今回は、前回か... 今年度のクラブ担当 GIGAスクール構想を受けて、 Microsoft 、 Apple 、 Google の3大OSメーカーが様々なサービスを出してきた。 専用ページにしないと収まらなくなってきたので、ここに記載していく。 おまけでズームも。 ・十分なスペックの端末を学習者へ提供 子どもにとって席替えはとてもワクワクするものですね。私も小学生の頃、あの人と一緒に座れたらいいな、こんな席だったらいいのになと思いながら、おまじないなんかもしたものです。  今年度は、パソコンクラブを担当しています。もともとパソコンが好きで、中学生の頃からパソコンにのめり込んではや15年近くでしょうか。その間にホームページを作ってみたり(ありがちな黒歴史、サービス終了とともに消えて... ICT機器導入に向けた学校内研修会を実施 ハード、そしてソフトと指導体制という3つが一体となり、取組みを加速していきます。, 「児童生徒1人1台コンピュータ」の実現を見据えた施策パッケージ (文部科学省)より引用, 文部科学省が全国の学校に対し提示したGIGAスクール構想ではありますが、あくまで主体的に進めていくのは各自治体となります。そうすると「どんな端末を使用したらいいのか?」「LAN整備は何をしたらいいのか?」といった最初の一歩でつまずき、対応が後手後手になることが想定されます。そこで文部科学省では、GIGAスクール構想の実現パッケージとして、下の5つを示しています。, 1、環境整備の標準仕様書例示と調達改革 ・クラウドサービス事業者の留意事項追加 など, 3、学校ICT利活用ノウハウ集公表 そこで、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」(令和2年4月7日閣議決定)にて、令和2年度補正予算案において総額2,292億円が計上され、1人1台端末や、家庭でも繋がる通信環境の整備等、GIGAスクール構想におけるハード・ソフト・指導体制を一体とした整備を加速させる方針です。また、当初のスケジュールでは23年度中の1人1台端末配備を前倒し、20年度中の完了を目指すとしています。, 【02.04.08更新】(事務連絡)令和2年度補正予算案への対応について(令和2年4月7日)(文部科学省)より引用, ▼1人1台端末環境で学校教育の姿が具体的にどう変わるのか、3分ほどでまとめられた公式プロモーション動画もぜひご覧ください GIGAスクール構想が文部科学省から打ち出され、それに合わせてタブレット学習機を用意しようという学校が多いと思います。私の学校でも今大急ぎでその動きを始めています。, ただ、あまり知識がないとどのタブレットを導入すればいいか、そしてどのように運用をしていけばいいのか、不透明な学校が多いのではないかと思います。, 私は、以前からこういったガジェットなどに興味があり、授業の中でも様々な端末を活用してきました。, iPad(iOS機) Windows機 Chrome book(Android)機, まずは、おそらく学校で導入されているタブレットとしては、一番数が多いであろうiPadからメリット、デメリットを上げていきます。, もうそのままです。おそらくGoogleで「iPad 学校 導入例」とか「iPad 学校 実践」などと検索をすると、それはそれはたくさんの導入例などを確認することができます。, そのために、すでに導入されている学校の事例を聞くことなどもでき、実際に自分の学校にそれが合うかどうか検討することができます。, 今回比較対象としている、「Windows機」「Android機」はそれぞれ、OSを作っている会社とタブレット本体を製造している会社が基本的には違います。(WindowsのSurfaceなどは除く), そのため、先日のHuaweiのように、突然Google Playの使用ができなくなったり、OSのアップデートがサポートされなかったりする可能性があります。, その分、iPadはApple社がOS、ハード共に作っているので、突然のサポート終了ということは考えづらいです。今年サポートが終了した、Windows 7のように長年使用し続けていると流石にサポート終了してOSアップデートもなくなってしまいますけどね。, これも大きな利点です。まず初めに話題に上がるのがおそらく「ロイロノート・スクール」だと思います。, こちらのアプリは、写真やスクリーンショット、手描きのカードなどを繋げて、プレゼンテーションを行ったり、ディスカッションをしたりすることができます。, その中でも、シンキングツールの利用が容易にでき、これにより子どもたちの考えもよりまとまりやすくなります。, もちろん、Android、Windowsでも提供されていますが、使用してみた感じ、シンキングツールに対応していない、エラーによる強制終了が起きやすいなどの欠点があります。, 他にも、日本インフォメーション株式会社様が作成されている、ACシリーズ(アシストクラス)などもとても有用です。, 他に学校に役に立つアプリの紹介を↓の記事で行っているので、合わせて見ていただけると幸いです。, 私も学校でiPadを活用していますが、メモは全てこれで完結しますし、授業の記録もこれがあるととても捗ります。, 子どもたち1人1台iPadがあったら、私だったら子どもたちのノートを電子化したいなと思っています。, 最近のタブレットやパソコン、テレビなども液晶画面の主流は16:9のワイド画面です。ですが、iPadは4:3のブラウン管などの頃と同じ正方形に近い比になっています。, しかし、これだとストレージが32GBしかありません。そのため、クラウドサービスを使うことがほぼ前提になってしまいます。, また前述した、Apple Pencilも買おうとすると、さらに9800円かかります。, こちらは、互換機があるので、それを利用すると3000円ほどで買うことができますので、そちらを検討してもよいかもしれません。, その中でも一番はやはり「Surface」でしょう。しかしこれはべらぼうに高いです・・・, もし学校現場で使うのであれば、Lenovoから出ているIdeapadなどでしょうか。それではメリットとデメリットをまとめていきます。, おそらく学校の現場でもプリントなどはパソコンで作ることが多いのではないかと思います。使用しているパソコンはWindowsが多いと思います。, Windowsのパソコンは日常的に使用している人も多いと思います。そのため、教員がまず使い始めたときに、使い慣れている人が多いというのは大きな利点だと思います。, OfficeもWindowsもどっちもMicrosoftが作っています。そのため、Officeを使用するのであれば、Windowsタブレットはとても使いやすいです。, 例えばPowerpointを使って自己紹介を作ったり、Wordを使って壁新聞を作ったり、Excelでグラフを作ったり・・・, iPad、Android用のOfficeも存在するのですが、やはりWindowsで使うのが一番使いやすいと感じます。, 私は教材のほぼ全てをWordで作成しています。そのため、子どもたちのタブレットがWindowsだったらそれをそのまま使うことができます。, とはいえ、pdf化してしまうなど、iPadであっても対応する方法はあるので、大きな利点とはいえないかもしれません。, もともとパソコン用のOSですから、導入費用は高いです。おそらくWindowsを搭載しているというだけで、価格がかなり高くなります。例えば先程挙げたSurfaceは100000円近くですし、少し価格を抑えられるIdeapadでも45000円です。それでいて性能はiPadのほうが上です。, 安いものもありますが、それを買うと、安物買いの銭失いにつながりかねないので、あまりお勧めできません。, 私は小学生の頃からWin95を使っているほどMicrosoftラバーです。今もパソコン=Windowsです。ですが、タブレットとなると話は別です。, Win8の頃から、タブレット端末が流行り始め、インターフェースをタブレット向けにしましたが、そのせいで、パソコンとしては使いづらくなってしまいました。, Win10では、タブレットモードを搭載したので、それは解消しましたが、このタブレットモードが使いづらい・・・, フォルダ構造とかがあるのがWindowsの利点だと思うのですが、そこら辺もわかりづらく、また、一つの画面に一つのプログラムしか出せなくなるので、マルチタスキングもし辛くなります。, もちろんないわけではないですが、「使いたいな!」と思うものがあまりありません。そのため、私が使っていた時は汎用的に使えるOfficeなどをうまく活用していくような形になりました。, 私のスマートフォンはAndroidです。iPhoneより、やりたいなと思うことが実現できることが多いためです。特に、ウィジェットの機能は私にとっては欠かせないものとなっています。さて、それでは教育現場的にはどうでしょうか。, また、GIGAスクール構想対応のChrome bookのレビューを下記にしましたので、合わせて見ていただければ幸いです。, こちらは25000円ほどで導入可能です。少々ストレージが小さいかとも思いますが、タブレット本体がこの価格で導入ができるのは大変魅力的です。, これも大きな魅力です。家電量販店に行くとAndroidを搭載しているタブレットはそれこそたくさんあります。, iPadでアプリを入れる際にはApp storeを使用しますが、有用なアプリは有料のものが多いです。それに対してAndroidはアプリの数がまずとにかく多いのに加えて有用なアプリも無料で提供しているものが多かった印象です。, これが一番大きな問題ではないかと思います。Android搭載スマートフォンにも言えることですが、OSのアップデートが出た際に、それに対応してくれるかどうかはメーカーがそれに対応したアップデートを出してくれるか次第です。, そのため、場合によっては新しいものでもアップデートがなされない可能性もなくはありません。, 例えば、ロイロノートはiPad用のアプリもあれば、Android用のアプリもあります。, ただ、前述したようにシンキングツールを使うアップデートは今の所iPad用アプリにしか提供されていません。, 他にも、教育用のアプリは両方に対応しているものもあれば、iPadにしか対応していないものも少なくありません。これが後述する内容になります。, 例えばiPadで書いたACシリーズも現状はiPadアプリでしか提供がされていません。, もっとよく探せばAndroidのみで提供されているものがあったり、Androidならではのアプリがあるのかもしれませんが、現状は見つけることができませんでした。, 以上を踏まえまして、私が学校で使用するのであれば、やはり「iPad」を選択します。, いかがだったでしょうか。今回は、私が使用したタブレット端末から教員という立場から見た導入すべきタブレットについて記事にしていきました。, 以上は、あくまで「私だったらこうする」というものです。一つの参考になったら幸いです。, また、次回は、「自分だったらこういう形でタブレットを導入していく」ということを記事にしたいと思います。またお付き合いいただけたら幸いです。, それでは 本日の記事はここまでです。 それではいつものように、今回の記事が参考になったと思われた方、応援してくれる方は、励みになりますので、もしよろしければfacebookやtwitterでのリンクのシェアをお願いします。, […] 【徹底比較】学校で導入すべきタブレット機種、iPad VS Windows機 VS Android機 […], 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 2011年4月から小学校教員として働き始める。今年度(2020年度)で10年目。