そのため、退職理由を書く際には志望動機につながる前向きな理由を書きましょう。「これまでの知識を活かした仕事に就きたいため」や「異動により自分が目指していたキャリアを築けないためやむを得ず退職した」など、自分が仕事をしていく上で支障ができたことを理由にするのも良いでしょう。本当のことであっても、後ろ向きの理由は書くべきではありません。退職理由も、前向きな姿勢で転職活動を行っていることの自己PRである、ということを意識してみてください。, さらに、職務経歴書には経歴のみを書くのではなく実績を具体的に記載するようにしましょう。転職回数が多いということは、実際に業務に携わっていた期間が短いということを意味しています。それは採用担当者も承知していることで、その短い時間にあなたが何を成し遂げたのかを知りたがっています。単に経歴だけでは何をしてきたのかがよくわからず、採用担当者に「何ができるのか」を伝えることはできません。いつ、どんな業務を、どのように行い、どのような結果をもたらしたのか、を具体的に記載しましょう。, 転職回数が多いということは、それだけ多くの業務に触れ、色々なスキルを身につけてきたことになります。それは高度なスキルでなくても良いのです。一つひとつの業務経験は浅くても、手持ちのスキルを組み合わせれば新たなスキルとなります。そのスキルで自分には何ができるのか、をしっかりアピールしてみましょう。その際にも、応募企業側が何を求めているのかを常に考えることで、採用担当者にあなたのスキルがこの会社で役に立つことをより強くアピールすることができます。, この記事でもおすすめしたキャリア式の職務経歴書のサンプルを用意しました。書き方に困った場合は、このサンプルを参考にしてみてください。, 本プロモーションはSBヒューマンキャピタル株式会社による提供です。本プロモーションについてのお問い合わせはAmazonではお受けしておりません。 「転職回数が多くて、自己prが上手く書けない」「転職を繰り返してきたので、次の転職活動に自信が持てない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは主に転職回数が多い方ならではの効果的な自己prの書き方について一緒に学んでいきましょ 行列のできる職務経歴書相談所 転職回数が多い場合、職務経歴書にはどのように書けばいいのか?すべての職歴を書くべきなのでしょうか。基本的に職務経歴書には、在籍していた企業と経験業務は、すべて記載するべ … なぜなら、職務経歴書はビジネス書でありながら、決められたフォーマットや書き方の規則のようなものは存在しないからです。, すなわち、転職回数が多いことが採用担当者の不安要素にならないような職務経歴書を作成すれば問題ないのです。, この記事では、元キャリアアドバイザーが転職回数が多い方向けの職務経歴書の書き方を解説します。ぜひ参考にしてみてください。, この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザーFollow @ganchan_hopnavi, 教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。, *リクルートエージェント調査、**電通バズリサーチ調査、***株式会社マクロミル調査, 転職回数の多い転職希望者から応募があった場合、企業の採用担当者が抱く懸念(不安)は大きくわけて2つです。, 一貫したキャリアを積んでいれば、その職種に対する知識や能力もある程度保証されるため、採用する側としても安心だからです。, 逆に「キャリアに一貫性」がなく転職を続けている方だと、採用担当者の目には「この人は何が得意なの?」「持ち味はどこ?」といったように、非常につかみどころのない人に映ってしまいます。, これは、人材として「使いにくい人」「転職が多いのは他に理由があるのでは?」という評価につながる可能性があります。, また、いくら職種が同じでも、《鋼材の法人営業⇒飲料水のルート営業⇒宝飾品の個人向け営業》などのように、対象顧客も売り方も異なるような場合はどうみても一貫性があるとはいえません。, そのため、キャリアの一貫性に自信がない方は、後述する職務経歴書の書き方テクニックをよく参考にして書類を作成してみることをおすすめします。, 転職回数が多い人に対して、採用担当者は必ず「うちの会社に入ってもすぐに辞めてしまうのでは?」という不安を抱きます。, 具体的には、20代で2回、30代で3回程度の転職経験がある場合、採用担当者は「転職回数が多い」と判断することが多いです。, もし少しでも職務経歴書の作成に不安がある方は、転職のプロ(転職コンサルタント)に相談してみることをおすすめします。, では、転職回数の多さでネガティブな印象を与えないようにするためには、どのように職務経歴書を作成すればよいのでしょうか?, 職務経歴書は古い順に在籍していた会社を並べる編年体式のが一般的な書き方ですが、転職回数が多い場合は、この「キャリア式」で作成することをおすすめします。, ここからは、一般的な職務経歴書とキャリア式の職務経歴書を実際に比較しつつ、具体的な特徴をご紹介していきます。, 「編年体式」で作成する場合、古い順から在籍していた会社を並べ、業務内容等を記載していきます。, 一般的な編年体式で職務経歴を書く場合、会社ごとに職歴を記載していくため、転職回数が多いとどうしても目立ってしまいますね。, 職務経歴書を「キャリア式」で作成する場合、会社ごとに職歴を整理する一般的な形式(編年体式)ではなく、職種ごとに職歴を整理することになります。, 転職回数が目立ちにくくなるだけでなく、「その職種の中でどのような経験を積んできたか」により目がいくようになるのです。, そもそも「自分1人で選考通過できる職務経歴書を作成する自信がない…」という方は、転職のプロ(転職コンサルタント)に相談してみることをおすすめします。, 「良い商品(人物)ですよ!」と連呼しても単なる呼び込みに過ぎませんが、ここに具体的なスキルと実績を提示することで、PR内容に説得力が出てきます。, 誰もが知っている公的資格がベストですが、そうでない場合でも「〇〇歴(経験)何年」「〇〇主催集中セミナー受講」のような記載をすることで、選考時のプラス評価になります。, 経験職種が営業や販売であれば、実績の具体的なものはまず数字です。しかし、「長年の営業経験で多くの実績を上げた」のようなアピール方法は抽象的過ぎます。, 「年間販売総額〇〇億円」や「社内営業マンランキング〇位」、「年間新規獲得顧客数〇件」など、数字で表現することで説得性があります。, 数字表現の難しい企画業務や管理業務は、主に担当した業務課題・プロジェクト項目・役割などを列挙します。, 開発系業務のキャリアのPRなら、「新規営業所開設プロジェクト・サブリーダー」、また、マネジメント経験のある管理職は、「営業部長4年、部下25名」といったように、管理ポスト名・在籍期間・部下の員数を書くことで、管理スケールの実績PRになります。, 事務系の場合、一般事務なら高いパソコンスキルでやり遂げた作成資料実績を具体的に挙げましょう。, 営業事務や貿易事務なら、さらに専門知識を駆使した取引先との契約締結・口座開設実績など具体的業務内容を例示してアピールします。, 管理系や事務系の職種で作成する資料は、会社が違っても基本的な部分が共通なので、実績PRとして十分通用します。, 業績管理報告書、人事関連報告書、総務関連報告書…など上げればキリがありませんが、これまで何気なくやってきた仕事を再整理してみるのがおすすめです。, 「自分の経験のうち、どれが一番アピールになるのかわからない…」という方は、転職のプロ(転職コンサルタント)に相談してみましょう。, 転職回数の多い方が職務経歴書で志望動機を書く際には、以下の4つのポイントを押さえて書くことをおすすめします。, 転職理由や仕事へのモチベーションをはっきりと示すことで、人事の「すぐに辞めてしまわないか」という懸念を小さくすることができます。, 「なぜ自分がこれまで転職をしてきたのか」「今回転職する理由はなにか」と一貫性を持たせて書くことで「ちゃんとした理由があるのだな」と人事を納得させることができます。, 「キャリア式職務経歴書」でPRしたいのは、自分の職歴をポジティブにとらえ、まずは自分が目指そうとしているキャリア目標です。, 当然ですが、今回転職希望している会社の「募集職種」あるいは求めているスキルや仕事内容に照準を合わせ、明確に記入します。, そして、「貴社に入社できること」が自分のキャリアアップにつながると意欲的に伝えます。, ここをはずさない限り、人事担当者から「この人の得意なことは何?何をやりたいの?」と思われることはありません。, これは、さまざまな企業を渡り歩いているうちに角が取れすぎてしまい、どこもパッとしないマンネリ感が漂うようになった人をいいます。, 人事担当者が転職者に求めるのは、自社の社員にはない「新鮮な発想」「違った観点」です。, 前職で得たいくつもの経験やキャリアは、たとえアルバイト経験や派遣先の勤務経験であっても、「物事を常に新しい視点で見られるということに繋がった」と言い切りましょう。, 今回の転職はチャレンジ精神の一環で、入社すれば必ず貴社に貢献できると表現するのです。, ここを強調することで、かつての数回の転職が労働条件面や人間関係に関することではなく、肯定的なものであったことをアピールすることになります。, 誰でも多少は不平不満があるとわかってはいても、あからさまに職務経歴書に書かれている場合、面接時に聞かざるを得なくなります。, そうすると、最終的には「あなたには悪い点はなかったのですか?」と問い詰められることになるでしょう。, そもそも職務経歴書では、面接対策として退職理由は肯定的に、しかもシンプルに書くのが大原則です。, なお、キャリア式職務経歴書で作成すると、退職理由を自ずと「キャリアアップのため」と書くことになるので、内容が思いつかない場合はそうすると良いかもしれません。, 「自分1人で選考通過できる職務経歴書を作成する自信がない...」という方は、転職のプロ(転職コンサルタント)に相談してみることをおすすめします。, これまで、転職回数が多くても選考に突破するための職務経歴書の書き方を解説してきましたが、それらの方法は実は万全ではありません。, 書類選考においては、企業側が評価するポイントをどれだけ押さえられているかが合否を左右します。, 実際、どんなに経歴が良い方でも必要な情報を知らないがために落ちてしまうということは十分にありえることです。, そのような方に最もおすすめするのが、「企業とのコネクションが強い転職エージェントに相談する」ことです。, 一般的な転職エージェントですと、求人紹介や簡単な書類添削程度の転職サポートしか受けることができません。, しかし、企業との強いコネクションを持っている転職エージェントに相談すれば、ただ書類添削や求人紹介をしてもらうだけでなく、企業への直接交渉なども行ってもらうことができます。, 書類選考対策をきっかけに、転職エージェントによる転職サポートを受けてみてはいかがでしょうか?, 職歴が2社以上ある場合の職務経歴書の書き方がわからない...