), この記事は、主になべネジ(頭がプラスドライバーで回せるようになっているもの)を想定しています。 ネジの規格表にはインチネジ、メートルネジ、管用ネジがあり、種類ごとにjisでサイズが決められています。この中にはイソネジの規格も取り込まれている為、これを見ればピッチや長さ、頭の寸法も一目瞭然となります。小数点以下3桁まで定められています。 GN125、グラディウス400のメンテナンス/カスタムブログです。ときどきIT系の話。, Youtuberになりました!チャンネル登録をお願いします!(登録してもらえると超喜びます!! 構造の概要/メリット/デメリットまで記述しております。 Youtuberになりました!チャンネル登録をお願いします![…], 他のサイレンサー(マフラー)交換記事はこちら 【グラディウス400 カスタム】マフラー交換しました。DanmotoのステンレスGP管です 【グラディウ[…], このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。, GN125、グラディウス400のメンテナンス/カスタムブログです。ときどきIT系の話。, 【Ninja ZX-25Rにも装備! 舐めたネジを外す方法 その1、その2はこちらから。 ちょっと間が開いてしまいましたが、前回のネジ山が舐めてしまった時の対処に続いて、 舐めにくくするためコツなどについてお話したいと思います。 今回は対処法ではなくて、 ネジを舐めないようにする根本的な施策です。 ), 今回は、ネジやボルトが舐める原因と、じゃあどうしたら舐めない(舐めにくくなる)ために注意しておきたいポイントについてまとめた記事となります。, 既に舐めてしまっているんだけれど!!という方は、下記の記事を参考になさってください。, 今回の記事は、まずそもそもなぜネジ/ボルトが舐めてしまうのかの原因について、殆どのケースは2パターンに当てはまるのでこちらについての確認と、後半はじゃあ具体的にどのように対策すべきなのかという9つのポイントについてまとめています。, 記事を通して一貫して伝えたい最も大きなポイントは、「正しい工具の使い方」で「精度の高い工具を使って」おけばかなり舐める可能性を減らせる、というところですね。, ネジやボルトが舐めるもっとも大きな原因は、大別すると下記の2つになります。もちろん、経年により…というのもありますが、一般的にある舐める原因はこれでしょう。, 最近は、ホームセンターの他にも、100均などでも工具が扱われていて、入手性は極めて高くなりました。, ただし、当たり前ではありますが…安い工具にはそれなりの理由があるわけでして…工具の精度に大きくハネてきます。, 工具の精度が低いと、ネジやボルトとの隙間が結構大きくなっていまして(数mmやもっと小さい単位の時も)、このような工具でネジやボルトを何度も脱着していると舐める原因となります。, 正しい使い方をしていたとしても、やはり精度の高い工具と比べると部品側の消耗が発生してしまいます。, というわけで、できるだけネジやボルトを舐めたくない場合は精度の高い工具を調達しておくことをオススメします。, 私も、バイクメンテナンス歴1,2年の時はホームセンターで最も安いグレードのものを購入して使っていましたが、最近は精度を気にして購入するようにしています。, 一度買えば数年といわず数十年使える可能性もありますからね。(精度の高いものでも工具側が摩耗していったりはします), 例えばネジを外す際、よくやってしまいがちなのが「回すことに意識して、押し付ける力を気にしていない」ということが挙げられます。, ネジを外す際は、押す力70%、回す力が30%というのが望ましいとされています。(参考), このように、ネジをしっかり押し付けてあげないとネジ山が舐める原因となってしまいます。, 他にも、ボルトのケースで、回すことを意識しすぎて、レンチが外れかかっていたりすると舐める原因となってしまいます。これは特に高トルクのボルト/ナットを外すときに起きがちですね。, 例えば、上記の写真はバイクのリアアクスルシャフトを外すところですが、若干車体が左に傾いています。このような場合に、左側のラチェットレンチが左側に外れやすくなっており、こうした際にちゃんとレンチを右に抑えつつ回さないと、ボルト/ナットの頭が舐めやすくなってしまいます。, 一見分かりにくいのですが、ドライバーにはサイズがあります。車やバイクなどで使用されるのは1番、2番、3番で殆どです。, で、この2番のドライバーがなかなか万能で、一番使用頻度が多いかつ、1番と3番ドライバー用のネジでも何となく回せてしまいます。, なんですが、これは実際は良くなくて、サイズのあっていないドライバーとネジの間にガタが生じてしまい、うまく力がかかりきらずに舐める原因となってしまいます。, ネジ側の頭をよく見て、これは何番ドライバーを使うべきか、実際にドライバーを当ててみてガタが無いかを確認してから回せば舐める確率はぐっと下がります。, ネジを回す際に、軸がななめのままドライバーを回すと、舐める可能性が結構上がります。, ですので、軸が斜めにならないようにもう片方の手でしっかりと支え、正常なトルクがかかるようにサポートするように心がけます。地味ですがかなり大事なポイントです。, 「ネジやボルトが舐める原因」で前述の通り、ネジが舐める原因として回す力に気を取られて押し付ける力を忘れがちです。, 「うーん、ちょっと固めだなあ」と思ったら、押し付ける力を90%くらいにして、とにかく舐めないように心がけます。, ちなみに、こちらも前述ではありますが、ボルト/ナットの場合も多少は押し付ける力をかけておくと良いですね。回すことに気を取られてだんだんレンチがボルト/ナットの根元側から離れて、頭の先っぽに力が掛かり過ぎて舐める原因となりますので。, ネジが舐める原因のところで述べましたが、最近は安価な工具がよく出回っており、工具が入手しやすくなってはいるのですが、精度が低いものが多いです…, 下記でオススメしている間違いの無い工具たちは、セット組のものだと5000円程度と決して安くはありません。ただ、それで数年使用することができますので、ランニングコストを考えると全然高いとは思いません。, さて、精度に定評のある…と書きましたが、じゃあどんな工具を買えばいいんだ!という話ですよね。下記の3メーカーのものであればまず失敗はないですので、よくネジの脱着をするという場合はオススメです。, やはりKTCさんは安定ですね。品質がいいんですが、お値段も手が届く範囲ということで最高です!とりあえず、KTCを買っておけばまず間違いはないですね。, トネさんのレンチも結構評判が良いです。オススメです。工具のインプレはこちらが参考になりました。, コーケンは、ソケットが物凄い人気があります。世界レベルで定評がありますし、国内でもソケットはプロの方にも愛用されています。工具のインプレはこちらが参考になります。, ので、規定トルクがある場合はそれを守るように、力がそこまでかからないだろうなという場合はほどほどに。, 振動が加わらないような場所ではネジ/ボルトはそこまで外れるようなものではないので、オーバートルクにしなくても意外と問題ないものです。, まだいけるでしょうというその油断が、次に外す自分の首を絞めることになります。多少面倒でも、ちょっと勿体ないなと思っても、そのネジ/ボルトは新品交換しておいた方が良いです。, ネジとネジ山の間に、不純物、例えば砂などが入り込むと、それは後に様々な問題を起こしかねません。, ネジに不純物が付着していたら、パーツクリーナーなどで洗浄してから組み付けるようにするのが良いですね。, ので、そうならないように事前にかじり防止剤(スレッドコンパウンド)を塗布しておくことをオススメします。オススメな製品はWAKO’S(ワコーズ)さんのスレッドコンパウンドですね。, その他、高温にならないような場所ではモリブデングリスなどを塗布しておくと良いですね。, ちなみに、一見グリスを塗布すると緩みやすくなるようなイメージがありますが、実際はそんなことがなく、同じ力で締め付けた際に締結力は高くなるようです。(逆にオーバートルクに気を付けろという話も聞いたことがあるような…), 下記のページに外れにくい/固いボルトなどの外し方として記事を書いておりますので、こちらを参考に外すことをオススメします。, 無理に外そうとすると、ネジ頭なボルト頭にダメージを与えてしまう可能性があり逆効果になる可能性があります。, 今回は、ネジやボルト(ナット)がなめる原因と、なめないための事前対策ポイントについてまとめました。, 基本的には、「正しい工具の使い方」で「精度の高い工具を使う」ことでなめる可能性をぐっと減らすことができます。, この精度の高い工具を、という点が若干ハードルが高いかもしれません。やはりちゃんとした工具はそれなりのお値段になってきますので…, ですが、一度購入しておけば何年も使えるものですので、なめてから悲しい思いをするよりも事前に思い切って良いものをかっておく方が良いかなと思います。, 私も最近は、ホムセン最下層の工具から、だんだんと質の良い工具にシフトしてきています。, Youtuberになりました!チャンネル登録をお願いします!(登録してもらえると超喜びます!!) ドライバーで強く締めつけすぎて、ネジ頭の溝が潰れてしまうことを「なめる」といいます。そんな「いざ」という時の外し方を調べてみました。意外な方法で斬新に解決する動画も見どころです。 また、このエキストラクターが折れてしまったりすると大変ですので、抜く際は力を入れすぎずゆっくり慎重に回す必要があります。, こちらは、なべネジではなく、六角頭のボルトがなめてしまった場合の対策です。 ネジによっては固くて回らない事もあります。これぞプロの技術が試される時です。我々はどんなに固くても外します。 固くて回らないネジを無理矢理回してしまうのは厳禁です。ネジ山が潰れて余計に外しにくくなってしまいます。 前回のネジ山が舐めてしまった時の対処に続いて、 舐めにくくするためコツなどについてお話したいと思います。, 舐めるには原因があります。 その原因・要因を一つ一つ丁寧に取り除いていけば、 我々は崩壊した十字溝を見る煉獄から開放されるのです。, 固着したネジは、外す前に貫通ドライバーを当て、 反対側をハンマーで数回叩き衝撃を与えます。, すると、ネジ山とネジ山の噛み合っている部分が一瞬外れて、 ネジが回りやすくなります。 いわばネジに準備運動をさせてあげるんですね。, コレに以前も紹介した5-56をかければ、 硬いネジでも非常に外れやすくなるでしょう。, ジワーっと回すのは、舐める原因です。 ネジ山が削れていくだけで全くイイ事はありません。, 左手でおもいっきりドライバーのグリップを握り、 右手で思いっきり一瞬で回すようにするといいです。, 左手は、ドライバーがネジの中心に来るように、 しっかり狙いを定めて下さい。 メガネを引っ掛けられる構造のものはメガネを掛けたり、, 工具箱を結構占有してしまう工具まのですが、常時頼れる素敵なツール。 しっかりトルクかけるときに便利です。 ハンドルの長さは、バイクにつかうのであれば300mm位有るもので、 十分つぶしが利くと思います。, 作業者の能力不足や、雑な作業によるクオリティ低下も、 ある程度はカバーしてくれます。 「弘法筆を選ばず」~なんてことを言いますが、 素人は道具を選んだほうが絶対に良い、と考えています。, とくに選んだほうがいいのはドライバー系。 精度感のない粗雑・ボロいドライバーを使うと、 飛躍的にネジなめを誘発します。 芋な純正・車載工具は、非常時にこそ使わないほうがいいと思います。, よっしゃ工具を揃えるぞ!となると、 スパナやラチェットのボックスにお金をかけがちなんですが、 ドライバーはできるだけいい物をお勧めします。, KTCやTONEなどの一流メーカーを使えたら最高。 そこそこいい値段しますが、Monotaroとかだと結構安く売ってます。, でも高いだけあって、良いドライバーはいい仕事してくれますよ。 会社の工具が全部KTCなんですが、やっぱり安心感が違います。, あとサイズ違い。 ドライバーには御存知の通り#1,#2,#3の3種類があります。 違う番手を使うと舐めやすくなる、というか舐めて当然なので、 ちゃんとネジにあったものを使いましょう。 ドライバーは三種三本所有、±で六本保有が基本ですね。, あらゆるホームセンターでよく見かけます。 でもコストパフォーマンスが高く、 出来もよいドライバーだと思っています。, 叩ける・メガネを引っ掛けられる・グリップのサイズもでかい。 貫通ドライバーとしてのコスパは最高クラスだと思います。 プラスマイナス所有してます。オススメの工具です。, 水、皮脂、泥などがついていたら、 時間が経つと徐々に腐食してサビを誘発します。 あと、外すときに「パキッ!!」という音がした場合は、 かなりの確率で大なり小なりのサビ・電蝕(違う金属同士が接していて濡れたりすると、 イオン化傾向の差による電位差が発生し、白い粉のようなサビを発生させる現象)が発生しています。, ネジとネジ山はワイヤーブラシなどで汚れを落とし、 パーツクリーナーで綺麗に洗浄しましょう。, グリスを塗布して組み込むのは、振動でネジが緩みそうで怖いかもしれませんが、 実際には潤滑して組み込んだネジは同じ力で締めても締結力が高く、緩みにくくなります。 外すときも、錆びることがないので容易に外せるようになります。, 注意点として、サービスマニュアルなどで 緩み防止のネジロック剤(LOCTITE等)を指定されている部位であれば、 それをきちんと塗って下さい。, アンダートルクの場合は緩むだけ(それも怖いが)、 オーバートルクの場合は、ネジが外れなくなってしまい、 最悪走行中の振動で折れます(怖, ネジやボルトは、一般的に「このくらいの力で締め込んで下さいね」 という標準トルクが規定されていて、 しっかり締め込めばOK!というわけではありません。 決められたトルクで締めましょう。, 話がちょっとずれますが、 エンジン系統や、サスペンションやタイヤ周りなどに手を入れる場合、 よほどトルクに関する経験値がない限りは、 トルクレンチを使ったほうがいいと思います。, 機械はネジやボルトで組み合わされた集合体。 きつすぎず緩すぎず、設計時に設定された力で閉め込んであげれば、 本来の性能を発揮します。 安易にチューン・アップするよりも、まずはこういう部分が大事。, 良い道具を使ったほうが~ の話にもつながるのですが、 使った時の安心感が違う工具です。, 以前一緒のアパートに住んでいた友達が、 上記のミツトヨのレンチを持っていました。時々使わせてもらったんですが、力のかかり具合、閉めこんだ時のクリック感、一回設定したトルクの再現性。全てにおいて高性能でした。自動車の開発・生産工程でも使われているメーカーの工具です。, 以前赤い某台湾ブランドの安物を買ったんですが、 5回ぐらい使ったら、設定したトルクに達してもラチェットが機能しなくなり、どこまでも締まるようになるという驚異的なタフネスの無さが露呈。。 結局汎用大型レンチとして使っています(涙, 「なぜネジが舐めるのか?」 「ソコに “+ネジ” があるからだ」 だったら交換してしまいましょう。, ということで、自分は舐めた箇所は積極的にステンレス製の六角穴付きボルトに交換しています。, 5本交換し、100円でお釣りが来ました。 これで右側のボルトは全てステンレスの六角穴付きになりました。 右側に関してはもう舐めることはないでしょう。, とはいえ+ネジがダメかというと、、、 機能的にはNGですが、時代を感じさせる見た目には趣を感じます。, それまでプラスネジは、H・F・フィリップスというアメリカ人が1935年に取得した特許でガチガチに守られていて、おいそれと使用することが出来なかったようです。 丁度1960年頃に特許が切れ、それを境に各メーカーが積極的にプラスネジを使い始め、あっという間に普及したとのこと。当時の設計者としては「やっと使えた!」という感じだったのではないでしょうか? なので、極力当時のパーツは残しておきたいと考えています。, 僕は「当時物のオリジナル純正パーツを崇奉する人」ではないのですが、 まぁ問題ないのに外す必要もないかな~と。 これからもトラブルが発生する毎に交換していくと思います。, ■以上、だいぶ長々と語って来ましたが、 自分が知っているネジを舐めにくくする方法になります。, ⇒動画ライダーさん