私も気になっていたこの「レオパブレンドフードだけで良いのか!?」問題。気になったあまり、販売元のジェックス株式会社さんに問い合わせ…, 実際にレオパを飼うまではこんな寝相で寝るとは思っていなかった人も多いと思います。 前述の通り、尾には栄養が蓄えられているため、これを切ったことで栄養の不足が発生しやすくなるので、自切したあとはいつもより餌を頻繁にやる、多目にやるといった処置をとるべきである。, 飼育下繁殖は容易なうえに多産であるため、計画的に行う必要がある[99]。繁殖には、全長20センチメートル前後、生後1年半以上の健康な個体を用いる[8][99]。雌雄の大きさに差がありすぎると、交尾に失敗することがある[13]。メスは生後5年程度まで産卵が可能である[109]。, 確実な繁殖を計画する場合は、数週間程度ケージ内の温度を摂氏25-28度まで低下させ、水のみを与えて絶食させるクーリングを行うと、発情するようになる。飼育下繁殖個体は、成熟していればクーリングを施さなくても交尾を行うことが多い[13]。メスがいるケージにオスを投入すると、メスを見つけたオスはすぐに興奮して交尾を試みる。1回の交尾で受精するとは限らないので、数日程度同じケージに同居させておく[8][20]。手でメスに触れた後にオスに触れると、手に残ったメスの匂いにオスが反応し、興奮して噛み付くことがある[8]。, メスは産卵前に穴を掘り、1シーズンに1-2個の卵を、15-20日おきに1-5回に分けて産む。卵は40-60日程度で孵化する, Go!! 上手く脱皮できるかどうかの方が心配が多いですけどね!, 昭和生まれのO型主婦。 大体1ヶ月に1回ペースで脱皮していますね。, 若い頃の方が脱皮頻度が高く、大人になってくると脱皮の回数は 3回続けて3週間で脱皮をしていた期間もあります。, 若い頃の方が規則正しく脱皮していた感じですが、 体の部位ごとに数日から数週間かけて脱皮する多くのトカゲと異なり、ヒョウモントカゲモドキの脱皮は数時間で終了する [7] [19]。 オス1頭に対してメス数頭でハーレムを形成し、性成熟したオス同士は激しく闘争する [3] [5] [8] 。 ヒョウモントカゲモドキについて詳しい方教えて下さい うちのヒョウモントカゲモドキ(生後3ヶ月)は家に来た時から食欲があまりなく、一日にLサイズコオロギを2匹前後しかたべません あと糞が4日おき位にしか出なく、消化もあまり上手くできませ 爬虫類があんな無防備に寝るとは…(;´Д`) あまり異常を感じるようなら爬虫類専門の獣医さんに相談してみると安心ですね。, 普段の飼育では、脱皮の頻度よりも アダルトになってからは次の脱皮までの期間に差が出ていますね。, 体が真っ白になってウズウズしているところから、 内容は、誤りがあるかもしれません。考え方が変わりましたら内容を修正する事もあります。 今回は、ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼育方... こんにちは(o´▽`)ノ 脱皮の頻度で心配になる飼い主さんもいるかもしれませんが 猫がキャットタワーを登らないと、せっかく設置したのにと少しガッカリしますよね。 …可愛いレオパの健康のために、めちゃくちゃ心配になりますよね。 脱皮不全と油断していると命を落とすことになりますので大変です。 ヒョウモントカゲモドキのケニー君(性別不明、3歳4か月)は左瞼をばっちり開くことが出来なくなりました。 一生懸命に脱皮する様子が分かるんじゃないかな?と思います。, 今回、我が家のレオパの脱皮の頻度についてご紹介しましたが 猫によっても性... 猫は出産で何匹の赤ちゃん猫を産むことができるのかご存知でしょうか? ヒョウモントカゲモドキは頻繁に脱皮を行います。皮膚の色が白濁ってきたらその合図です。時期が来ると脱皮を行いますが、ヘビと違いヒョウモントカゲモドキは脱皮した皮を自分で食べてしまいます。しかし、しっかりと脱皮ができていないと 私自身の経験が少しでもお役に立てたらと思いサイトを立ち上げました。 「数か月に一度」という記述もありました。, 全然脱皮しない、頻繁に脱皮し過ぎてる気がする…など https://like-aquarium.com/. 猫ちゃんにも人間にも無害で安全な消臭スプレーを手作りしたい! とても可愛くて、「なにその寝相!?」て思うたびにたくさん写真も撮ってしまったので、少しここに置いておきますね。, Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます). ©Copyright2020 レオパのパパ.All Rights Reserved. leopa-papa, 爬虫類にとって脱皮はよくあることなんですが、脱皮不全って言葉を聞いた人はよくわからないって人も多いんじゃないでしょうか。, あまり知られていませんが、脱皮不全になると重篤なことになりかねない可能性も出てきます。, しっかりとした知識を持っていれば防げることもたくさんあるので、今回はヒョウモントカゲモドキの脱皮不全に対する予防法や対処法を紹介していきますね。, 脱皮は赤ちゃん(ベビー)から定期的に繰り返され大人(アダルト)になっても定期的に繰り返されます。, 基本的に脱皮した皮は食べちゃうんですが、脱皮した皮がいつまでも体に付着している状態を脱皮不全と呼んでいます。, 脱皮は夜間にすることが多く、脱皮している姿はあまり見かけることがないですが、脱皮が終わった後にうちの子もよく皮がついているので結構な頻度でおきますよ。, 指先はよくうちの子も起きるので、飼っている人からしたら多い症状の一つではないでしょうか?, 指先に関しては放置していると壊死してしまいかなり危険なので、対策をしてあげてくださいね。, そうなると餌を見つけることができないので、最悪の場合、餓死してしまうこともあるんです。, ペットを飼うってことは、しっかり観察してあげて体調管理を意識してあげることが大事ですね!, ケージないの湿度は40〜60%ぐらいが適切ですが、脱皮するときは湿度をあげてあげることが重要です。, 脱皮前の湿度は70%ぐらいになるように、霧吹きを多めにかけてあげたりしてあげてください。, 冬場は乾燥しがちで20〜30%ぐらいになりやすく、霧吹きだけでは上がらないことがあります。, 寒くなると活動量が低下してしまい、あまり温度が低すぎると場合によっては冬眠さえしてしまいます。, そこまでいかないにしろ、寒いと活動量が下がってしまい、脱皮の途中で古い皮を脱ぐことを諦めてしまうこともあります。, 活動量が落ちないよう、冬場に入る前にパネルヒーターを入れて温度が下がらないように工夫してきましょう。, 環境が変化した直後や過度に接触させられた後などは疲れてしまうのか、脱皮をやめてしまい脱皮不全に陥ることもあります。, 脱皮前の状態であるなら、ケージの位置を変えたり、掃除をしたり、ハンドリングなどせずにそっとしておいてあげてください。, 私たちがヒョウモントカゲモドキにしてあげられる唯一の治療法といっても過言ではありません。, お湯の温度は30〜35℃程度で、あまり熱いと火傷してしまうかもしれないので注意してください。, すぐに緩くなるので、こまめにお湯を交換しながらやっていますが、私がお風呂に入っている間ぐらいの時間で十分かなって思います。, 指先の皮をとろうとするとけっこう嫌がるんですが、無理ない範囲でとってあげてくださいね。, とはいえレオパにとってはストレスになっているので、その後はゆっくりさせてあげてくださいね!, 今回は、ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全の予防法や対処法について紹介していきました。, 脱皮不全はよくあることなのですが、放置してしまうと大変なことになってしまうので、しっかりと観察してあげてくださいね。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。. 大人のヒョウモントカゲモドキでも2週間に一度、だいたい1ヶ月に二度は脱皮をするということを説明しました。 脱皮の頻度はわかりましたが、脱皮にかかる時間はどのくらいなのでしょう。 2020.09.08 前髪くらいなら、自分で切ってしまう女子は多いですね。ですがなぜか「切りすぎた!」という悲しい... 平安時代の貴族の女性が一体どんな生活をしていたのか気になる人もいますよね。毎日どんな風に1日を過ごし... 中国の結婚式と聞いてピンと来ない方がほとんどではないでしょうか。中国の結婚式は日本とは違うため、... 耳に髪の毛をかける人を見かける事もありますよね。髪の毛に癖がついてしまう事もあるのに、耳に髪の毛をか... メイクをするようになると、眉毛のお手入れもしっかりとしないと顔の印象がどうしても野暮ったく見えてしま... 髪の毛の巻き方はコテの持ち方や髪の毛のブロッキングなどコテの使い方次第で上手にできます。特に... レッドビーシュリンプを飼育している人の中には、繁殖させて数を増やしたいと考えている人もいるのではない... 前髪のブローってなかなか決まらないですよね。しかも朝の時間のない時だとついイラッとしてしまいませんか... ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をしたいと思ってはいても、忙しくてなかなか時間がとれないです... 「ありがとう」や「ごめんなさい」が素直に言える人。あなたの周りにもいるのでは?大人になればなるほ... くせ毛で悩む人は多くいますが、中でも厄介なのが前髪ですよね。髪の全体的なうなりなら束ねたりア... 彼氏が仕事の事で悩みを抱えている時、会って励ましてあげたいと思うのは当然のこと。でも、どう言... 趣味が貯金という男性に対してどんなイメージがありますか?最近では、収入が多い男性よりも貯金がある... 彼女の手作り弁当を男性はどう思っているのでしょうか?やっぱり嬉しい?手作りお弁当は周りに自慢した... 鼻の角栓がどうしても気になる…。鼻の角栓はどのようにケアしたらいいのでしょうか?鼻の角栓の取り方で気... ヒョウモントカゲモドキは、見た目の可愛らしさや美しさからペットとしての人気が高い爬虫類の一つです。体の丈夫さと、おだやかな性質を兼ね備えているので、初心者でも飼育がしやすいという点も魅力の一つです。, そんなヒョウモントカゲモドキの特徴の一つに、定期的に脱皮をするという性質があります。, どのくらいの頻度で脱皮するのかというと、個体によっても差はありますが、子供の時期は成長が早いので10日に一度のペースで脱皮を繰り返します。大人でも約2週間に一度のペースで脱皮をするので、脱皮の様子を目にする機会も非常に多くなると思います。, 大人のヒョウモントカゲモドキでも2週間に一度、だいたい1ヶ月に二度は脱皮をするということを説明しました。脱皮の頻度はわかりましたが、脱皮にかかる時間はどのくらいなのでしょう。, 通常はヒョウモントカゲモドキ自身で脱皮を行うのですが、稀に3日を経過しても脱皮が終わっていないことがあります。これは脱皮不全が考えられ、古い皮膚が正常に剥がれ落ちていない状態です。, 指や尾が脱皮不全になると炎症を起こしやすく、目の周りが脱皮不全になると目が開かなくなってしまうことがあります。, このような事態にならないために、3日を過ぎても脱皮が正常に終了していなければ、飼い主が脱皮のお手伝いをしてあげる必要があります。, 30度くらいのぬるま湯にヒョウモントカゲモドキを漬けて、角質を柔らかくしてあげます。指先や尾の場合は、体全体ではなくその部位だけを漬けてあげて下さい。, 5~10分もするとふやけてくるので、柔らかい布や綿棒で優しく皮を剥がしてあげます。, ヒョウモントカゲモドキは、脱皮の頻度が他の爬虫類よりも多いということがわかりましたが、その分脱皮不全にならないように注意をしてあげる必要があります。, この三つの要因が主な理由として考えられているので、脱皮の前兆が確認され始めたら、今まで以上に環境を整えてあげましょう。, 18度以上の環境であれば問題なく餌を食べる行動が見られますが、快適と感じる温度はこの範囲です。, 理想的な湿度は40%~60%の範囲なので、乾燥しているようならケージ壁面に霧吹きをするなどして、湿度を確保するようにしてあげて下さい。, ヒョウモントカゲモドキが脱皮不全にならないために、脱皮の前兆をきちんと理解して、対応出来る知識を身に付けておくことも、飼い主としての大切な役割です。, この前兆が一番わかりやすいでしょう。脱皮する古い角質が浮き上がってきて、体全体が白い皮に覆われます。, 体全体が白い皮に覆われるようになると、そこから2~3日かけて自分で脱皮していきます。, 自分でどこかに皮を引っ掛けるようにして剥がすという脱皮の方法なので、問題がなければ飼い主はストレスを与えないように見守ってあげて下さい。, ヒョウモントカゲモドキは、好奇心も食欲も旺盛な性格をしています。普段はたくさん餌を食べているのに、突然食欲がなくなったとしたら、それは脱皮の前兆の可能性が高いです。, 飼い主としては餌を食べなくなることは心配ですが、ヒョウモントカゲモドキは脱皮した後に自分の皮を食べることがあります。, ただ脱皮が終わってから一週間以上も餌を食べない様子なら、拒食の可能性が考えられ、餌をいつもと変えてみるなど工夫して様子を観察してあげましょう。, 先ほども説明したように、温度や湿度が適切ではない環境が続くと、正常に脱皮をすることが出来ずに健康を害してしまう可能性があります。, 反対に、きちんと管理をして適切な環境で過ごすことが出来れば、あまり体調に問題を起こすことはありません。, ヒョウモントカゲモドキの餌の多くには、カルシウムがあまり含まれておらず、代わりにリンが多めに含まれています。しかし、このリンはカルシウムの吸収を邪魔するので、ただ餌を与えているだけではクル病という病気を引き起こすことが考えられます。, クル病は体の至る部分の骨が変形してしまう病気で、一度発症すると残念ながら完治することはありません。, カルシウム不足にならないために、餌にカルシウムパウダーを振りかけて与えるなどして、積極的に摂取させてあげましょう。, ケージ内に砂利を敷く場合、餌と一緒にこの砂利を誤飲してしまうことがあります。サイズの大きな砂利だと、誤飲したときに腸に詰まってしまう危険性が高くなります。. 体の部位ごとに数日から数週間かけて脱皮する多くのトカゲと異なり、ヒョウモントカゲモドキの脱皮は数時間で終了する 。 オス1頭に対してメス数頭でハーレムを形成し、性成熟したオス同士は激しく闘争する [3] [5] [8] 。 減ってくる傾向にありそうです。, ですが、1歳を超えてからの冬の時期に ヒョウモントカゲモドキは(レオパ)は、定期的に脱皮をします。時には、 脱皮不全を起こし尻尾や、手足、目に皮が残る 時があります。 脱皮不全の対処法や予防方法について、実例を通してまとめました。 ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全って何? 「なんか指に皮が残ってるみたい・・・」 「脱皮後から目を開かないんだけど・・・」 爬虫類にとって脱皮はよくあることなんですが、脱皮不全って言葉を聞いた人はよくわからないって人も多いんじゃないでしょうか。 私のヒョウモントカゲモドキ(レオパ)が人工餌に餌付くだけでなく、置いてある餌も食べるようになりました。  …, ※この記事はアダルト要素は一切含まれていません。 幅は狭いのに、その狭いゲージの柵をするりと抜け出してしまう子猫... 犬がオムツを嫌がるときには、どのようにして慣れてもらったらいいのでしょうか? Suzuki(2017)・Reptile Database(2020)(ただしReptile Databaseは種としては記載者・記載年に括弧があったが、基亜種には記載者・記載年に括弧に括弧がない)、分布はGo!! 猫が出産したときは基本的に... 文鳥にも換羽期があります。その換羽期になると、いつもいい子の文鳥が、イライラして攻撃的になる、と感じ... ペットの火葬車によるトラブルが多発しているのは知っていますか?大切なペットが亡くなって落ち込んでいる... 猫がまたたびにスリスリする姿はよく見かけますが、中には人参にスリスリする猫もいるといいます。 ヒョウモントカゲモドキは脱皮の頻度が多い!脱皮にかかる時間. こんにちは(o´▽`)ノ 今回は、ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼育方法に …, 【実例】ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)が脱皮不全になった時の対処法についてまとめました!, 【オーバーフロー水槽】マグネットポンプを変更すると電気代、騒音、温度が解決します!おすすめのポンプは?. 「これだけで栄養やカルシウム量って足りてるの?」 Suzuki(2017)に従う[1][2]。, 主に砂漠気候にあるハマビシ科の藪が点在する岩石砂漠や草原などに生息するが、インド北西部やパキスタン南部では亜熱帯性の乾燥林や乾燥低木林にも生息する[1]。地表棲だが、木のある環境では半樹上棲傾向もみられる[1]。夜行性だが、季節によっては薄明薄暮性傾向がみられる[1]。昼間は岩の隙間や割れ目・他の生物が掘った巣穴などで休む[1]。環境が好適であれば人工物を隠れ家にすることもあり、石壁の柱や水道管の隙間・廃棄されたホテルの床下などを隠れ家とした例もある[1]。単独で生活するが、隠れ家に複数個体が集まることも多い[1]。北部個体群や高地個体群は9月から翌3月まで冬眠する[1]。, 主に甲虫・直翅類・鱗翅類の幼虫などの昆虫を食べるが、クモ・サソリ・多足類などの節足動物、本種を含むヤモリ類・メクラヘビ類などの爬虫類、齧歯類の幼獣などの小型哺乳類なども食べる[1]。捕食者としてキツネ類やジャッカル類などのイヌ科・エジプトマングース属Herpestesなどの食肉類、タカ類・フクロウ類などの鳥類、ナンダ・フードコブラ属などのヘビ類、オオトカゲ類などが挙げられる[1]。, 繁殖様式は卵生。繁殖期になるとオス1頭と複数頭のメスからなるハレムを形成する[1]。オス同士では四肢を突っ張った後に尾を揺らして威嚇しあい、それでも相手が引かない場合は噴気音をあげる・尾で叩く・噛みつくなどして激しく争う[1]。1回に主に2個の卵を、年に2 - 3回に分けて産む[1]。卵は野生下では1か月、飼育下では33 - 81日で孵化する[1]。性染色体を持たず、発生時の温度により雌雄が決定(温度依存性決定)し、24 - 28℃ではメス、29.5℃では雌雄同率、より高温では33℃まではオスの比率が高くなり、35℃を上限としたより高温ではメスの比率が高くなる[1]。, 夜行性で[4]、乾燥地から半乾燥地に生息しているが[14]、日中は岩の隙間や倒木の下、他の生物が掘った穴など、湿度が高いと考えられる場所に隠れている[3][15][16]。趾下薄板を持たないため壁面などは登れず、立体的な活動はほとんど行わない[17]。歩行時は尾を引きずらずにやや持ち上げる。餌を狙う時、威嚇時は尾を上げて左右に揺らす[12]。, 食性は肉食性で、昆虫や節足動物、小型哺乳類などを食べる[17][9]。決まった場所に糞をする習性がある。糞は通常、葉巻型で黒か濃茶色をしており、糞には食べた虫の羽や脚が混入する。また、白い固形の尿酸も排出する[18]。, 脱皮時は、障害物などに鼻先を擦り付けて上顎から皮を剥く。それから口で皮を引っ張り、服を脱ぐように上半身から後ろ足、尾にかけて古い皮を剥いていく。剥いた皮は大抵の場合、その場で食べてなくなる。体の部位ごとに数日から数週間かけて脱皮する多くのトカゲと異なり、ヒョウモントカゲモドキの脱皮は数時間で終了する[7][19]。, オス1頭に対してメス数頭でハーレムを形成し、性成熟したオス同士は激しく闘争する[3][5][8]。交尾をする際、オスはメスの匂いを嗅ぐような仕草を見せ、尾を揺らしたり小刻みに震わせるなどの動作を行う。交尾が可能な場合はメスは尾を上げ、オスはメスの首筋に噛みついてメスを固定し、尾の付け根にあるクロアカルサックからヘミペニスを出し、交尾に至る[8][12][13]。, 繁殖形態は卵生で、交尾から10日ほどでメスの腹部に卵が透けて見えるようになる[8][13]。メスは産卵前に穴を掘り、1シーズンに1-2個の卵を、15-20日おきに1-5回に分けて産む。卵は40-60日程度で孵化する[20]。温度依存性決定により、卵の保温状態が摂氏29度以下の場合はメスのみ、摂氏32度以上の場合はオスのみが孵化する[9][13][要検証 – ノート]。, 長寿な種であり、飼育下での寿命はオスで29年、メスで約22年が記録されている[3]。, ヒョウモントカゲモドキは、選別交配(セレクティブブリード)や突然変異個体の固定などの品種改良が進んでおり、品種(モルフ)が数多く存在する[21][22]。ヒョウモントカゲモドキのブリーダーでは、トレンパージャイアントやラプターなどのモルフを作出したアメリカのロン・トレンパーや、スーパーマックスノーを作出したジョン・マック(アメリカ)、マーフィーパターンレスを生み出したパット・マーフィー(アメリカ)、サイクスエメリンを作出したGecko.etc社のスティーブ・サイクス、初期のハイポタンジェリンやキャロットテールで名が知られ、数少ないヨーロッパ由来のアルビノを作出したイギリスのレイ・ハインなどがいる[23][24][25]。トレンパーの例では、35世代にわたりほとんど他の血筋を入れずに累代繁殖されている[26]。日本では生物学者の安川雄一郎がヒョウモントカゲモドキのブリーディングをしており、マックスノーの中から細かい模様を持つ遺伝を発見して固定化し、ダイオライトという名称のモルフを作出した[27]。, ヒョウモントカゲモドキのモルフには、基礎となる品種であるベーシックモルフと、ベーシックモルフ同士を交配したコンボモルフがある。「モルフ」と称されるためには形質が親から子に遺伝することが条件であり、ヒョウモントカゲモドキの遺伝は多因性遺伝(ポリジェネティック)、劣勢遺伝(リセッシブ)、優性遺伝(ドミナント)、共優性遺伝(コドミナント)の4種類に分かれる[28][29]。, いわゆるノーマルだが、ハイイエローという品種がノーマルと呼ばれることがあるため、ブリーダーによっては、野生個体同士の交配から生まれた個体をピュアブラッドやワイルドストレインという名称で区別している。原産国が政情不安定などの理由により、野生個体の流通は極端に少ない。分布地によって形質が異なるので、種親を分布地別に区別して繁殖させているブリーダーが多い[30]。選別交配されたファスキオラータスやアフガンには、ジャガーノートという名称が付けられている[31]。, 多因性遺伝(ポリジェネティック)のモルフは、高確率で親の形質が子に遺伝する。そして、同系統の血筋で近親交配(インブリード)による選別交配を繰り返すと、次世代へ行くにつれて形質的な特徴が強調されていく傾向にある。, 逆に、系統の違う個体同士で交配すると強調された形質が薄まり、次世代に特徴が出なくなる。ほぼすべてのモルフの基礎となっているハイイエロー(ノーマル)は、このような選別交配の末に誕生した[29]。, 劣性遺伝(リセッシブ)の特徴や形質は、他のモルフと交配した次世代で一度隠れて見えなくなるが、因子は確実に遺伝する[29]。劣性遺伝の表現が出ているものをホモ、出ていないものはヘテロと呼ぶ。メンデルの法則に従い、ホモ同士を交配した場合は、生まれた個体はすべて劣性遺伝の表現が出たホモとなる。, ペット販売店などで販売される生体のうち、劣性遺伝の形質を持っているが、それが表現されていない個体には、品種名の語頭に「ヘテロ」の単語が付加される。また、ヘテロ同士を交配すると、表現が出るホモの他に、表現が出ないヘテロとノーマルも生まれるが、ヘテロとノーマルは外見では区別ができないので、ヘテロの可能性があるという意味で、まとめてポッシブルヘテロと呼ばれる[28][52]。, ヒョウモントカゲモドキの飼育下繁殖では、産まれた子のうち50パーセントが親の形質を受け継いでいれば優性遺伝(ドミナント)とされる[29]。新たなモルフが簡単に作出できる使い勝手のよい遺伝形式であり、発見されたドミナントモルフはすぐに世界中に広まる[58]。, 共優性遺伝(コドミナント)はボールパイソンの品種で知られてきた遺伝形式で[28]、コドミナント同士を交配すると、さらに親とは外見の違う個体が25パーセントの確率で誕生する。このような個体はスーパー体と呼ばれる。スーパー体同士を交配すると、次世代は必ず分離し、元のモルフに戻る[62]。共優性遺伝にヘテロは存在せず、劣性遺伝ではヘテロ同士を掛け合わせるとホモが生まれることがあるが、共優性遺伝ではそのような現象は起きず、生まれた孫世代はすべてシブリングと称され、単なる兄弟という扱いになる[28]。, 目の形質には、銀灰色の虹彩に縦に細長い黒の瞳孔を持つノーマルアイのほかに、虹彩まで黒いエクリプスや、虹彩の中に瞳孔が滲み出したような模様のマーブルアイ、エクリプスから派生したアビシニアンがある[65][87]。, エクリプスのうち、スーパーマックスノーに代表される黒目をソリッドアイ、ラプターやディアブロブランコなどに見られる赤目をルビーアイ、瞳の縦半分がノーマルで残り縦半分がソリッドとなる形質をスネークアイと呼ぶ。エクリプスは瞳全体が濡れたような黒または赤一色に見えるが、よく見ると同じ色の虹彩と瞳孔がそれぞれ確認できる。スネークアイの個体は、正面から見ると寄り目に見え、愛嬌がある表情を見せる。形質の出現は不規則で、スネークアイ同士の交配からソリッドアイが生まれることがあり、その逆もまたあり得る[65][87]。エクリプスの因子が入ったモルフには、ノヴァ、ブラックホール、ギャラクシーなどのように、慣例として天体に関する用語が名称に用いられる傾向にある[80]。, アビシニアンは虹彩の網目模様が赤く、血走った目をしているように見える。コンボモルフに活用され、ギャラクシーというモルフにはアビシニアンの形質が組み込まれている。遺伝については不明な点が多い[51][65]。, 尾に濃いオレンジ色が乗った個体は、ニンジンに見えることからキャロットテールと名付けられる。キャロットテールの定義は明確ではないが、概ね尾の表面積の15パーセント以上が濃いオレンジ色であれば、キャロットテールとされる[88]。, アルビノでありながら明瞭な黒色の模様を持つ個体や、通常では見られない発色をする個体はパラドックスと呼ばれている。パラドックスとされた形質は遺伝しない。作出初期のギャラクシーに見られた黄色の斑紋もこれにあたる[16][89]。, 流通している個体の9割近く[90]がアメリカやヨーロッパ、日本国内の飼育下で計画的に繁殖された個体(CB)である[21][14][3]。1980年代までは主に自然下で捕獲された野生個体(WC)が流通していたが、生息地が紛争地帯や政情不安定な地域のため、野生個体の流通は減少した[3]。2000年代では野生種に近い豹紋柄の個体、いわゆるノーマルの流通も少なくなり、主流はハイポタンジェンリンに代表される、体色の黒点を消してオレンジ色を強くなるようにした改良種である[21]。生体はペット販売店での購入や、国内外のブリーダーが集まる爬虫類の展示即売会などのイベントでブリーダーから直接購入するなどで入手できる[91]。孵化したての幼体より、ある程度育った個体の方が飼育し易い[92]。, 他のトカゲモドキの種に比べて陽気な性質であり[9]、動作が緩慢でおとなしいため、ハンドリングが可能である[90]。ハンドリングをする際は自切や怪我などの事故に注意し、生体の全長が10センチメートルを超えるまではハンドリングを行わないようにする[93][94]。, 飼育容器(ケージ)は、生体が逃走できないものであればどのようなものでもよい。ケージの広さは幅が生体の全長の倍、奥行きが全長と同等程度であれば問題ない[15]。ヒョウモントカゲモドキは低温に強い種であるが、パネルヒーターなどでケージの底面を温め、ケージ内の温度は摂氏25度を下限、摂氏40度を上限として、低温部を摂氏28度、高温部を摂氏32度に保温するのが最もよい。タンジェリン系やアルビノ系、パターンレス(リューシスティック)系の品種は、低温の環境に晒されると体色が黒ずむので、これらの品種は美しい体色を維持するために、ケージ内を摂氏33度前後にする[56][95]。生体が場所を移動して体温を調節できるように、パネルヒーターを敷く面積はケージ底面の半分程度に留め、ケージ内に温度勾配を設ける[96][97]。床材は市販の砂などを使用するが、特に幼体は餌と一緒に砂を食べ、体内で砂が詰まって死ぬ場合があるので、幼体を飼育する場合は床材にキッチンペーパーやペットシーツを用いる[18]。ケージ内にはシェルターを設置し、生体が隠れる場所を提供する[15]。また、脱皮不全を防止するため、ケージの一部に湿らせたミズゴケやヤシガラを詰めた容器を置くか、素焼きのウェットシェルターを用いるなどして、湿度の高い場所を設置する[18]。照明は部屋の明るさ程度で十分だが、アルビノ系でない品種は照明を用いると体色の発色がよくなる傾向がある。逆にアルビノ系は目が悪く、周囲が明るいと眩しくて目が開けられなくなるため、アルビノ系の品種を飼育する際は薄暗い環境にする[93]。夜行性のヤモリのため、紫外線の照射は必要ない[98][99]。, 基本的に本種は単独で飼育する。餌・外敵・交尾相手以外の個体には興味を示さない。複数飼育をした場合、幼体や成熟していない個体は、互いの尾に噛み付いて食べ合うことがあり、生体の大きさが大きく異なる場合も共食いを行う[18]。また、成熟したオス同士は縄張り争いによる激しい闘争を行う。メスは複数飼育が可能であるが、これはオスと違ってメスは縄張りを主張しないことや、食べられない大きさであれば他の個体に興味を示さないことによる[18][100]。他種との同居は、生育環境が類似しており、なおかつ活動範囲が重複しない樹上性の種であれば問題ないことが多い[101]。, 餌はコオロギが基本となる[102]。デュビアやミールワーム、ハニーワーム、ピンクマウスも食べ[93][9][103]、生餌だけでなく冷凍餌も食べる。ミールワームは消化に悪く、栄養に偏りがあり[103]、特に小型のミールワームは、ほとんど消化されずに排泄されることが多い[102]。幼体の頃に食べた餌が好みになる傾向があり、この頃にミールワームやデュビアを餌に使用すると、成長してもそれらしか食べなくなる場合がある[93]。ハニーワームは拒食を起こした際に使用されることが多いが、嗜好性が高く、生体がハニーワーム以外食べなくなることがある[11]。くる病を防止するために、餌には毎回必ずカルシウム剤を添加する[15]。カルシウム剤は餌に添加する以外に小さい容器に入れてケージ内に設置し、生体が好きな時に舐めて摂取できるようにする[93]。給餌の際は、生きたコオロギをケージ内に放すと、コオロギが生体を齧るなどの事故が起きることがあるため、コオロギの頭を潰してから、ピンセットを用いて1匹ずつ給餌した方がよい[102]。大抵の個体はすぐにピンセットから餌を採る[15]。水分は容器に水を入れてケージ内に置くほか、週に2-3回はケージ内の壁面に霧吹きを行うことで与える。生体に霧吹きの水が直接かからないようにする[18]。, 本種を飼育するうえで多く見られる病気やトラブルは、脱皮不全、拒食、くる病、寄生虫である[104]。, 脱皮不全は最も多いトラブルで、湿度不足で乾燥した飼育環境にすると、脱皮後、指先などに古い皮が残ったままになる[105]。脱皮不全を放置すると、指先や尾の先などは古い皮に締め付けられて血流が悪くなり、壊死して欠落する[106]。飼育している個体が脱皮不全に陥った場合は、密閉できるケースに湿らせたミズゴケを敷き詰め、その中に脱皮不全を起こした個体を入れて置くか、個体が溺れない程度の深さにぬるま湯を張り温浴をさせることで、皮がふやけて剥がれやすくなる[107]。, 拒食は飼育環境の温度低下が原因で起きる。幼体で5日、成体で2週間程度餌を食べない場合は拒食を起こしているとされる[11]。, くる病はカルシウム不足が原因で発生する。ヒョウモントカゲモドキの場合、くる病にかかると腰部や四肢が曲がって歩けなくなることが多い[11]。発症した場合、その進行を止めることはできるが、一度変形した部位は完治しないため、予防することが重要である[11]。, 寄生虫はクリプトスポリジウムが一時期、世界中で流行した[99]。クリプトスポリジウムに感染した個体はスキニーテールやペンシルテールと呼ばれ、下痢や嘔吐、拒食などの症状が発生し、急激に痩せて尾が細くなり、最終的に死に至る。糞を経由して伝染するうえに根本的な治療法はなく、基本的に治すことはできない。寄生虫対策として道具の使い回しをしない、使用した道具は熱湯消毒する、複数飼育を避ける、感染した生体は隔離する、信頼できる店やブリーダーから生体を入手するなどがある[99]。, 日本では本種が在来種のトカゲモドキ類に致死性のあるクリプトスポリジウムの媒介者になる可能性があることから、2005年に要注意外来生物に指定された[108]。2015年には「定着を予防する外来種」のうちの「その他の定着予防外来種」に指定されている(これに伴い要注意外来生物は廃止された)[108]。, 飼育している時、自切する事がある。これの原因は、ストレスであることが多い。特に床材の変化、一匹で飼っていたところを急に複数で飼い出した等の急な飼育環境の変化を嫌うことが多い。