グラスウールはガラスの繊維で出来たワタのような吸音材で、他の吸音材と比べるととにかく価格が安いです。扱いは少し難しかったですが、1セットでほぼ全面を吸音できて、お値段は2900円くらいでした。, また新聞紙や本などの紙類には意外と侮れない吸音効果があります。古い布団は無ければ新聞紙でも代用可能ですので、作業編でもまた紹介します。, 床にカーペット(マット)を敷くのは、床面に吸音効果を持たせるのと同時に、防音室の柱や板で床が傷ついたり凹んだりするのを防ぐため。今回はピースを組み合わせるタイプのジョイントカーペットで180cm×180cmの広さを敷いて、お値段は3400円くらいでした。, ・パワービス32mm220本入り…1箱・パワービス25mm270本入り…1箱・木ネジ10mm50本・小さいL字金具…4つ・小さい平金具…4つ・蝶番2つ入り…1セット, 金具類は基本的にどれも安く、全部合わせても1600〜1800円ほどで済みました。ビス(ネジ)は大量なのでどう考えても余りますが、小さな袋で買うとむしろ高く付くので100〜200本単位で買うのがいいと思います。パワービスという商品はどちらも300円弱なので、ビスは1本2円もしない計算ですね。, ちなみに蝶番(ちょうつがい)とはドアを動かすために必要な金具のことです。(写真に写っている金具), ・プラダン厚さ2.3mm(910×1820mm)…7枚・模造紙(900×1200mm)4枚入り…2セット・ソケット付きコード・LED電球(40W)・シリコンコーク・延長コード, 内装材は全部合わせて3500〜4000円ほどでした。プラダンはプラスチック製のダンボール、シリコンコークは壁の隙間を埋めるゴム素材のことです。ここで書いているプラダンは養生シートと呼ばれる通常よりも薄いタイプなので、1枚200円くらいで売られています。, メジャーは柱や壁の大きさ、部屋の計測、材料の加工など、とにかく様々な場面で必要になりました。100均でも売られていることが多いので、2〜3m以上のものが1つあると重宝します。, ドリルも今回かなり活躍した工具の1つで、柱や壁をネジで止めるための下穴をあけるときに使いました。100箇所以上は穴を開けたので電動のものがあると便利ですが、ハンドドリルでも作業可能です。(田村はハンドドリルを使用), ドリルについては「なるべく真っ直ぐに穴をあける」ことがポイントになります。それほど難しくはないので初心者の人でも数回使ってみれば要領をつかめると思いますが、あまりにも斜めだとネジが止めれないので丁寧に作業しましょう。少し斜め程度なら問題ありませんのでご安心を。, 防音室自作やDIYといえばノコギリを連想する方も多いと思いますが、今回はノコギリはほとんど使っていません。(数回), というのも、ほとんどの木材加工はホームセンターでやってもらったからです。1カットの料金は無料〜30円くらいのところが多いと思いますが、自分で切るのはそこそこ手間なのでそこは節約せずに切ってもらいましょう。機械でのカットはサイズも正確で切り口も真っ直ぐです。, ノコギリを使ったのは正確さが要らない部分でしたが、ドリルとは違って真っ直ぐ切ろうとすると少しコツがいります。, ネジや金具を締めるためのドライバーですね。100本以上のネジを使うので電動が便利ですが、田村は手動式のもので作業をしました。, 手動式であれば100均でも手に入りますよ。難しいというよりは体力勝負です。ちょっとしたポイントは作業の中で説明しますね。, なんだか聞きなれない工具ですが、値段的には200円くらいなので安心して下さい。これは壁の隙間を埋めるときに使う道具なんですが、言葉では説明しにくいので実際の作業編でみていきましょう。, 彫刻刀は主に防音室にドアを付ける時に使いました。ほんの少しずつしか使っていないんですが、あると便利だと思います。使ったのは文房具屋さんで4種類セット500円のものです。, 工具の他に、ガムテープを1ロール丸ごとと、床の養生用に内壁の材料と同じプラダンを2枚使いました。どちらも家にあったものですが、新しく買っても合わせて600円程です。, 養生とは床などに木材がぶつかって傷が付くのを防ぐことで、写真のように重い板などを置く場合は必須だと言えます。いらない大きなダンボールが家にあればそれを敷いても良いですし、養生シート(薄いプラダンのこと)があると更に便利です。, それではいよいよ、実際に防音室を組み立てた際の作業工程を見ていきます。作業中はなるべく写真をたくさん撮るようにしたので、それぞれ別記事に作業の様子や写真を実況付きで載せておきますね。, DIY(日曜大工)は本当に素人なので、ミスや効率の悪い部分もありますがご容赦ください。, まずは、自分が防音室を使ってやりたいことを考えながら、サイズや予算を考えていきます。このときに、中でどんなものを使うのかと、防音室を設置する部屋の広さもしっかりノートなどに書き込んでおきましょう。, 田村の場合は、中でギターが弾けること、ミニアンプが使えること、イスに座って弾ければ良いことなどを目標にして、防音室の外では寝られるスペースと物置などがあれば良いという条件で設計しました。, 大まかに作りたい防音室のサイズや予算などが決まったら、実際にホームセンターなどに下見に行きます。, そして使えそうな材料を値札とセットで片っ端から写真で撮っていきましょう。もちろんメモでも構いませんが、どんな形や色だったかなどが後から一目で分かるので写真がおすすめです。, あとは家に帰ってから何をどんな風に組み合わせるかを具体的に考えていきますが、これが意外と大変な作業です。この段階でおおよその費用が分かるので、予算に合わせて材料を省略したり、予算を少し変更したりしましょう。, ・柱の材料(1×4材、2×4材)のカット・遮音板(針葉樹板)のカットと配達手配・柱の名前付け、穴あけ, 1日目は組み立てのメインになる柱や板、金具など、ほとんどの材料をホームセンターで購入しました。このとき、木材は全てホームセンターでカットしてもらって、板系の大きな木材は後日配達してもらうことに。, 反省点として、針葉樹板やその他の柱も含めて、大きなものは全て配達でお願いすればよかったということ。柱の木材などは軽いのですが、自分で運ぶのは意外と骨が折れます。, ・遮音板(針葉樹板)到着・壁紙(模造紙)の線引き・壁板の名前付け、穴あけ・ドアの蝶番用の彫り込み作り・端材のジョイント作り・天井用の板の注文ミス発覚, 2日目は内壁の壁紙に使う模造紙の線引きと、配達してもらった外壁用の遮音板(針葉樹板)にドリルで穴をあける作業を行いました。この日は他にもドアに蝶番用の彫り込みを入れたり、サイズの注文ミスが発覚した木材への対応をして終了です。, ・模造紙のカット・内壁パネル作り・グラスウールの加工・ドア柱に蝶番用の彫り込み作り, 3日目は模造紙をカットしてプラダンに貼り付けて、内壁用のパネルを作りました。また、吸音材のグラスウールをカットして新聞で包み、壁にはめ込むだけの状態まで調整して作業終了です。, ・ジョイントマット敷き詰め・組み立て準備(材料整理)・柱組み立て・ドアの防音用に端材を加工・内壁パネル、吸音材、外壁板の取り付け(2面), 4日目はジョイントマットを敷いて柱を組み立て、壁を2面だけ取り付けました。壁は3日目に作った内壁と、針葉樹板でグラスウールを挟む形で取り付けてあります。, またこの日作った壁の一面は、節約のために端材(木材カットの切れ端)をうまくつなぎ合わせて作りました。, ・4日目に取り付けた壁の微調整・ドア、残りの壁の取り付け・天井のコード取り付け穴作り・天井取り付け・照明取り付け・ドアノブ作り, 5日目は残った壁とドア、天井などを取り付けて、ようやく防音室の外見の完成です。照明や電気用のコードは天井に少し工夫をして引き込んであります。, 6日目は天井や壁にちょっとした補強をしたり、隙間が空いてしまった部分を大まかに塞ぐ作業からスタートして、コーキングで残った隙間を塞いで仕上げました。, 少し余ってしまった木材がもったいないので、天井の半分を2重壁にして、床付近も少し音漏れを防ぐ工夫をしました。あとはギターやミニアンプ、練習用の鏡や譜面台などを持ち込んでギターの練習用ミニスタジオの完成です。, 今後の課題としてはドア部分からの音漏れを減らすこと、残った半分の天井の吸音などですが、防音性能も音響も今のままでも中々なので、気長に進化させていきます。, 現時点での防音室自作記事はここまでですが、今後もっと防音性能を強化してこの記事にも追記をしようと思います。, 具体的には、今後の「防音室の補強」と「部屋自体の防音」についてです。2018年の春から夏くらいまでを目処に色々と思考錯誤した結果を追記する予定ですが、詳細はまた発表します。, 過去色々なお手軽防音対策を試してはみたものの、田村にとっては今回が初めての本格的な防音対策でした。, 実際に作ってみて分かったのは、市販の防音室は、はっきりと割高のものとそうでないものに別れるということ。また今回のノウハウを活かせば次はもっと簡単で、防音性能も高い自作防音室が作れそうです。. エコバットは、施工者への負担や扱いやすさを考えられた断熱材です。バインダー技術ECOSE®Technologyを使用し、繊維を細く長くすることでチクチクしにくいソフトな手触りを実現。ソフトでありながら自立性があるため、施工しやすい製品です。また、製品のカットもしやすくなっています。 . 防音室を作る上で使った材料の種類や特徴を部分ごとに一覧にまとめておきます。 防音室を自作するにあたり、ダンボールは適しています。ダンボールを防音室として活用する場合、まずは防音について理解することが大切です。, そこで今回は、防音とは何を指しているのか、吸音・遮音との違いは何かを解説します。また、ダンボールを使った防音室の作り方や、ダンボールで確実に防音するためのコツについても紹介するため、ダンボールの防音効果について知りたい人や、防音室を自作したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。, 防音とは、ただ音を小さくしたりシャットアウトしたりすることではありません。室内で反響・反射した音を吸収することも、防音のひとつです。下記のように、防音には3つの目的があります。, 生活音である足音やドアの開け閉めの音を小さくすることも、防音のひとつと言えます。生活音の防音グッズには、カーペットや消音テープがあります。, 音は、壁や天井などに当たると反射する性質をもっています。音を吸収・分散することで、音響の質を高めることができます。, 外から入ってくる音を防いだり、室内の音を外部へ漏れないようにする目的もあります。遮音カーテンを使用することで、騒音対策をすることが可能です。, 吸音とは、音を吸収することです。たとえば、クッションや毛布に口を押しあてて大声を出すと、クッションが声を吸収して小さい音にしてくれます。一方で遮音は、音を遮るという意味です。壁や板を間に挟むことで、音を通りにくくします。つまり、吸音と遮音は別物です。, たとえば、楽器の練習がしたい場合、室内の音響を良くする吸音対策と、外部に音漏れしない遮音対策が必要です。仕事や勉強に集中できる部屋がほしい場合は、遮音性を高めるとよいでしょう。防音室を作る際は、目的を明確にした上で適した材質を選ぶことが大切です。, ダンボールには吸音効果があります。ダンボールは基本的に3層構造となっており、表紙と裏紙の間に波型の中芯が入っています。波型の隙間に音が入ると空気摩擦が起こり、音エネルギーが熱エネルギーに変わることで、はね返ってくる音が小さくなります。, ただし、ダンボール1枚で高い吸音効果が期待できるわけではありません。ダンボールを防音対策として活用するためには、複数枚のダンボールを重ねる必要があります。ダンボールを貼り合わせて吸音パネルを作ったり、蛇腹折りにしたりして空気摩擦を起こしやすくする方法がおすすめです。, ダンボールには、遮音効果はほとんど期待できません。音は、固いもの・重たいものにはね返るため、柔らかく軽い紙を材質としているダンボールは遮音材としては不向きです。, 外部の音をシャットアウトしたい場合や、外部への音漏れを防ぎたい場合は、遮音シートなどを組み合わせましょう。, 中には、紙製の卵パックを使って防音するという方法もありますが、紙製の卵のパックだけでは防音効果はありません。紙製の卵のパックで防音する場合、断熱材やスポンジと組み合わせる必要があります。, ダンボールを使って防音室を作ることで、制作コストを抑えることが可能です。ここでは、ダンボールを使った防音室の作り方を3つ紹介します。防音室を自作したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。, 最も簡単な方法は、ダンボールをそのまま壁に貼り付ける方法です。外の騒音が気になる場合は、ダンボールを壁に貼り付けるだけで防音効果が期待できます。ただし、前述したようにダンボール1枚だけでは防音効果がないため、5cm以上の厚さになるようダンボールを重ねて貼り付けましょう。また、壁だけでなく窓にもダンボールを貼り付けることで、さらに防音効果が高まります。, ダンボールを300×25mmの短冊状に切り、ボンドで貼り合わせて作った吸音パネルを壁全体に貼り付けることで、防音効果を得る方法です。吸音パネルは波型の面がパネルの表にくるため、より高い吸音効果が期待できます。ただし、部屋の面積が大きくなればなるほど手間がかかります。また、3層構造になっていないダンボールでは吸音効果が期待できないため、必ず3層構造以上のダンボールを使いましょう。, 部屋の中に防音室を作りたい場合は、角材とベニヤ板を使って個室を作る方法がおすすめです。ベニヤ板の内側にはダンボールで作った吸音パネルを横の壁と天井に隙間なく貼り付け、外側には遮音シートを全体に被せます。ダンボールで作られた個室は、吸音効果と遮音効果の両方が期待できるため、より高い防音効果を得たい人におすすめです。床にゴムマットやジョイントマットを敷くと、さらに高い防音効果が期待できます。, 防音室を購入する場合の相場は、10~100万円程度です。本格的な防音室に比べると防音効果は劣りますが、自作すれば費用を大幅に削減することが可能です。また、工夫次第では自分のイメージした大きさや形の防音室を作ることができるなど、オリジナルの防音室が作れることも、ダンボールで自作する醍醐味のひとつと言えるでしょう。, ダンボールを使って確実に防音するためには、いくつかのコツがあります。ダンボールを使った防音対策で失敗しないためにも、これから紹介するポイントをしっかり押さえておきましょう。, 遮音と吸音は防音する仕組みが異なるため、どちらがより必要かを考えて使い分けることが重要です。楽器の演奏や歌を歌う場所として防音対策したい場合は、部屋の内部に音の反響を防ぐための吸音材を用意しましょう。間違って部屋の内部に遮音材を使ってしまうと、音がはね返って反響音が大きくなる原因となります。, 防音室を作る前に、音を遮りたいのか、音を吸収したいのかをよく考え、使う材料を間違えないようにしましょう。, ダンボールとダンボールの間に隙間があると音が外へ漏れてしまい、十分な防音効果を発揮することができません。遮音したい場合は隙間テープやガムテープを使い、隙間を作らないようにすることがポイントです。, スーパーやドラッグストアから無料でダンボールをもらうことはできますが、防音として使えるかどうかをチェックする必要があります。無料や安価すぎるダンボールは厚みがないケースが多く、遮音効果が期待できないためです。, また、ペットショップや100円ショップなどで購入できる猫の爪研ぎ専用のダンボールにも防音効果がありますが、サイズが小さく防音室の材料には不向きです。, 防音室に使うダンボールを選ぶ際は、無料かどうかにはこだわらず、必要な機能が備わっている材料を選びましょう。また、まとまった量のダンボールが必要な場合は、専門の業者に注文することがおすすめです。, ダンボールに遮音効果は期待できませんが、吸音性があるため防音効果はあると言えます。ダンボールで防音室を自作する場合は、角材とベニヤ板で外壁と内壁を作り、外側を遮音シートで覆う方法がおすすめです。, ダンボールは無料で手に入りますが、薄すぎるものは防音性が低い可能性があります。また、汚れていたり破れていたりする可能性もあるため、ダンボールを用意する際は専門の業者に注文しましょう。, 防音室にかかる費用を削減したい場合は、今回の記事を参考にオリジナルの防音室を自作してみてはいかがでしょうか。.